皆さん、唐辛子は好きですか?
私は、七味唐辛子をうどんなど入れて食べるのは好きですが、単体で唐辛子を食べる事はありません。
テレビを見ていると、たま~に 罰ゲームとして使われたりする唐辛子、なぜ罰ゲームに使われるほどに辛いのか気になりませんか?
私は、気になったので唐辛子がなぜ辛いのかを調べてみることにしました。
唐辛子は、ナス科に属します。
唐辛子は、あの紫色のナスの仲間なんです!!
唐辛子の名前の由来は唐から伝わった辛子という意味です。
この唐とは、中国のことではなく外国のことだそうです。
九州と長崎の一部では、唐辛子のことを胡椒と呼ぶ地域があるようです。
そのため柚子胡椒の胡椒は、胡椒ではなく唐辛子のことなんです。
一般的な唐辛子は、熟した物は赤色でよく見る唐辛子で、熟していないものは緑色の青唐辛子と呼ばれて食用として使われています。
また あまり聞いたことがないかもしれないが唐辛子の葉っぱも葉唐辛子と呼ばれ食べることが出来ます。
唐辛子の辛味成分はカプサイシンです。
〇唐辛子は赤いから辛いのではない?!
ちなみに唐辛子の赤色の成分はカプサンチンです。
似ている名前ですが、全く違う成分なんです。
だから 唐辛子は、赤いから辛いってわけではないんですね。
唐辛子は、ラテン語で「カプシカム」と言い、カプセルと言う意味です。
なぜカプセルなのかと言うと唐辛子の中が空洞でカプセル状だからです。
〇唐辛子の効果は?
唐辛子の辛味成分のカプサイシンは血行をよくしたり、発汗を促したりする作用があります。
また 唐辛子などの辛い物を食べると食欲が増進され夏バテの防止にもなるといわれています。
さらに、カプサイシンは、がん細胞の予防効果があるといわれていますし、腸内細菌を整え、体内脂肪の分解促進などの効果が期待されるといわれており、カプサイシンを摂取することによって表寿になる傾向が高いといわれています。
そしてカプサイシンのほかの使い方としてよく使われるのが防犯スプレーです。
カプサイシン入りの防犯スプレーを目にかけると目がひりひりして痛く、涙がでるので、これによって視力を奪うことできるから防犯スプレーとして使われるんですね。
〇唐辛子の食べ過ぎに注意!!
唐辛子を食べると舌や喉 そして胃などに刺激を感じ、脳に大きなストレスがかかるので、副腎からアドレナリンが分泌されるんです。
アドレナリンが過剰に分泌されると大脳辺縁系の扁桃体や海馬が損傷を受けるので、パニック障害やウツや睡眠障害などの精神疾患をわずらう場合があるんです。
だから 唐辛子の食べ過ぎは、体に悪いので注意しましょう。
そして 唐辛子の食べ過ぎは、発がんのリスクが高くなるといわれているので、唐辛子が好きな人には酷な話になりますが、辛い唐辛子を食べるのは、ほどほどにしておいた方がいいんですね。
ふと疑問!なぜ 唐辛子は辛くなったのでしょうか?
それは、鳥以外の野生動物に食べられないための進化なんです!!
なぜ 唐辛子は、鳥以外の動物に食べられたくないかと言いますと、鳥は空を飛んで移動するため行動範囲が広いので、鳥に種を運んでもらえば効率よく増えることができるため鳥以外には食べてもらっては困るから、辛くなったんでしょう。
なぜ 鳥は食べるのに他の動物は食べることができないのかと言うと、鳥以外の動物は、私たち人間と同じように唐辛子の辛さを刺激として理解する事が出来るからなんです。
しかし カプサイシンは、鳥にとっては刺激物にならないので辛くないのです。
私たちが辛くて倒れてしまうような唐辛子を食べても 鳥には辛さがわからないので平気なんですね。
唐辛子がなぜ辛いのか理解できました。鳥以外に食べて欲しくなかったわけなんですね。
人間の私たちが食べてしまって申し訳ない気持ちになってしまいます。
唐辛子の取り過ぎは、健康に害になりますので、取り過ぎには注意して唐辛子を食べましょう。