大抵の人は、仲の良い友達が1人ぐらいはいるのではないでしょうか?
仲の良い友達といると楽しいと思うのは、実は遺伝子的に近いからかもしれないのです。
何だか、初対面なのに初めてのように感じず、どことなく相性が合うと感じて友達になることがあるかもしれませんが、それも遺伝子が近いからかもしれません。
☆同性の友達は遠い親戚の可能性が高い?!
多くの人は、自由に友達を選んでいるように思うかもしれませんが、ある程度は遺伝に操作されて友人を選んでいる可能性があるのです。
なんと、アメリカの研究者が友達同士のゲノムを調べてみたところ、遺伝的に従弟なみの近さの人が多いことがわかりました。
ゲノムとは、遺伝子(gene)と染色体(chromosome)から合成された言葉であり、DNAの全ての遺伝情報のことです。
つまり、あなたの友人はあなたの遠い親戚の可能性が高く、気づかない間に遺伝子が近い関係の人を友人に選んでしまっている可能性が高いのです。
自分で選んだように思っているかもしれませんが、もしかしたら遺伝子によって選ばされているのかもしれません。
だから、友達になったのは運命なのかもしれませんね。(*^―゜)
○なぜ遺伝子的に近い人が同性の友人になるのかはわからない?
遺伝子的に近い人を友人に選んでしまうのですが、それがどうやって選んでいるのか今のところわかっていません。
考えられる理由の1つは、遺伝子的に近い人間は似たような行動や思考になるために、同じ趣味などで同じ場所に集まりやすく友人になってのではないでしょうか。
そして、2つ目の理由としては、直感的に遺伝子的に近いことを理解して、無意識の間に信頼して友達になろうとしていることが考えられます。
結局、なぜ遺伝子的に友達を選んでいるのかは定かではありませんが、遺伝子的に近い人を友人にしようとする能力が人間にはあり、遺伝子的に近い人同士は相性が良いということなのでしょう。
でも、遺伝子的にもっとも近い兄弟や姉妹は喧嘩が絶えないといいますがなぜでしょうね。
もしかしたら、遺伝子で友人を選ぶ検査が近い未来始まるかもしれませんね。
しかし、絶対に遺伝子的に近い人を友人に選ぶというわけではありません。
友人になる人は趣味が合ったり、価値観があったりする人を選びますので、遺伝子的に近くなくても趣味や価値観が合えば友人になる可能性もあります。
運動神経や知能などから遺伝的に選びやすい趣味があるかもしれませんけど・・。
ここまでは、同性の友達、友人の話ですが、異性の場合は逆に遺伝子的に遠い方が好まれる可能性が高いのです。
☆異性は遺伝子的に遠い人が選ばれやすい!?
同性の友人は遺伝子的に近い人が選ばれる可能性が高いのですが、逆に異性間では遺伝子的に遠い人の方が選ばれる傾向が高いのです。
だから、異性に好かれる場合は、その異性とは遺伝子的に遠い存在であるという可能性が高いということなのです。
そして、特に女性の方が相手との遺伝子の関係を察知できるといわれています。
○娘が父親を嫌うのは遺伝子的に近いから?!
女性は遺伝子の近さを臭いで感じ取ることができるといわれており、遺伝子的に近い異性の人の臭いをクサイと感じてしまうようなのです。
そのため、娘は父親と遺伝子が近いために、父親のことをクサイと感じてしまうのです。
特に娘が思春期をむかえると、父親の臭いをクサイと感じる傾向が強くなり、娘に父親が嫌われるのは遺伝子的に仕方のないことなのです。
しかし、娘と父親でもずっと仲良くやっている人もいるので、接し方の問題もあるのだと思います。
だから、女性が嫌な臭いと感じる男性とは相性が悪い!?
人間は少なからず体臭がするものですが、異性の臭いが嫌だと感じる時は遺伝子的に近い存在である可能性が高いのです。
女性は本能的に臭いで遺伝子を判別する力を持っているらしく、臭いが嫌だと感じた時は遺伝子的に近くて相性が合っていないと判断することができます。
○男性は臭いに鈍感である!
女性は男性を臭いで判別できるのですが、男性は女性を臭いで判別する能力がないようです。
そのため、臭いによって相性判断ができるのは女性であり、男性からは相性がわからないようです。
遺伝子っていわれてもピンとこないと思いますが、人間関係には遺伝子が関係しているのです。
相性は、遺伝子だけで決まっていないと思いますが、全然合わない人とは、遺伝子的に無理である可能性があるので、無理に仲良くなるべきではないのかもしれませんね。
生理的に無理!!と言う言葉がありますが、遺伝子的に無理!!って言った方がいいのかもしれません。(*^―゜)
そして、仲のよい上司や部下も遺伝子的に近いのかもしれませんね。