なぜ水蒸気?!って 思われるかもしれませんが、先ほど テレビを見ていた時に水蒸気ことをやっていたために水蒸気に興味が出たんです。
水蒸気と言えば雲や霧を思い浮かべる方もいるとおもいますが、水蒸気は無色透明です。
雲や霧、湯気などの白く見えている部分は水蒸気と混ざった水滴なので液体と言うことになり、気体ではないので水蒸気とは少し違うんですね。
水蒸気には、かなりの力があるのをご存じだろうか?
水は、液体から気体に変る際に 体積が約1700倍に変ります。
数字ではイメージしにくいかもしれませんが、すごく大切が増えるって事は理解していただけますよね。
環境によっても体積は異なりますが、体積がメチャメチャ増えるわけなんです。
蓋のある容器であれば、蓋が空いていれば、水蒸気が外に逃げて大丈夫ですが、もし蓋が閉まっていると、容器が1700倍に膨らまないと容器が壊れしまいます。
そんなに膨らむ容器なんて見たことがありませんよね。
実際に自然現象でも これと同じ現象が起きています。
それが山の噴火です。
噴火にも種類があり、すべての噴火が水蒸気によるものではありませんが、最近起きた、御嶽山は、この水蒸気の爆発的な体積増加によって噴火が起きたんです。
水蒸気によっての噴火といっても マグマが地下水や海水などの水と接触すると急激に大量の水蒸気が発生して、爆発的な噴火現象が起こるって事です。
急激に水を熱くする事で 水蒸気になり体積増加によって噴火が起こるって事なんですね。
そして 噴火するのではないかと言われている箱根山も、水蒸気の爆発的な体積増加によって噴火が起きるかもしれないと言われているんです。
水蒸気が山を噴火させることができるのです。
それだけ水が水蒸気になれば体積が大きくなり、大きな力が発生するのです。
水蒸気の恐ろしさとその力を理解していただけだろうか?
水蒸気は、自然災害も起こしているが 人間の生活にも役立っているのを知ってますか?
人類が今現在、こういった暮らしができているのは水蒸気の力のおかげと言っても過言ではないだろう。
誰もが知っている自動車。自動車の第一号はなんと水蒸気を利用して走っていたんです。
また、機関車も水蒸気を利用して走っている。
今ある、車や電車なども動力源は変わってきてはいえるが水蒸気がなければ、その元となるものが発明されなかったかもしれない。
水蒸気を利用した蒸気機関は、人類の発展に大きく貢献したと言えますね。
液体から気体になった時、体積が増える現象は、ほかの物質でもいえることです。
しかし 常温では液体で、かつ地球に たくさんあるものと言えば水です。
その扱いやすさからも、水が動力源として使われているんですね。
現在の動力源と言えば何だろうか?
そう誰もが当たり前のように使っている電気である。
電気がどうやって作られているかご存じだろうか?
多くの電気は、タービンを回すことによって発電している。
では、タービンは どうやって回っているのか?
もしかして電気?って 思った方もいるかもしれないが、電気を生む為に電気を使っていては、元も子もなくなってしまうので、それは間違いです。
発電の方法によって違いますが、ここでも水蒸気が大活躍をしているんです。
発電の事を思い浮かべてほしい。
その時、一番 最初に思い浮かべたのは何だろうか?
火力発電だと思った方もおられるだろうし、原子力発電、水力発電、風力発電、太陽光発電と思った方もおられるだろう。
日本の電力を発電している発電方法で 最も発電量が多いのは火力発電です。
火力発電は、燃料をそのまま電気にしているわけではなく、水蒸気を利用することよって電気を発電させているのです。
その仕組みとしては、燃料を使って水を温めて水蒸気にする事で生まれる力でタービンを回して発電をしているんです。
そして 原子力発電も水蒸気を利用して発電しているんですよ。
日本で最も発電量が多い火力発電所が水蒸気を離床しているのだから、水蒸気は日本を支えていると言っていいのではないでしょか?
現在でも 水蒸気がないと私たちの暮らしが成り立たないといってもいいのではないだろうか?
水蒸気は、いろいろな事に役立っているんですね。