世界一不味いと評されるアメの「サルミアッキ」は何故不味い?!多くの人が不味いと言うけど、もしかしたらはまるかも?!

サルミアッキ
アメと言えば、甘くて美味しい食べものとして多くの人に人気のあるお菓子になりますが、世界には、かなり不味いアメも存在しているのです。

不味いモノは食べたくないと思うでしょうが、世界一不味いと言われたらなんだか挑戦して食べてみたくなる人もいると思います。

世界で一番不味いと言われているアメは「サルミアッキ」と言う名!サルミアッキ知っていますか?

飴

☆サルミアッキとはどんなアメ?!

日本では、世界一不味いと言われているアメの色であるサルミアッキは黒色をしています。日本にも黒色の黒糖アメがあるので、色には抵抗がありませんよね。

黒糖アメと言われたら、ほとんどの人が信じて食べてしまうのではないでしょうか?

そんな、サルミアッキの味は、ゴムの味と評され、口に中に入れるとゴムのような味の中に若干のしょっぱさと甘みとアンモニア風味が入り、また少々の苦みもあります。

もはや聞いただけでも不味そうな味になっており、まずゴムの時点で食品ではないし、アンモニア風味と苦みがするのだから厄介なアメだということが理解できると思います。

SALMIAKKI

☆サルミアッキの何が不味いのか?

サルミアッキは、リコリスと呼ばれる植物の根と塩化アンモニウムを加えた独特の味のアメで、この二つの成分が世界一不味いといわれる理由であり、リコリスも塩化アンモニウムもどちら共、日本人には不味いのです。

○甘味料のリコリスが日本人に合わない!

リコリスはハーブの一種で甘みがあり、甘味料として使われていますが、このリコリスがゴムのような味わいであり、日本人の口に合わないのです。

そして、リコリスが入ったお菓子の多くは、グミのような弾力があるものが多く、タイヤを噛んでいるように感じるのです。

リコリス入りの菓子は、サルミアッキよりも入手しやすいので、リコリス入りの菓子を食べてみて、口に合わなければサルミアッキはやめた方がいいでしょう。

○塩化アンモニウムも口に合わない!

サルミアッキからアンモニア風味がする理由は、塩化アンモニウムが入っているためで塩化アンモニウムはアンモニアと塩化水素が結合した物質になります。

通常のアンモニアよりも臭いがなく、開封した程度では臭いは感じられませんが、食べると口の中にアンモニア風味が広がります。

また、塩化アンモニウムの味は苦みがあるため、サルミアッキの苦みはここからきています。

塩化アンモニウムは、臭くて苦いという日本人が美味しいとは思うことがないような味をしているのですね。

リコリスも塩化アンモニウムも日本人の口には合わず、相乗効果でより不味くなるという日本人が世界で一番不味いというアメになるのです。

アメ

☆そんなに不味いアメが存在する理由

サルミアッキが、そんなに不味いアメなら、興味本位で一度は食べてみたいと思うかもしれませんが、何度も買う人はいないと思うから存在する理由が無いような気がしますが、フィンランドなどの北欧の一部の地域では、サルミアッキは、子供から大人まで好んで食べるアメなのです。

つまり、サルミアッキは、販売している地域では不味いと思われておらず普通に食べますし、アイスに入っていたり、お酒に入れて飲んだりもすることもあるので、現地では日本人の味覚が変だということになります。

日本人は、リコリスの味が嫌いな人が多いのですが、アメリカなどではサルミアッキは食べられていませんが、リコリスの菓子は食べるので、世界的にリコリスが嫌われているわけではありません。

しかし、リコリスが好きでも、サルミアッキは嫌いという外国人も多いといわれています。

☆サルミアッキが世界一不味いのは日本人の主観!

世界で一番不味いアメのサルミアッキは、世界一というのはあくまで日本人の主観によるもので、場所によっては美味しいお菓子であり、他の場所では、世界一不味いというほどでもないのかもしれません。

多くの日本人にはリコリス菓子も口に合いませんが、リコリス菓子自体はアメリカなどでも食べられておりゴムのような味は意外と人気なのです。

サルミアッキを不味いというのは、外国人が日本の納豆や梅干しが苦手なのと同じようなモノなのです。

人間一人一人の味覚は違います。多くの人が嫌いでもあなたは、はまるかもしれませんので、サルミアッキを食べてみたい方は、是非挑戦してみてください。

私は先日、もしかして、私の先祖には北欧の人がいて、その血がサルミアッキを求めているのでは?と思いつつサルミアッキを食べてみましたが、やはり私も多くの日本人と同じく不味かったので二度と食べることはないでしょう。

しかし、月日がたてば、またサルミアッキがどんな味だったかな?と思いサルミアッキを食べるかもしれませんが。(*^▽^*)

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