人間がほぼ毎日することいえば睡眠です。
もしかしたら仕事が忙しくて徹夜しましたと言う方もおられるかもしれませんが、9割以上の方が 今日も寝るのではないでしょうか?
睡眠は、人生の4分の1から3分の1と人によって違いはあれど、人生の結構な時間を費やしているんです。
人生80年だとすると 25年から20年間 寝ていることになります。
多くの時間を費やす 睡眠は人間の人生にとって、とても重要なことなのです。
睡眠によって心身の休息や記憶の再構成などを行っているため、眠らないとパフォーマンスが低下します。
人生を楽しく充実のある物にする為にも 睡眠は大切だという事です。
しかし ただ眠ればいいというわけでは無いんですね。
睡眠は量より質です。
質が良い睡眠ができていると気持ちよく目覚めることができますし、パフォーマンスも向上するんです。
では、質の良い眠りとはどんなものなのでしょうか?
皆さんはレム睡眠とノンレム睡眠を知っていますか?
レム睡眠が浅い眠りでノンレム睡眠が深い眠りだと考えて頂いて結構です。
ノンレム睡眠にも深さがあります。
ノンレム睡眠の時より深い眠りにつくことが質の良い眠りにつながります。
質の良い眠りを取ることができる人をショートスリーパーと言います。
なんだか プロレスの技にありそうですが、ありませんよ。
この方々は遺伝的にレム睡眠が短いため、睡眠時間が短くてもノンレム睡眠は私たちと同じ時間とっているのです。
ショートスリーパーと同じ睡眠方法をとることは、遺伝が関係しているようなので難しいでしょうが、近づけることはできます。
質の良い眠りを取る方法は、まず寝る前にTVや携帯を見ないことです。
人間は強い光を浴びると眠りが浅くなります。このためTVは寝る1時間前には切ると良い睡眠に近づけるはずです。
寝る時間に近づくにつれ徐々に照明を暗くしましょう。
人間はもともと照明のないところで暮らしていました。そのため、あかりと言えば太陽しかない暮らしをしてきたのです。
太陽が沈み、暗くなると眠りにつくような構造に人間の体はなっています。これを利用して少しずつ照明を暗くしていけば眠くなっていきます。
寝る直前に入浴すると深い眠りを妨げてしまいますよ。
寝る直前にお風呂に入ると頭が温まってしまいます。睡眠時に頭が温かいままだと脳が眠りにつくことができず、浅い眠りになってしまいます。このためお風呂は寝る一時間前には入ってしまいましょう。
睡眠は寝る前の準備が大切なんですね。
睡眠は、質より量と言ってきたがある程度の量も大切です。
普段7〜8時間の睡眠をとる人を集めて実験をしたそうです。
その実験の結果 普段7〜8時間の睡眠をとる人が2週間の間、毎日6時間しか睡眠をしていないと2日間 徹夜したのと同じ状態になり、その状態なっていることに気づかないようです。
2日間 徹夜したときは、パフォーマンスが低下していることにさすがに気づくと思いますが、少しずつ睡眠時間を削ると気づかないんですね。
きちんと睡眠をとったほうがいいということがわかります。
ある程度の量と質の良い睡眠を心がけていくことで 気持ち良い目覚めがおとずれることでしょうし、生活をよりよくする事が出来るんです。
私も今日から深い眠りにつくために実践しようと思います。みなさんも良い眠りを…。
☆良い睡眠をとる為に学べるサイトを紹介しておきます。