高齢化社会になって、いろいろな問題が生じていますが、その中でも介護問題が大きく取りざたされています。
そして介護で問題とされるのが認知症です。
高齢になり体が不自由になって介護が必要な人も多くいますが、それに認知症が伴うと介護する側は、もっと大変になるのです。
私も祖父が認知症になった経験があり、認知症になると急に騙されたなどと言って怒りだしたり、お漏らしや勝手に外にでたりと、いろいろと大変な現状をみてきました。
認知症になれば、話をしても忘れてしまいますし、長年一緒に暮らした家族ですら忘れてしまいます。
だから、一生懸命に認知症の方を介護をしても感謝もされませんし、罵倒されることも多々あります。
さらに、体が元気で認知症になれば、今までは温厚だった祖父母が暴力的な行為をするようにもなりますし、一人で家をでていき探さなければならないなど、いろいろな問題が生じます。
誰もが老いますし、老いれば認知症になる可能性が上がりますが、認知症になれば、周りの人に多くの迷惑をかけることになるのです。
だから、自分のためにも大切な人のためにも、なるべく認知症にならないために努力をする必要があるのではないでしょうか?
そして、自分自身は認知症にならなくても、家族や親、祖父母などが認知症になり大変なことになることもあるのですよ。
だから誰もが認知症について知っておくべきだと思います。
では、認知症のことを知っていきましょう。
〇認知症は早期発見することが何よりも大切!?
認知症とは、老化や何らかの異常により、脳の細胞が減って記憶力や判断力に障害が生じる病気です。
認知症の初期症状で代表的なことは、物忘れですが、誰でも多少は物忘れをするので、その症状が認知症なのかを判断することが難しいのです。
その他の症状としては、やる気がなくなる、不安感が強くなる、怒りっぽくなる、食べる量が増えるなどがあります。
しかし、認知症は、初期であれば、あまり気づくような症状がありませんので、認知症なのかを判断するためには、それなりに周りの人間が気にかけておかなければ気づかないのです。
認知症は、今は治療をしても完全に治すことができる病気ではありませんが、治療をすれば認知症の進行を遅らさせることができるのです。
だから、認知症を早期で発見することは、少しでも長い間、笑顔で認知症になった人や周りの人がいるためにも大切になるのですね。
もし認知症になった場合は、認知症を早期で発見して治療をすることも大切ですが、できれば認知症にならないように予防することの方が大切だと思います。
認知症にならないために予防することはできるのですよ。
では、認知症の予防するための方法を紹介していきます。
☆認知症の予防法はある?!
人間だれしも年齢を重ねると老化して、認知症になる可能性がありますが、認知症にならないで老後を楽しく暮らしている人たちも多くいます。
そんな人たちを見習って、認知症にならずに老後を楽しく暮らすためにも、認知症の予防をしてみてはいかがでしょう。
〇認知症を予防する方法
・認知症を予防する食材
認知症を予防する食材としては、EPA・DHAを含む青魚(サバ・イワシなど)やビタミンC・ビタミンEを含むフルーツ、野菜が有名です。
そして、キノコや海藻、納豆なども認知症の予防する食材といわれています。
基本、血液をサラサラにすることが、認知症を予防につながるということのようです。
そして、食事のときには、良く噛むことも脳への刺激になりますので認知症の予防に大切です。
だから、認知症の予防には、健康に良さそうなバランスの良い食事と良く噛んで食事することが大切だということですね。
・認知症を予防するためには適度な運動
基本、健康のために大切だといわれている適度な運動は、認知症の予防にも大切です。
適度な運動をすることで、体の血流も良くなりますし、脳も活性化しますので、認知症の予防になるのです。
でも、運動っていっても苦手だし、時間が無いという人もいると思いますが、運動といっても、散歩でもいいですし、軽いストレッチでもいいので、無理無くできる軽い運動で大丈夫です。
また、日々の生活で階段を使ったり、乗り物に乗らないで歩くなどでもOKですね。
認知症の予防には、適度な運動を日々続けることが大切だといわれていますので、年齢に適した無理なく出来ることから始めちゃいましょう。
・趣味や脳トレで認知症を予防
趣味があれば、いろいろな人と会話をすることもありますし、いろいろと考えるので脳が活性化されるので認知症の予防になります。
だから、認知症の予防のために趣味を楽しむことが大切なのです。
しかし、趣味が無いという人もいると思いますので、それなら脳トレをしちゃいましょう。
もっとも簡単なのは本を読んだりすれば、脳トレになります。脳を使うことをすれば、脳トレになるってことですね。
そして、脳トレのゲームなどもありますので、ゲームで脳トレをするのも良いと思います。
・ネットで脳トレして脳を鍛えてみてはいかが?!脳トレ以外の 脳を鍛える方法も紹介。
認知症の予防法を紹介しましたが、認知症になる可能性を上げてしまうNGなことがあることを知っていますか?
折角、認知症予防のために努力しても、認知症にNGなことをしてしますと、元の木阿弥になってしまうかもしれません。
だから、認知症にNGなことも知っておきましょう。
〇認知症にNGな生活習慣は?!
暴飲暴食・喫煙・運動不足・何もしないなどが、認知症になる可能性を高めます。
食事のことや運動のことは、認知症の予防法で紹介しましたのであまり触れませんが、暴飲暴食や運動不足は、認知症になる可能性を高めるのです。
そして、喫煙は体に悪いということは知っていると思いますが、喫煙することで脳の血流が悪くなり、脳を萎縮させるので認知症になる可能性を高めることを知っていますか。
さらに、何もしないと脳は活性化しないので、脳が退化してしまい認知症になる可能性を高めますので、何でもいいので、何かをしちゃいましょうってことです。
そして、なんと認知症になりやすい人には、特徴があるといわれているのです。(゜Д゜)
だから、もし認知症になりやすい人の特徴に当てはまる人は、とくに注意が必要になりますよ。
〇認知症になりやすい人には特徴があるの?!
1. 真面目すぎる、几帳面すぎる、頑固すぎる性格の人は、認知症になる可能性が高い!
2. 変化を嫌い、新しいことに挑戦せずに安定を求めすぎる人は、認知症になる可能性が高い!
3.過度なストレスをいつも感じている人は認知症になる可能性が高い!
4.歯周病になると認知症になる可能性が高い!
5.社交性が乏しい人は認知症になる可能性が高い!
6.歩くスピードが遅く人や歩く歩幅が狭い人は認知町二なる可能性が高い!?
7.AB型の人はA型・B型・O型の人と比べて、認知症になる可能性が高い??
認知症になりやすい人には上記のような特徴があるようですが、あなたは大丈夫ですか?
改善できることであれば、改善することで認知症のリスクを下げることができるかもしれませんよ。
認知症になれば、自分自身も辛いですし、周りの多くの人も辛い思いをすることになります。
自分の家族が自分のことを忘れて、罵倒することを思い浮かべると辛いですよね。
だから、認知症にならないためにも、できることはした方がいいのです。
そして、もし認知症になっても、早期に発見して治療することで進行を遅らせることができます。
だから、認知症は早期発見をすれば、なるべく迷惑をかけなくてもすむようになるのですよ。
医療の発達により、長寿が可能になってきました。
だからこそ、認知症にならないためにできることをして、健康で長生きすることを目指してみてはいかがでしょう。