皆さん ハツカネズミを知っていますか?
聞いたことはあると思いますが、可愛いと思う方もいると思いますし、気持ちが悪いと思う方もいますよね。
ハツカネズミの事がちょっと気になったので、調べてみる事にしました。
ハツカネズミは、ネズミ目ネズミ科ハツカネズミ属に ぞくするものの一種です。
ネズミと言えば、ねずみ色のイメージですが、ハツカネズミには、いろいろな色があり黒色、白色、灰色、褐色など様々な色のハツカネズミがいるんです。
ハツカネズミの語源だが 妊娠期間が20日程度であるためにハツカネズミと呼ばれるようになったのです。
しかし 他のネズミも20日程度だったりするんですね。
ハツカネズミは、一回に大体8匹から12匹の子ネズミを産み、この生まれた子ネズミが生後2か月後には大人になっているという事になります。
ちなみに、ハツカネズミの寿命は、だいたい1年半から2年程度なんですね。
生後2か月後には大人になるので ハツカネズミは、短期間で どんどん増えていくのです。
そして ネズミは年中 時期を問わず繁殖することができるのです。
ネズミ算という言葉を聞いた事があると思いますが、きちんと意味を理解していますか?
ネズミ算とは、両親が12匹のネズミを産み次の時、親と子で合わせた14匹がつがいになり子どもを12匹ずつ産むと次は98匹になるという計算である。
この計算は 今まで説明してきたことからネズミの生体をよく理解していると言えますね。でも生まれた子どもが死なない場合はですが…。
だから 急激に数が増えることをネズミ算式に増えるというんですね。
ネズミは、「野ネズミ」と「家ネズミ」にわける事ができます。
ハツカネズミは、家ネズミに分類されます。
家ネズミは、野外に生息する野ネズミとはちがい、民家やその周辺に生息します。
家ネズミとしては、ハツカネズミ、ドブネズミ、クマネズミの3種類が ほとんどなんです。
だから 普通に家の近くで見ることができるネズミは、基本この3種類と言うことになるんですね。
ハツカネズミを見つけてみようと思う方がいたら 家具をどけてみることをおすすめします。
これはハツカネズミが家具の隙間などに巣を作る事がおおいからです。
〇ハツカネズミの特徴
続いてはハツカネズミの特徴について話そうと思う。
ハツカネズミは、ほかの家ネズミに比べて体格が小さい、ドブネズミ、クマネズミが20センチ程度で ハツカネズミは5センチから10センチです。
家でネズミを見かけたら、体長でハツカネズミか、違うネズミなのかを見分けることができるんです。
ハツカネズミは、体長こそ ほかの家ネズミより小さいもののジャンプ力は相当なものがあります。
そのジャンプ力ですが 最大45センチ飛ぶことができるのです。
ハツカネズミをかごに入れても簡単に飛んで出るでしょうね。
ハツカネズミの生体について少し説明してみましたが、どうでしょう?
どうでしょうって言われても ハツカネズミやネズミには、興味が無いし関係がないと思っている方もいると思います。
しかし ネズミは 関係がないといえない事もあるんですよ。
ネズミは近くにいて、とても危険な存在だともいえます。
〇ネズミが危険な理由
なぜなら ネズミが原因で生命を脅かすような事態に陥る可能性があるからなんです。
ネズミに噛まれたりすることにより、鼠咬症(そこうしょう)やアナフィラキシーショックになる可能性があります。
アナフィラキシーショックにより、呼吸困難や意識障害などの症状がでて、最悪 死にいたる事もあるんです。
そして ネズミの排泄物によって、サルモネラ症(食中毒)やレプストスピラ症になる可能性があります。
レプストスピラ症は、高熱や黄疸などの症状がでて、最悪 死にいたる可能性もあります。
さらに ネズミが直接の原因ではありませんが、ネズミを媒介する事でおこる ペストやツツガムシ病という病気の危険性もあるんです。
ペストは、ペスト菌に感染したネズミの血を吸ったノミが人間を刺すことで感染します。14世紀のヨーロッパで大流行して、人口の三割がなくなられたといわれている とても恐い病気です。
ツツガムシ病は、ネズミに寄生しているダニの一種であるツツガムシが人間を刺すことで感染する可能性があります。
頭痛を伴う高熱が続き 最悪 死にいたる病気です。
ネズミの危険性について知っても ネズミは、関係がないと言えますか?
むやみにネズミに近づかない方がいいと思いますよ。
そして 家でネズミを見つけたら、駆除をした方が身のためかも?!