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「うちわ」「扇子」の違いは?「うちわ」「扇子」で涼しくなる!暑くなる?!

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夏になると「うちわ(団扇)」「扇子」が思い浮かぶ人も多くいるのではないでしょうか?

うちわの起源は古代エジプトと言われていますが、うちわは中国から日本に伝わってきたんです。

そして うちわが日本に伝わった後に日本で扇子が生まれたんです。

何となくですが、和風な感じのする扇子は、やはり日本発祥ってことなんです。

 

うちわや扇子は、現在では手であおいで風を送る道具として有名ですが、昔は他の用途にも使用されていたんですよ。

うちわは、虫を追い払うために使ったり、威厳を与えるために顔を隠すために使ったり、悪気を祓うものとしても使われていたんです。

 

そして 扇子も神事や儀式に使用されていましたし、舞踊などでも使われているんです。

涼しくするための道具だと思っていた うちわや扇子には、他の用途があったんですね。

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では、同じような効果をもたらす「うちわ」と「扇子」の違いを簡単に比較してみます。

〇「うちわ」と「扇子」の違い

うちわと扇子の大きな違いは、扇子は折りたためるということです。

扇子は折りたためることで、持ち運びしやすく便利だといえます。

 

そして 扇子の方が繊細さを感じますし、「粋」だと感じてしまうのは、私が日本人だからでしょうか?

しかし うちわの方が頑丈で持ち手の部分が長いので、風を送るという部分ではうちわの方が優れているといえます。

だから 「うちわ」「扇子」共に優れている部分があるということですね。

 

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〇「うちわ」「扇子」は、なぜ涼しくなるのか?

私たちの体の周りには空気の層があります。

私たちの周りに存在している空気層の温度によって、暑いか寒いかが決まってくるんです。

そして 私たちは常に体温を発しているので、体の周りは通常外気より暑い状態になっています。

夏には特に、体温と汗によって湿度と温度が周りの空気よりも高い状態に保たれてしまうので、うちわや扇子であおぐことにより、体の表面の空気の層が風によって飛ばされて湿度と温度の低くなるので、涼しく感じるんです。

だから あおぐのを辞めるとすぐに元の暑さに戻ってしまうんですね。

 

ちょっとうちわと扇子の話とずれますが、暑さに大きく関係する湿度について少し説明。

〇湿度が大きく暑さに関係する

なぜ湿度が高いと暑く感じるのかを知っていますか?

湿度が高い状態というのは、空気中に水分が多いということです。

暑いと汗をかきますが、その理由は、汗をかいて蒸発させることによって体温を下げるためなんです。

水は蒸発するときに周りの熱を奪う性質があり、蒸発して水分が熱を奪うことを気化熱といいます。

 

暑いから涼しくするために、汗をかいて汗が蒸発すると体の熱を奪っていくのですが、湿度が高いと、空気中に水分が多いので思うように蒸発できないから、余計に暑さを感じてしまうんです。

湿度とは、空気中にどのぐらいの水分が入るかを示したもので、湿度60%なら空気中にあと40%しか水分が入りませんよという意味になります。

つまり湿度が高いとそれだけ水分が空気中に入らない(蒸発しない)ということです。

だから 湿度の高い空気に覆われてしまい、汗は蒸発があまりできないので、涼しくなりにくいということです。

暑くても湿度が低いほど、汗は蒸発しやすく快適に過ごすことができるということです。

 

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〇「うちわ」「扇子」は、本当に涼しくなっているのか?

うちわや扇子は、手であおいで風を送って涼むためのものですが、こう感じたことはないでしょうか?

うちわや扇子であおぐと、あおいだ周辺は涼しくなっていることは感じますが、その分あおいでいる腕が熱くなって疲れているのを感じてしまうと思う人もいると思います。

だから 私はうちわや扇子で本当に涼しくなっているのか疑問に思うことが何度もありました。

誰かがあおいでくれるのであれば涼しくなると思いますが、自分であおいだのであれば筋肉の運動によって熱を発するので、最終的には体をより熱くしてしまい悪循環なのではと考えたこともあります。

 

しかし うちわや扇子であおぐと体の温度が少し上がるようですが、それ以上にあおぐことで涼しくなると言われています。

うちわや扇子をあおぐことが1とするなら、うちわで涼しくなるのは2とされており、うちわや扇子は、涼しくなるということなんです。

うちわや扇子は、運動によって暑くなるが、涼しくしてくれる方が勝つということになるので、暑いときはうちわや扇子を使ったほうがいいってことですね。

しかし うちわや扇子は、冷房のように冷たい空気を作り出す機能は無いので、あまりにも暑いときには、効果があまり無いと言われています。

 

〇「うちわ」「扇子」は逆効果になるかも?!

うちわや扇子は、体の周りの空気の入れ換えにより、涼しくなると説明しましたが、だから うちわや扇子が最も涼しさをもたらしてくれるのは気温が低く、湿度が低いときです。

つまり湿度や温度が高ければ高いほど、うちわや扇子の効果が下がってしまうということです。

だから うちわや扇子は、私たちが暑いと感じれば感じるほど効果が下がっていくことになります。

 

さらに 気温が35度以上になると、わざわざ汗で温度を下げた体の周りの空気を吹き飛ばし新しい暑い空気を送ることになるので、逆に暑くなるということにもなるんです。

つまり気温が35度以上の時の風は涼しくならないので逆効果だということです。

だから 気温が35度以上の時に、うちわや扇子を使ってあおいでも、効果が無い以上に筋肉の運動によって暑くなりますし、暑い空気を送ることになるので、さらに暑さ倍増になってしまうということですね。

うちわや扇子は、気温が35度以下のときにしか使わないほうがいいってことです。

 

うちわや扇子を35度以下のときに使って、夏を涼しく快適に暮らしてみてはいかがでしょう?

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