ミドリムシはとても優秀な生き物?!ミドリムシは世界を救う?ミドリムシは食材や燃料になる?!

雑学

ミドリムシ
多くの人が学校の生物の時間などに習った「ミドリムシ」は凄いのです。

今、きっと注目を集めていると思います。

私が注目しているだけで、世間はそんなに注目していないかもしれませんが、ミドリムシはとても優秀な生き物でいろいろな活用方法があるのですよ。

 

○ミドリムシとは単細胞生物

ミドリムシは、ユーグレナとも言われている単細胞生物(細胞が一つしかない生き物)で、ミドリ色をしています。

見た目そのままじゃん!って突っ込みたくなるぐらいの名前ですね。(*^―゜)

 

単細胞生物で、あることからもわかる通り、ミドリムシは昆虫類ではありません。

私たちが目にすることができる生き物の多くは多細胞生物で、昆虫も多細胞生物になります。

ムシとつくので虫だと思っている人もいるかもしれませんが、昆虫ではないのですね。

ミドリムシは、見た目から気持ち悪いと思う方も少なからずいるかもしれませんが、クロレラと何らかわらないので、気持ち悪がらないでくださいね。

 

そして、多細胞生物と単細胞生物を比べると多細胞生物のほうがはるかに大きく、脳をもっている物も存在しているため、多細胞生物の細胞が複雑で単細胞生物は単純な生き物と思われてしまうところがありますが、多細胞生物より単細胞生物の細胞のほうが複雑な物であるとされているのです。

なぜなら、私たちのような多細胞生物から細胞を一つ取り出したら、取り出した細胞は死んでしまいますし、体から離れて細胞分裂して、どんどん増えていくこともないですよね。

それに対して、単細胞生物は一つの細胞で環境に対応して増殖して生きているのです。

 

このように、一つの細胞でも生きていけるようにできていることから、単細胞生物は多細胞生物より複雑な細胞であると言われているのですね。

多細胞生物の場合は、複数の細胞が集まることで機能し、細胞一つの役割が決まっているという感じなので、多細胞生物の細胞のほうが単純なのだという感じでしょうか。

つまり、単細胞生物である「ミドリムシ」は凄い生き物であるわけです。

 

植物

○植物的で動物的なミドリムシ?!

そして、単細胞生物の中でもミドリムシは特殊な生物になります。

植物と言えば、細胞壁があって葉緑体があるものになるのですが、ミドリムシは植物に必要な葉緑体はありますが細胞壁は存在しません。

つまり、植物の条件の半分だということになります。

 

そして、細胞壁がなくても、動くことができるという動物的な側面も持っているのです。

そのため、ミドリムシは、植物的な面をもった動物的な生き物という感じなのです。

ミドリムシ活用

〇ミドリムシはスーパー栄養素?!

ミドリムシは、植物的で動物的な生き物なので、植物のような栄養素と動物のような栄養素が混ざっています。

だから、とても健康に良い栄養素になるのです。

ミドリムシには、動物のタンパク質のように、必須アミノ酸も入っていますし、魚のように必須脂肪酸も入っていて、植物のようにビタミン類が豊富でありながら、牛乳のようにミネラル分も豊富なのです。

だから、ミドリムシはスーパー栄養素!で、ミドリムシは完璧な食材と言われているのです。

 

○ミドリムシの活用方法は?!

ミドリムシは、食材、健康食品としての使い道と燃料として使い道などがあります。

ミドリムシは、他のどの食材よりも栄養のバランスが良いと言われており、ミドリムシと水だけで人間は生きていけるとも言われるほどなのです。

そのため、ミドリムシは食材としても注目が集められていて、食料危機や栄養不足の世界の子どもをミドリムシが救うとも言われています。

そして、栄養バランスが良いので、健康食品などにも使われています。

ミドリムシには、便秘解消、デトックス効果、美肌効果、リラックス効果など、いろいろな健康効果が期待できると言われているのですよ。

 

そして、燃料としてもミドリムシが注目されているのです。

ミドリムシによるバイオ燃料は、ミドリムシによって二酸化炭素が減少するので、ミドリムシを燃料に使って二酸化炭素がでても、結果的には二酸化炭素を排出していないことになります。

そして、ミドリムシは、きちんと生産を管理することもできて、石油のように枯渇しないので、価格変動のリスクも少ないと言われているので、夢の燃料とも言えます。

地球を救う

さらに、ミドリムシは地球の環境改善にも役立つのです。

ミドリムシによって汚れた水を浄化する研究もされていますし、ミドリムシの二酸化炭素吸収力に注目して地球温暖化対策の研究もされているのです。

 

ミドリムシは人類と世界、地球を救う救世主になるかもしれませんね。

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