耳垢には2種類のタイプがあり、耳垢には大切な役目がある?!毎日の耳掃除はダメ!?

健康

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あなたはどのくらいの頻度で耳の掃除をしていますか?

耳掃除をする頻度は人によって違いがありますが、毎日の耳掃除はよくないんです。

本当は耳掃除は、月に1回ぐらいがいいそうですよ。

私の場合は、綿棒で週に1回から2回掃除しちゃいます。

気持ちいいですからね。

 

☆耳かきと綿棒

日本には耳を掃除する道具に耳かきと綿棒の二つが存在します。

私は綿棒を使用しています。

私が綿棒を使用するのには、きちんとした理由があります。

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海外(アジアでは一部耳かきの文化があります)では、耳かきという文化はあまりないのです。

そんなか日本人が耳かきを使用する理由は、耳垢の質によるものです。

日本人の一般的な耳垢は、乾性耳垢といいます。

 

乾性耳垢は、耳垢が乾燥している状態です。そのため綿棒を使用すると、乾燥しているので、綿棒にはくっつかないので綿棒に押されて奥に入ってしまいます。

それに対して、耳かきなら、耳垢をかき出すので、からめとる必要もないため耳垢を押して耳の奥に入れる心配が綿棒より少ないのです。

 

乾性耳垢以外にも、もう一つ種類が存在します。

それが湿性耳垢です。

日本人には珍しい湿性耳垢の人には綿棒が役立ちます。

 

湿性耳垢はベトベトしているので、耳かきを使用しても固形物ではないのでうまくかき取ることができません。

それに対して、綿棒であれば、ベトベトとした耳垢をからめ取ることができます。

そのため湿性耳垢の人の耳掃除には綿棒が役立つのです。

ちなみに私は、日本人には少ない湿性耳垢なので綿棒を使うのです。

 

耳掃除には関係ないですが、湿性耳垢の人は、汗の臭いが強い傾向にあると言われています。

湿性耳垢になる原因はアポクリン線が活発であるためで、アポクリン線は体臭の原因だから、湿性耳垢の人は体臭に気を付けましょう。

 

日本人の8割が乾性耳垢になります。

これは遺伝によるものです。

 

白人は9割が湿性で、黒人は99.5%が湿性だと言われています。

世界的には、湿性のほうが多いです。

その理由としては、湿性のほうが優性遺伝だからという点と世界的に湿性の遺伝子をもっている人が多いためです。

乾性耳垢の遺伝子と湿性耳垢の遺伝子を両方とも持っている人は湿性耳垢になるようです。

だから乾性耳垢の人は、湿性耳垢の遺伝子を持っていない人になるんですね。

 

湿性耳垢の遺伝子のほうが優性であるため、湿性耳垢の遺伝子と乾性遺伝子の両方をもっていた場合は、湿性耳垢が勝ってしまうため湿性耳垢の人がほうが世界的には多いです。

しかし、日本人のほとんどの人は湿性耳垢の遺伝子を持ち合わせていないため、大半の人は乾性耳垢になります。

 

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耳掃除はしたほうがいいのか?毎日の耳掃除はNG!

耳垢は、耳の皮膚が新陳代謝によって剥がれ落ちたものや耳からの分泌物と、コリなどが混ざりあってできたものです。

そう考えると耳垢は、いらないものゴミと考えてもいいかもしれません。

キレイに掃除した方がいいと思いますし、ゴミはいりませんよね。

 

しかし、耳垢はホコリを固めているだけではないのです。

耳垢はホコリなど人体にとっていらないものをからめとって固めているため外に排出するためにあるのですが、耳垢の材料になる分泌液には他の効果もあります。

耳垢のもう一つの効果が耳の保護と殺菌効果です。

耳垢はホコリをからめとり、固めているものなのですが、それと同時に耳に菌を寄せ付けないようにしてくれているのです。

耳垢が殺菌剤となり、菌が入ってきても感染予防をしてくれということです。

 

そのため、耳垢を完全に取り除くことによって菌に対する力がなくなってしまいます。

耳垢は、ある程度は残しておいたほうがいいのです。

また耳垢はある程度、自分から外に出ていく力もあるそうなので放置しておいてもさほど問題はないんですよ。

 

逆に耳掃除をしすぎると、耳の表面を気づけると同時に耳は殺菌効果を失ってしまうため耳の中が炎症を起こす可能性もあるようです。

耳掃除のし過ぎで外耳炎になることもありますので注意しましょう。

さらに耳掃除をし過ぎると、カビが生えたり、菌が繁殖したりする可能性もあり大変なことになる可能性もあるんです。

 

そのため耳掃除は月一回程度でいいとも言われています。

耳掃除は好きな人は、気持ちいいからもっとやりたいと思うかもしれませんが、耳を傷つけない程度にやさしく、適度に耳を掃除しましょう。

 

○耳の奥まで掃除をするのは危険!

耳掃除をするときは、基本 耳の入口だけでいいのです。

耳垢は勝手に耳の入口まで出てくるので、それを掃除するだけでいいってことです。

耳の奥まで掃除をしないと、耳掃除をした感じがしないと思う方もいるかもしれませんが、耳の奥まで掃除をすると逆効果になる可能性が高いのです。

 

耳を清潔に保つために耳掃除をすると思いますが、耳の奥にある耳垢を掃除すると耳垢になる殺菌効果を低めて耳の中が逆に不潔になるんです。

さらに耳の奥まで、綿棒や耳かきを入れることで、耳の内部を傷つけたり、最悪 鼓膜を傷つけて大変なことになる可能性もあるのです。

だから 耳の掃除をするときは、耳の入口を掃除するだけにしましょう。

 

○耳掃除をする上で気を付けたほうがいいこと

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耳掃除をする上で気をつけてほしいことは膝枕耳掃除です。

私たちは子どもに耳掃除をする際にやってしまいがちなのが膝枕耳掃除です。

膝枕耳掃除は良くないと言われています。

 

特に、乾性耳垢の耳掃除の人は良くないです!

耳垢を外にかきだす際に、耳かきの先のからこぼれおちた耳垢が重力よって耳の奥に落ちてしまいます。

耳掃除をするときは座った状態で耳かきをすうほうがいいのです。

もし膝枕などで耳かきをしてあげているならすぐにやめましょう。

 

耳掃除は、毎日してはダメですし、耳の奥までしてもダメ!さらに膝枕でしてもダメ!耳掃除のし過ぎは逆に耳の中が不潔になりますし、耳の病気のもとになるんですよ。

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