いつも何気なしに見ているアニメ!きちんと知ってますか?

雑学

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誰もがテレビでアニメを見た事があると思いますが、アニメってどんな物なのかって疑問を持ってみた事ありますか?

私もいままで そんな事を思いもせずにアニメを見てきましたが、日本は、世界を代表するアニメ大国だと思う今日この頃、なぜか 今頃になってアニメのことをちょっと知りたいと思い調べて見る事にしました。

では、アニメについて いろいろと説明していきます。

 

ちょっとアニメの説明に入る前に 漫画(マンガ)=アニメだと 勘違いしている方が私の知り合いでいましたので、漫画とアニメの違いについて説明しておきます。

漫画は、古くから存在し、本来の漫画は、絵自体が面白おかしいものであって物語性などは関係しない物でした。

しかし 現在の漫画は、絵を主体として文字(台詞や擬音)などによって複数の絵と文字を連続的に読むことで物語性を持たせた物です。

だから 漫画は、アニメのような動画でなく、見て読む紙媒体の物をさすので、漫画とアニメは絶対的に異なる物だという事です。

 

では やっと、アニメの意味を説明していきたいと思います。

アニメとは「アニメーション」の略語です。アニメは、コマ撮りなどによって多くの静止画像を使って動きを作る技術のことを言います。動画って事ですね。

アニメーションは、元々ラテン語のアニマからきているのです。

アニマの意味を知りませんよね。アニマとは、日本で「霊魂」という意味です。

 

なぜ アニメが「霊魂」なのかというと、霊魂には命のないものに命を与えて動かすという意味があり、アニメも命がないものに、命を与えて動かしているという感じだからですね。

だから アニメには、製作者たちのアニマ(霊魂)がこもっているわけです。

 

一概に アニメといっても、アニメには、作り方によって種類が違うんです。

アニメは、大きく分けると2つに分類されるんですね。

アニメの分類としては、平面素材と立体素材で分ける事ができます。

平面は、テレビなどで、よく目にするアニメで、紙に描いたりして動画にするものです。

立体は、見た事のある人も多いと思いますが、粘土を使って作成したり、人物などを静止画像で撮り、それをつなげてアニメにしているものです。

さらに 平面素材・立体素材でも作り方によって分類が分かれます。

 

まずは、平面素材のアニメを三つ紹介します。

平面素材の一つ目は、セルアニメーションです。
セル画と呼ばれる透明なシートに絵を描く手法のよって制作されるアニメーションで背景などは固定されて動くものだけセルで描いて撮っていきます。

二つ目が切り紙アニメーションです。
キャラの切り絵を用いて背景画の上において撮ります。

三つ目はペーパーアニメーションです。
紙に背景からキャラクターまで、一つ一つに描くアニメーションで俗に言うパラパラマンガです。
パラパラマンガなら子供の頃に作った事があるのでは?

 

では 続いて立体素材のアニメーションについて二つ紹介します。

立体素材の一つ目は、人形アニメーションです。
人形を少しずつ動かして撮影するアニメです。

二つ目がクレイアニメです。
粘土を造形して動かして撮ってアニメにします。
人形アニメとの違いは粘土で作るため細かな表現や自由なポーズにすることができるんですね。

そして コンピューターの発達によってCGアニメーションなるものもあるんですね。

CGを使うことで、いままで以上に細かい動きや表現が出来るようになってきたんです。

他にもアニメには、さまざまな手法がありますので、興味のある方は調べてみてください。

 

そして 普通に見ているアニメですが、とても大変な作業によって作り出されているんです。

なぜなら 静止画を動画にする為に、とても多くの労力が必要になるからなんですね。

アニメの基本としては、1秒24コマで撮影されているので、24枚の絵が必要になるという事になります。

しかし 多くの日本のアニメでは、動きのあるシーンでも1秒間8コマ~12コマ程度ですので、1枚の絵を2~3コマ撮影して1秒24コマにしているんですね。

でも 1秒のアニメを作るのに8~12枚もの絵を描く必要があるという事なんです。

そして ディズニーのアニメでは、1秒間24コマで作成されているので、たった1秒のアニメを作るのにも24枚の絵が描かれているんです。

 

例えば 20分のアニメを作るのにどれぐらいの絵を描く必要があるのか?

1分が60秒なので、日本のアニメを標準として平均コマ数8コマで作ったとしても、60×8=480コマ必要という事になります。

1分=480コマなので、20分のアニメを作るには、20×480=9,600コマ必要という事です。

たった20分のアニメを作る為に、9,600枚もの絵を描く必要があるという事なんですね。

 

アニメを作るには、恐ろしいほどの労力が必要だという事です。

アニメはこうして調べてみると さまざまな種類があり、何気なく見ているアニメが実は、とても大変な作業によって生み出されている事を知りました。

アニメを作る大変さを知ったので もっと真剣に見てみようと思った次第です。

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