皆さんは、ギャンブル依存症を知っていますか?
ギャンブル依存症とは精神疾患(心の病)の一つでギャンブルに依存してしまう病気です。日本の場合はパチンコに依存してしまう人が多いようです。
知らない人も多いと思いますが、日本は隠れ賭博大国なのです。
誰もが知っているカジノ(ギャンブル)で有名な街であるラスベガスは、カジノによって年間5000億円の利益を上げています。
そして ラスベガスよりカジノ(ギャンブル)によって収益を上げているのが、マカオで年間2兆6000億円もカジノで稼いでいるんです。
カジノ(ギャンブル)といったら、ラスベガス!!だと思っていましたが、マカオの方が上だというのは初耳でした。
カジノといえばといえば、以前 大王製紙の元会長が、会社のお金にまで手を付けてカジノに注ぎ込んだ総額106億8000万円。というのを聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
お金があるから そこまで負ける事が出来るのでしょうが、お金も地位も名誉もある!!大王製紙の元会長ですら、ギャンブル依存症になり、歯止めがきかなくなってしまい、カジノ(ギャンブル)によって人生を台無しにしてしまったんですね。
カジノだけがギャンブルではありません。恐ろしい事実があります。
日本のギャンブルと言えばパチンコです。
パチンコなんてラスベガスやマカオに比べたらたいした事が無いと思っているんではないでしょうか?
確かにパチンコの一店舗一店舗の収益は、カジノに比べれば小さいのですが、すべてをまとめてみると日本のパチンコの収益は、4兆円を超えると言われています。
ラスベガスやマカオのカジノ(ギャンブル)よりも日本のパチンコ(ギャンブル)の方が収益を上げているんですよ。
パチンコだけで、ラスベガスやマカオの収益を超えたことから日本は賭博大国なのだということがわかっていただけたのではないでしょうか。
さらに 日本では、競馬・競艇・競輪・オートレースなどの国が法律で認めた公営ギャンブルもあり賭博大国まっしぐらなのです。
日本は、至るところにパチンコ店がありますし、公営ギャンブルも簡単に出来るからギャンブルが庶民にまで広がっているんですね。
そして 現在、日本では新しくカジノができるという話(カジノ法案)が持ち上がっています。
これによって もしかすると 日本はギャンブル王国になってしまうかもしれませんね。
ギャンブルが悪という考えもあるかもしれませんが、お小遣いの一部で楽しむ程度であれば、ギャンブルを楽しむ事でストレス解消になり悪いといえない部分もあります。
しかし ギャンブルにのめり込んで、お小遣い全部をギャンブルに使うようになれば それは危険です。
ギャンブル依存症への始まりとなる可能性があるんですね。
日本は、海外に比べてギャンブル依存症の患者が多いのです。
ラスベガスで有名なアメリカのギャンブル依存症の患者は成人の0.6パーセント そしてマカオで1.78パーセントという結果でした。
マカオやアメリカの上を行くギャンブル依存症患者の割合が高い国があります。
それが我が国日本です。
日本の成人の4.8パーセントもの人がギャンブル依存症であると厚生労働省が発表しています。
なんとあのマカオの約3倍もあります。
もはや ギャンブル依存症と言えば日本と言う風になってきているんです。
そして 日本の成人男性のうち9.6パーセントがギャンブル依存症であるという結果もでています。
ということは、日本人の男性十人集めると 一人がギャンブル依存症であるということになるんです。
現状でこのような結果になっているのに、もしカジノができると日本のギャンブル依存症はどうなるかわかりませんね。
ギャンブル依存症は、恐ろしい病気です。
ギャンブル依存症になれば、お小遣いでは収まらず 自分の生活費にまで手を付けてしまい家計が火の車となってしまいます。
また パチンコのために借金を繰り返してしまう方もいるんです。
そして 最悪の場合、借金で首が回らなくなってギャンブルが原因で借金地獄に陥り自殺してしまう人さえいます。
自分を制御できない方は、ギャンブルをするべきではないという事です。
まだ ギャンブルをした事の無い人で この記事を見た人がいたなら なるべくならギャンブルに手を出さないことを勧めます。
ギャンブルは楽しい物ですが、とても大きな危険を秘めていますし、自分は大丈夫だと思っていても ギャンブル依存症は、誰でもかかってしまう恐ろしい病気だからです。
もし病院に通ってギャンブル依存症を克服した場合も油断できません。
ギャンブル依存症に一度でもなった方であれば、長期間ギャンブルを立つことに成功しても 少しでも ギャンブルに触れただけで再発してしまう事例が多くあります。
ギャンブル依存症は一生つきあって行かなければならないものです。
ギャンブル依存症の方は、ギャンブルを辞めなくてはいけないと思っている人も多くいます。
しかし 辞めようと思っても 自分でコントロール出来ない状態に陥っているのです。
ギャンブルを辞めなければならないと理解しているのですが、また それがストレスとなってギャンブルに逃げてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうんですね。
自分一人でギャンブル依存症を克服するのは、とても難しいといえます。
ギャンブル依存症は、病気なので 家族の協力や専門の機関に協力を仰ぐべきなんですね。
ギャンブルで生活費にまで手を付けてしまう方や借金を抱えてしまった方は、もっと深刻な事態に陥る前に専門の機関(病院)に相談をする事をオススメします。
☆ギャンブル依存症にならない為に!!
ギャンブルを楽しんで ギャンブル依存症にならないためには、しっかりとした意思を持つ事が大切です。
ギャンブル依存所の予防法としては、ギャンブルをする時は、決めた範囲でしかお金を使わない。
絶対に借金してまで ギャンブルの負けを取り返そうとしない。
また ギャンブル以外のストレス発散方法を見つけるなどがあげられます。
ギャンブルよりストレスが解消できるものは、たくさんあるはずです。
ギャンブルで少し楽しむのであればいいですが、ギャンブルに逃げるのはやめしょう。
ギャンブル依存症は、タバコとアルコールと同じでしっかりした意思を持つことで克服する事が出来ます。
自分の力だけでは難しい場合は、家族や友人、専門の機関(病院)に相談をした方がいいんですね。
ギャンブルは、ほどほどに楽しむ程度ですよ。できればギャンブルは、辞めましょう。