短気を起こすと、人間関係がこじれたり、仕事もうまくいかないなどの理由から、結果的に損をするのは自分だということを意味しています。
私は、昔から母に「短気は損気」「言葉には消しゴムは使えない」「言いたいことは明日言え」などと言われてきました。
すべて、同じような意味の言葉で、短気で後先構わず軽はずみに言葉を発してしまう私に、言葉の重みを感じ、よく考えて行動しなさいと言いたかったのだと思う。
「短気は損気」とは?
「短気は損気」昔からのことわざです。意味としては短気は損だということですね。
今現在も根付いている言葉なのだから、昔の人はすごいな~と素直に感心させられます。
私も死ぬまでに、このような来世まで語り継がれる名言を残したいものです。
あなたにも思い当たることがありませんか?
「カッとなって、発した言葉によって友達を失った」
「どうして、あんなことを言ってしまったのか」
など、後になって後悔したことがありませんか。
そんなときに短気は損気って言葉が、頭のなかを駆け巡った経験は誰しもあるのではないでしょうか?
ならば、短気を改善することで、後悔をなくすことができる!
短気は損気をかけ声に、後悔しない生き方を目指しちゃいましょう!!
では、損をする短気について少し説明をしてみます。
「短気」とは?
辞書で調べると、辛抱ができず、すぐ怒ったりいらいらしたりすることとあります。
あまりいい意味では、使われなさそうです。
あなたは大丈夫ですか?
ちょっとしたことですぐにイライラしたり、怒りっぽかったり・・・思い当たることはありませんか?
周りにそんな人がいたら、仲良くしたいなんて思えませんよね。
短気の人とは、すごく付き合いにくいし、出来ることなら付き合いたくないですよね。
更に、もし自分が周りからそう思われていたとしたら、とても悲しいですよね。
短気は性格だから直らない!?
そう思いがちですが、もしも思い当たることがあるのなら、気を付けることで少しは改善すしますので損をしないためにも、短気を直す努力をしてみてはいかが?
「短気」を直すには?
自分に照らし合わせて考えてみると、若い頃の方が、自分の感情を抑えることができず、爆発しがちであるように思う。
しっかり時間をおいて考えると言わなければ良かったなんてことがよくあるものだ。
そして、発した後に失ったものの大きさに気づき、後悔するのである。
では、怒りの感情について考えてみましょう。
「ムカつく~」「腹が立つ~」など私たちの日常にしばしば現れる怒り。
でも、怒りってそんなに長い時間持続していないとおもいませんか?
そうなんです。怒りの感情は意外にも持続していないのです。
まずは深呼吸をしましょう。そして心の中でゆっくりと数字を数えてみましょう。
どんなに腹がたっていても、大抵10秒もすれば怒りを発した最初ほどの怒りは収まっています。
また、怒りの原因から離れることも効果的です。
一度その場から離れることで、怒りの原因を見つめ直すことができます。
そしてゆっくりと深呼吸をすることで、心を落ち着かせることに成功します。
いずれも、怒りがこみ上げているときに、今 言いたいことを言わず、時間をおいてよく考えて、言葉を選べば失言をすることから免れるということです。
〇信用を無くすのは一瞬!信用を得るのは大変?!
人によっても違いますが、多くの人は簡単に人を信用しません。
だから 信用を築くには、かなりの時間がかかるということです。
しかし 信用を無くすのは、とても簡単で一瞬で信用を無くすことができます。
そんな信用を一瞬で無くすことができるのが「短気」です!
何年もかけて築き上げた信用を、短気という一時の感情によって一瞬で失うことができるのです。
短気って凄いですね。(*^▽^*)
って言っている場合じゃありません。
何年もかけて築き上げた信用を、短気で失っては大変ですよね。
短気はだからダメってことなのです!!
短気にメリットはありません!
怒ることには、タイミングによってはメリットがありますが、短気にはメリットは無いんですよ。
→ 怒っていい事あるの?怒らない方が幸せかも?! 怒ることのメリット・デメリット
だから 短気であると自覚している人は、自分のためにも短気を直す努力をしましょう。
そして自分では短気では無いと思っていても、短気かもしれないと思って行動することも大切かも。
なぜなら 意外と自分の性格を理解できていない人も多いからです。
周りの人は、あなたのことを短気だと思っているかもしれませんよ。
短気では無いと自分で思っている人も、日々「短気は損気」だと心のどこかに潜めておくとよいかもしれませんね。
短気は得るものは何もありませんし、失うものが大きいので悪いことだらけです。
だから「短気は損気」と言うのですよ。
幼い頃、まだそのことに理解できてない私に、刷り込みのように何度も教えてくれた、母。
今、思うと母の愛に感謝です。
その教え「短気は損気」を、今度は私が孫の代まで刷り込んでいく予定です。(*^―゜)