誰もが、ぼんやり、ボーっとすることはあると思いますが、仕事中にぼんやり、ボーっとしていると上司に怒られちゃいますよね。
また、勉強中でも、ぼんやり、ボーっとすると先生に注意されると思います。
だから、ボーッとしていることはダメなことだと思う方もいると思いますし、実際に仕事中や勉強中にボーッとしてばかりでは問題です。
私は、ぼんやり、ボーッとするのが苦手で、時間を無駄にしていると思ってしまいますので、あまりボーッとすることはありません。
子どもの頃に、ボーッとしていると親からも、ボーッとしないでシャッシャと行動しなさい!勉強を終わらせなさいなどと言われて育ったので、こんな性格になってしまったのだと思います。
しかし、ぼんやり、ボーッとすることも大切なようです。
のんびりするのが苦手な人や、ぼんやりすることに、罪悪感を感じてしまう人もいるかもしれませんが、適度に、ぼんやり、ボーっとすると良い効果を得ることができるのですよ。
だから、積極的にぼんやり、ボーっとしてみませんか?
だだし、無駄にぼんやり、ボーっとしてばかりでも問題ですけど・・・。
☆ぼんやり、ボーっとすると得られる効果
ぼんやり、ボーっとすることで得られる効果を紹介していきますね。
〇ストレス解消効果がある!
ぼんやり、ボーっとすることで、頭の中が整理されて溜まっているストレスが解消されるようです。
だから、ぼんやり、ボーッとすると、穏やかな気持ちになり、心にゆとりができ、ストレスを解消できるということですね。
ぼんやり、ボーッとする時間ですが、ゆっくりできる静かな場所で5~10分程度、目を閉じて、ぼんやりするのがオススメなようです。
〇記憶力アップ効果もある!?
ぼんやり、ボーッとすることには、長期記憶を脳に定着させる効果があると言われています。
だから、勉強をした後に、数分ぼんやり、ボーッとすると、覚えたことを忘れにくくなるのですね。
〇良いアイデアが浮かぶ?!
ぼんやり、ボーッとしているときは、脳が休んでいるように思えますが、脳の普段使っていない別の部分が活性化しているので、いつもと違うアイデアがポンと浮かぶこともあるようです。
〇能率もアップする?!
なんと、ぼんやり、ボーっとすると、仕事の能率が上がるというデータがあるようです。
ぼんやり、ボーっとしていると、仕事の能率なんて上がるわけが無いと思うかもしれませんが、それが上がるようなのです。
ぼんやり、ボーっとしているときは、何もしていないので仕事の能率が上がっているわけではありませんが、そのぼんやり、ボーっとする時間が大切であるということですね。
ぼんやり、ボーっとすることで、脳内が整理整頓されて能率が良くなるようです。
ぼんやり、ボーっとしている時間は無駄ではないのです。
また、ぼんやり、ボーっとすることには、気持ちを落ち着け、心にゆとりが出来ることから、うつ病などの精神疾患にも効果があると言われています。
ぼんやり、ボーっとすると得られる効果を紹介しましたが、ぼんやり、ボーっとしているときの脳はどうなっているのか気になりますよね。
では、ぼんやり、ボーっとしているときの脳について説明をしていきます。
〇ぼんやり、ボーっとしているときに脳はどうなってるの?!
ぼんやり、ボーっとしているときは、脳が働いていないように思いますが、ボーっとしているときに働く脳のネットワークがあるようなのです。
そのネットワークの名は「デフォルト・モード・ネットワーク」といい、そのネットワークが働くことで良いことがあるようなのです。
誰もが経験したことがあると思いますが、メチャメチャに考えて行き詰まったときに、ふと、ぼんやり、ボーッとして、ポンと良いイメージが浮かんで、上手くいくということがありますよね。
私もたまにありますが、上手くできないことが、ちょっとボーッとした後に難なく上手くできること。
まだ詳しいメカニズムはわかっていないようなのですが、なんと、デフォルト・モード・ネットワークによって、脳の別の部分が活性化することで、頑張っているときよりも、いろいろなことが上手くいくことがあるのですね。
そして、ぼんやり、ボーっとすることで、通常使っている脳のネットワークが整理整頓されます。
だから、ストレスが解消されて、記憶力や能率がアップするようです。
ぼんやり、ボーっとしているときも、脳は働いてくれているのですね。
適度にぼんやり、ボーっとするのは良いことだということは理解していただけたと思います。
しかし、なんだか いつもすぐに、ぼんやり、ボーっとしてしまう場合は、危険かもしれません。
〇ぼんやり、ボーッとしてしまうのは病気が原因かも?!
疲れや、脳の酸素不足などによっても、ぼんやり、ボーっとしてしまうこともありますが、ぼんやり、ボーッとしてしまうのは、病気が原因の場合もあります。
疲れている場合は、休むことで改善しますし、脳の酸素不足であれば、鉄分摂取や適度な運動で改善します。
しかし、病気が原因でぼんやり、ボーっとすることが多い場合は、病気の治療が必要です。
ぼんやり、ボーっとしてしまう病気としては、うつ病・パニック障害・不安障害などの心因性の病気が考えられます。
規則正しい生活をして、ゆっくり休んでも、ぼんやり、ボーっとしてしまうのが改善しない場合は、心因性の病気の可能性があるので、心療内科を受診した方がいいと思います。
あまりにも、ぼんやり、ボーっとしてばかりではダメですし、病気の可能性もありますが、いつもバタバタ・セカセカするのではなく、良い効果を得るためにも、適度にぼんやり、ボーっとしてみてはいかがでしょう?!