あなたの「もの忘れ」大丈夫ですか?そのもの忘れは認知症?脳を鍛えることで「もの忘れ」を軽減できる?!

もの忘れ
あ~ いま何をしようとしていたのか? ガスの元栓を閉めたかな? 挨拶されたけど、あの人の名前は?

あなたにも心あたりがありませんか?

いろいろな場面で思い出せないということは、若い世代でもあることです。

この「もの忘れ」の特徴は、「経験したことの一部を忘れている」ということです。

そして、何かの拍子にまた思い出したりもします。

この「もの忘れ」は、誰にでもありますし加齢によるものが大きく、年齢と共に筋力や体力が衰えると同じで、脳の老化により起きるものですので、「もの忘れ」は認知症ではありません。

でも、認知症でも「もの忘れ」という症状が起きます。

では、健康な人でも起こる加齢による「もの忘れ」と認知症による「もの忘れ」とは違いがあるのでしょうか?

認知症

〇もの忘れの違い!「加齢?」それとも「認知症?」

最近、益々もの忘れが多くなってきたなど、認知症ではないかと心配になりませんか?

加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れには違いがありますので、もの忘れが気になる方は、特徴・違いを知っておくと、安心できますよね。

項  目 加齢によるもの忘れの場合 認知症によるもの忘れの場合
自 覚 物忘れが多いことの自覚がある 物忘れが多いことの自覚がない
記 憶 経験したことの一部を忘れる 経験したことの全部を忘れる
症状の進行 進行しない 進行する
日常生活への支障 さほど支障はない 支障をきたしている
具体例 ごはんに何を食べたかを忘れる ごはんを食べたことを忘れる

このように、認知症によるもの忘れと、加齢によるものとは明らかに違いがあります。

認知症によるもの忘れは、自覚症状がないため自らが気づくことが難しいと思われます。

そのため進行してから、周りや家族がおかしいことに気づき、そして家族に付き添われて受診するのです。

もし家族の方で「認知症によるもの忘れ」の項目に当てはまれるものがあれば、早めの受診をおすすめします。

脳の老化

〇脳の老化は20代から始まっている?!

もの忘れの原因の多くは、加齢によるもので、年齢を重ねるとともに脳の細胞が減少していくためです。

そして恐ろしいことに、脳の老化は20代から既に始まっているのです。

さらに60代になると老化による記憶力の低下に加え、判断力や適応力も低下するため、益々もの忘れがひどくなります。

でも、60代の全員がもの忘れがひどい訳ではないですよね。

肌年齢とか血管年齢とか、実年齢とは別にその年齢をいうことがありますよね。

脳だって年相応でなく、実年齢より老化が進んでいる人と若々しい脳の人がいるのです。

なぜ脳が実年齢より若々しく「もの忘れ」をしないような人がいるのかというと、それは生活スタイルや脳を使っているなどが大きく影響をしているのです。

生活スタイルや脳を使うことで脳を活性化して、脳を若く保つことができるのです。

脳を活性化

〇脳を活性化させ若返らせるには・・・

過度な飲酒や喫煙は、脳の認知機能を著しく低下させると言われているので、脳を活性化させたければ禁酒・禁煙をした方がいいかもしれません。

そして脳の老化を促進させる原因の一つに不規則な生活、睡眠不足などなあります。

仕事に忙しく疲れがたまり、睡眠不足になると、集中力が低下していきます。

さらに、ストレスにより、記憶力も低下し、もの忘れがひどくなるといった悪循環に陥ってしまうのです。

しかし、普段の生活の中で工夫することで、脳を活性化させることも可能です。

たとえば、少し前はナンプレという数独パズルが、脳を鍛える究極のパズルとして流行っていました。

最近では、スマートフォンで脳トレのアプリがあり、楽しみながら脳を鍛えることができます。

また、よく噛んで食べる、有酸素運動をする、芸術にふれるなども脳を活性化させると言われています。

そしてリラックスできるもの、癒されるものや興味を持ったことに挑戦することが大切だと思います。

さらにストレスを溜めないことも大切です。

ちょっと疲れたなと思ったら、ゆっくりお風呂に入ったり、ぐっすり眠ることも脳にはとてもよいのです。

脳も体も、少しの心掛けによって若々しくいられるのです。

脳の老化は、避けることが出来ない事実であり、ストップさせることは難しいですが、日常生活で意識していくことで、脳の老化スピードを遅くすることは可能です。

健康で若々しい脳をキープし、人生を楽しく暮していけたら素晴らしいですよね。

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