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害虫を根絶することができる方法「不妊虫放飼法」?!害虫を根絶させる不妊虫放飼法って一体なに?

不妊虫放飼法
生活していれば、ハエが飛んで鬱陶しい!蚊に刺されて最悪!ゴキブリと対面して驚愕!ムカデに恐怖!ということが、何度もあると思います。

少数ですが、ハエが飛んでいても微笑ましい、蚊に刺されてこの痒さがたまらない、ゴキブリが可愛いと思う人もいるかもしれませんが・・。

 

多くの人は、ハエや蚊、ゴキブリのことが嫌ですよね。

ちなみに、北海道では、冬の寒さによりゴキブリが生息できないので、北海道で生まれて育っている人は、ゴキブリと対面して驚愕したことは無いと思います。

そんな多くの人に嫌な思いをさせる奴らを、人々は「害虫」と呼んでいるのです。

 

その害虫とは、人に悪影響をもたらす虫などの生き物のことで、ゴキブリやハエ、蚊など多くの害虫と呼ばれる生き物が存在しています。

多くの人間が害虫を忌み嫌っているのですが、それにはいろいろな理由があります。

害虫には、農作物を食べてダメにする害虫もいますし、蚊や蜂のように人を刺して危害を加える害虫もいます。

 

こいつら害虫を根絶やしにしてやると思い、殺虫剤をばらまいても、奴らを根絶させることは不可能です。

なぜなら、害虫は生息数が多く、広く生息しているので、多くの人の手を借りたとしても害虫を根絶させるのは、ほぼ不可能なのですね。

「害虫は根絶させることは不可能なの?」と思うかもしれませんが、不妊虫放飼法を行えば害虫を駆除することが可能だと言われているのですよ。

ハエ

では、不妊虫放飼法は、一体どうやって害虫を根絶させるのでしょうか?

〇生殖能力の無い害虫をばらまく不妊虫放飼法

不妊虫放飼法とは、子どもを作ることができない害虫をばらまくことによって、次世代の害虫を減らし、最終的に根絶されるという方法です。

不妊虫放飼法は、害虫を根絶することができる唯一の方法と言われており、害虫を根絶させようと思ったら不妊虫放飼法しかないのです。

知らない周りから見たら「なぜ害虫をばらまくの?」と思うかもしれませんが、不妊虫放飼法をすれば害虫は徐々に減少することになります。

 

一般的にメスの害虫を飼育し、育てて害虫に放射線を浴びせることによって遺伝子を破壊し、不妊虫を作り出します。

そのほかには、遺伝子操作を行って不妊虫を作り出す場合もあります。

ただし、少量の不妊虫であれば、害虫が減少しないので、大量の害虫を生産する必要があります。

もちろん、害虫の成虫は一時的に増えることになりますが、次世代の害虫が生まれなくなるので、最終的には減少して根絶することができるということですね。

 

なんと、日本でも沖縄で、ウリミバエを不妊虫放飼法で根絶させています。

ちなみに、ウリミバエは日本の固有種ではなく、海外から侵入してきた外来種になります。

 

ムカデ

☆不妊虫放飼法はできないこともある!?

不妊虫放飼法は、害虫を根絶することができる唯一の方法と言われているのですが、不妊虫放飼法ができない場合もあります。

例えば、飼育して生産することが難しい害虫は、不妊虫を生産できないので不妊虫放飼法を実行することできません。

他にどんな害虫が不妊虫放飼法を行うことができないのでしょうか?

 

○成虫に害があると被害が倍増するから不妊虫放飼法は難しい?

不妊虫放飼法は、不妊にした害虫をばらまくことによって次世代の害虫を減少させる方法です。

だから、不妊虫放飼法を行っている最中は、害虫の成虫は減少するどころか、一時的に増加してしまうことになります。

そのため、成虫が問題となっている害虫の不妊虫放飼法を行うと、被害は減少せずに増加してしまうことになるのです。

 

だから、不妊虫放飼法を行うことができる害虫は、幼虫の時に害が大きく、成虫では害が少ない害虫が一般的です。

しかし、片方の性別のみ害がある害虫には、不妊放飼法を使用することできます。

例えば、蚊はメスしか吸血しないので、不妊オス蚊を放飼しても人は刺されませんので、蚊は増加しても悪影響がでないので、不妊虫放飼法をしても問題ないのですね。

 

蚊

○不妊虫放飼法は害虫の生息地域が広く移動性が強いと難しい?

不妊虫放飼法が向いている害虫は、局所的に生息しており、あまり移動しない害虫になります。

生息域が大きくなると根絶が難しく費用がかさみますし、移動する害虫は根絶しても何度も同じ地域に侵入する可能性がありますので、根絶しきれない場合があります。

さらに、特定のペアにならず何度も交尾を行う害虫も根絶が難しい昆虫になります。

ゴキブリ

ちなみに、最も嫌われていると思われる害虫であるゴキブリは、生息域が広く移動性も強いので、不妊虫放飼法では根絶できないとされています。

日本に生息しているゴキブリは数百億のゴキブリが生息しているといわれているので、不妊虫をばらまこうと思うと、数百億のゴキブリを日本中にばらまくことが必要になります。

生息域が広く移動性も強いし数も多いすぎるので、ゴキブリに不妊虫放飼法は難しいのですね。

私もゴキブリが嫌いですが、ゴキブリを日本から根絶させるのは無理なようです。

もしできたとしても、数百億のゴキブリを日本中にばら撒かれるのは、恐怖を感じてしまいますよね。

 

不妊虫放飼法は、良い方法なのですが、適応できない場合も多く存在しているのです。

ただ、不妊虫放飼法を行うことができる害虫は、根絶して被害を減少させることが可能だということです。

不妊虫放飼法は、害虫を根絶することができる可能性のある唯一の方法なのですよ。

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