花を贈ったり、贈られたりしたことはありますか?そんなときに花言葉が気になるということはありませんか?
花言葉とは、ギリシャ・ローマ神話、伝説、聖書などから生まれたといわれる花に意味を持たせた言葉です。
日本で使われる花言葉の多くはイギリスから伝わったものです。
そして、一つのお花でもいろいろな意味を持つものもありますし、色によっても意味が変わってしまうものもあります。
だから、花によって花言葉があり意味があるので、花を贈るときには、相手に思いを伝えるためや、嫌な思いをさせないためにも気を付ける必要があるのです。
花を贈るときのためにも、花言葉を学んでみてはいかがでしょう。
では、いろいろな花言葉を紹介していきます。
〇素敵な花言葉の花
・スズラン
スズランの花言葉は「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」。
・ポインセチア
ポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖なる願い」「清純」。
・スミレ
スミレの花言葉は「小さな愛」「誠実」「小さな幸せ」。
・カスミソウ
カスミソウの花言葉は「清らかな心」「無邪気」「親切」「幸福」。
・ヒマワリ
ヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」。
・バラ
バラの花言葉は「愛」「美」「恋」。
・カーネーション
カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」「魅力」「純粋な愛情」。
花言葉には、良い意味ばかりではなく、花によっては悪い意味を持つ花もあるのです。
〇不吉?恐い?悪い意味もある花言葉の花
・アザミ
アザミの悪い意味の花言葉は「復讐」「触れないで」。
・アネモネ
アネモネの悪い意味の花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」。
・スイセン
スイセンの悪い意味の花言葉は「偽りの愛」「うぬぼれ」「自分勝手」。
・アジサイ
アジサイの悪い意味の花言葉は「移り気」「浮気」「自慢家」「あなたは冷たい」。
・ダリア
ダリアの悪い意味の花言葉は「裏切り」「移り気」
・マリーゴールド
マリーゴールドの悪い意味の花言葉は「別れの悲しみ」「嫉妬」
・ムスカリ
ムスカリの悪い意味の花言葉は「失意」「失望」
・オニユリ
ムスカリの悪い意味の花言葉は「嫌悪」。
他の意味もありますが、悪い意味もある花はたくさんあるのです。
だから、花を誰かに贈るときには、悪い意味に取られないためにも、悪い意味の花は贈らない方がいいかもしれませんね。
そして、同じ花でも、全然違う意味を持つ花もあります。
睡蓮(すいれん)の有名な花言葉は、「優しさ」「信頼」「純情」「信仰」「清純な心」などがありますが、なんと睡蓮には「滅亡」という恐ろしい花言葉もあるのです。
不吉?恐い?悪い意味もある花言葉でも紹介した、オニユリには「嫌悪」という意味もありますが「純潔」「陽気」という意味もあるのですよ。
同じ花でも、全然違う意味を持つ花もあるのですね。
〇色によって花言葉が全然違う花
・母の日の「カーネーション」に気を付けて?!
母の日にカーネーションを贈るという方が多いのではないでしょうか?
しかし、カーネーションは、花の色によっては微妙な花言葉のモノもあるのです。
赤色のカーネーションの花言葉は、「母への愛」「深い愛」。ピンクは「女性の愛」「熱愛」。白色は「純粋な愛」。しかし黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」なのです。
・悪い意味もある花言葉の花で紹介した「アネモネ」
アネモネの悪い意味の花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」ですが、赤色は「君を愛す」。白色は「真実」「期待」「希望」などの花言葉もあるのです。
・チューリップは赤がいいかも?!
赤色のチューリップには「愛の告白」「真実の愛」。紫色には「永遠の愛」という良い意味の花言葉がありますが、黄色だと「望みのない恋」などの悪いイメージの花言葉もあります。
・ユリは白ですね。
白色のユリの花言葉は「威厳」「純潔」「無垢」。黄色には「偽り」。オレンジには「軽率」という花言葉があるのです。
同じ花でも色によって意味が異なることがありますので、花を贈るときには注意が必要ですね。
そして、花を贈るといえば、バラというほどの有名な花であるバラには、特に多くの花言葉があるのです。
☆バラ(薔薇)にはメチャメチャ花言葉がある?!
特にバラには多くの花言葉が存在しており、色や本数で意味合いが違ってくるのです。
まずは、バラの色による花言葉を紹介します。
〇バラの色による花言葉
・赤色のバラの花言葉「あなたを愛する」「愛情」「情熱」「美貌」。
・白色のバラの花言葉「純潔」「尊敬」「清純」。
・ピンク色のバラの花言葉「恋の誓い」「可愛い人」「温かい心」。
・オレンジ色のバラの花言葉「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」。
・青色のバラの花言葉「喝采」「奇跡」「神の祝福」。
・緑色のバラの花言葉「穏やか」「希望を持ち得る」。
・紫色のバラの花言葉「誇り」「気品」「尊敬」
・虹色のバラの花言葉「無限の可能性」。
・黄色のバラの花言葉「嫉妬」「不貞」「友情」「平和」。ちょっと悪い意味があります。
・黒色のバラの花言葉「恨み」「憎悪」「永遠の愛」。かなり悪い意味もあるのです。
・赤に白斑のバラの花言葉「戦争」「戦い」悪い意味ですね。
〇バラの本数による花言葉
バラ1本「一目ぼれ」「あなたしかいない」
バラ2本「この世界は二人だけ」
バラ3本「愛しています」「告白」
バラ4本「死ぬまで気持ちは変わりません」
バラ5本「心から喜ぶ」
バラ6本「互いに思いやる」
バラ7本「ひそかな愛」
バラ8本「励ましに感謝します」
バラ9本「いつも一緒にいてください」
バラ10本「あなたは全てが完璧だ」
バラ11本「最愛」
バラ12本「愛が日増しに強くなる」
バラ13本「永遠の友情」
バラ14本「誇りである」
バラ15本「ごめんなさい」
バラ16本「落ち着かない愛」
バラ17本「絶望的で挽回できない愛」
バラ18本「誠意ある告白」
バラ19本「忍耐と期待」
バラ20本「真心あるのみ」
バラ21本「真実の愛」
バラ22本「幸運を祈ります」
バラ24本「一日中思っています」
バラ25本「お幸せを祈ります」
バラ30本「ご縁を信じます」
バラ36本「ロマンチック」
バラ40本「死ぬまで変わらぬ愛」
バラ50本「偶然の巡り会い」
バラ99本「永遠の愛、ずっと好きだった」
バラ100本「100%の愛」
バラ101本「最愛」
バラ108本「結婚して下さい」
バラ144本「何度生まれ変わっても君を愛する」
バラ365本「あなたが毎日恋しい」
バラ999本「永遠」
バラにはいろいろな花言葉があり意味があるのですね。
そして、花にはいろいろな花言葉があり意味があるので、花を贈るときには、花言葉を調べてから贈った方がいいと思いますよ。
折角、花言葉を学んだのだから、誰か大切な人に花を贈ってみてはいかがですか?(*^―゜)