多くの独身の人は、結婚に憧れることがあると思いますが、なぜ結婚に憧れるのでしょうか?
それは、多くの人が結婚をすると幸せになれると思っているからだと思います。
しかし、結婚をして幸せだという人も多くいますが、独身でも幸せだという人も多くいるのです。
負け惜しみだと思っている人もいるかもしれませんが、実際に私も独身でとても幸せに暮らしている人を多く知っています。
人は無い物ねだりであり、隣の芝生が青く見える生き物なのです。
冷静に結婚について考えて、自分が幸せを感じることができるのであれば、結婚をすればいいのですよ。
無理に焦って結婚を望んで、結婚できても不幸になる可能性もあります。
そもそも結婚とは、幸せになるためにするものなのでしょうか?
結婚は、幸せな二人が一緒に生涯を添い遂げるためにするものであって、結婚をすることが幸せということではないのです。
だから、結婚=幸せと考える人は、結婚で幸せになることは難しいかもしれません。
自分+相手=幸せ。そして、自分+相手+子供=幸福。という考え方ができれば、結婚して幸せになることができるのではないでしょうか?
でも、結婚したら幸せになれる!と信じている人もいると思います。
だから、結婚することが本当に幸せなのかを考えていきたいと思います。
○結婚が幸せだとは限らない?!結婚神話?!
なぜか世の中では、結婚が幸せだという雰囲気がありますよね。
もちろん。結婚して幸せを実感している人も多くいますが、結婚をしていなくても幸せだと実感している人もいるのです。
しかし、周りからみると結婚をしていない人は、結婚ができない人だと勝手に判断されてしまい、幸せでは無いと思われてしまうことが多いようです。
だから、多くの人は、結婚をしようとしますし、多くの親は、ある程度の年齢になれば子供に結婚をすすめるのですね。
しかし、結婚が必ずしも幸せだとは限りません。
人によっては、結婚することで不幸せになる人もいるのですよ。
だから、結婚が幸せだというのは、誰でも当てはまるものではないのです。
独身が不幸で、結婚している人が幸せであると言われていますが、それは心理学では結婚神話と言われています。神話ってことは、真実では無いということなのですね。
そして、40歳以上の独身者の方が、実は結婚している人よりも幸福であるという研究データもあるようです。
では、結婚すれば不幸せなのかというとそうではありません。
結婚して幸せを感じている人も多くいるので、人によって結婚が幸せであったり、独身の方が幸せであったりするのですね。
では、あなたは結婚で幸せになれるのかを知るためにも、結婚と独身のメリットやデメリットについて少し考えてみるとしましょうか。
○結婚と独身のメリットは?!
結婚のメリットは、家に帰ったら家族がいる・精神的な安心・すべてを相談できるなどがあります。
他にも、親が喜んでくれる・急病のときに安心・子供・一緒に楽しめるなど、上げればいろいろと結婚することにはメリットがあるのです。
そして、独身の一般的なメリットは、時間に余裕がある・収入がすべて自分のものなどがあります。
他にも、何事も一人で決めることができる・仕事や趣味に時間を自由に使える・一人の時間が持てるなどもあります。
このように結婚と独身には、どちらともメリットがあるということなのです。
そして、結婚と独身には、デメリットもあります。
結婚すれば、家族との時間が増えるので自分一人で使える時間が少なくなりますが、一人で寂しいという時間は少なくなります。
逆に独身の場合は、自分一人の時間が多くなるので、時間に余裕ができますが、暇な時間や寂しいと感じることが多くなります。
また、人や男性と女性によっても結婚のメリットやデメリットは変わってくるかもしれません。
だから、結婚・独身、どちらか一方が幸せで良いということではないのですね。
このように結婚にはメリットやデメリットがあるのですが、結婚は、単純なメリットやデメリットを考えてするものでは無いのではないでしょうか?
今はメリットであっても、今後もメリットであり続けるというわけではありませんし、結婚したことによって多くのデメリットが発生する可能性もあります。
だから、メリットやデメリットだけで結婚した場合は、幸せになることが難しいということになります。
そして、結婚への憧れだけで結婚するのも問題です。
現実は厳しい?!結婚しても辛いことがあるし、独身でも辛いことはあるのです。
○憧れの結婚の現実を知れ!
結婚したら、いつも楽しくラブラブで新しい家族が増えて幸せいっぱい。
このように結婚に憧れている人は、かなり結婚に良い期待を持ってしまうのですが、現実はそうなるとは限りませんし、楽しいときもあれば、苦しくて辛いときもあるのです。
だから、過度な期待をしない方がいいのではないでしょうか?
過度な期待により、憧れと現実とのギャップに打ちのめされてしまうことになるかもしれませんよ。
結婚は人生の中の幸せの一部であり、結婚すれば幸せだということではないのです。
もちろん。好きな人と結婚するときには幸せだと感じることができますが、いつも幸せだと思えるかというとそうではないのです。
辛いこともあれば、幸せなこともあるというのが人生であり、辛いことがあるから幸せを実感することができるのですよ。
だから、憧れだけで結婚はしてはいけないのではないでしょうか?
現実は厳しく、いつも幸せな人生を歩んでいる人はいないのですよ。
逆に結婚している人は、独身の人は、自由が多く楽しいと感じるときもありますが、独身者も楽しいときもあれば、一人で辛いときもあるのです。
○結婚はするべき?
結婚をするべきなのか?は、人の価値観によって変えるべきなのかもしれません。
何が幸せなのかは人によって違い、結婚すれば幸せになれるということではないのですね。
結婚すれば幸せになれるという「結婚神話」に踊らされることなく、自分にとって最適な道を選ぶことが大切なのだと思います。
結婚は、一緒に生涯を添い遂げたいと思える人と出会えた場合にするべきであり、結婚は無理にでもするべきものではなく、結婚をしたいと思える人と出会えて、お互いに結婚をしたいと思えば、結婚をすればいいのです。
結婚することが幸せなのではなく、二人が出会い、そして二人の幸せの延長線上に結婚という手段があるということなのですね。
だから、きっと結婚はするべきものではなく、結婚が自分にとって選ぶべき道であれば結婚をすればいいというものなのです。