ウサギと言えば、可愛いというイメージがあり、多くの人に愛されている動物ですよね。
そんなピョンピョンと飛び跳ねる可愛い仕草からとても人気のあるウサギですが、寂しいと死んでしまうという話しを聞いたことがありませんか?
だから可愛いウサギを飼いたいと思っても、一人暮らしなので寂しがり屋のウサギは飼えない・・。
そう思ってしまうといる人もいるかもしれませんが、実はウサギは寂しがり屋では無いそうなのです。
そんな可愛いウサギの真実を知ってみませんか?
〇ウサギは多頭飼育には向いていない!
ウサギは寂しがり屋なので、一匹で飼育すると寂しくて死んでしまうと思うかもしれませんが、ウサギは、実は寂しがり屋ではありません。
特にオスのウサギは、縄張り意識が強いので、オス2匹を同じゲージで飼育をするとよく喧嘩をしてしまい、怪我をする原因となってしまいます。
だから、オスのウサギを2匹飼育するなら、ゲージを別にして離す必要性があるのです。
また、オスとメスで飼育すると繁殖力が強く増える可能性が高いので、増えすぎて飼育できなくなったり、増えて喧嘩が始まったりと大変なことになります。
ウサギは寂しがり屋だと思い多頭飼育が良いと思う人もいるでしょうが、逆に多頭飼育に向いていない動物なのですね。
もし多頭で飼育する場合には、メスを複数で飼育するのが良いと思いますが、性格によっては喧嘩する可能性もあります。
寂しがり屋と思われているウサギですが、寂しがり屋では無く1匹での飼育が適している動物だったのです。
寂しがり屋では無いウサギは騒がしいのは苦手なのですよ。
〇騒がしいのは逆にストレスになる!
犬や猫は肉食動物になりますが、ウサギは草食動物であるため、自然界では食べられる側の動物になります。
そのため、本能的に猫と犬とは違う性質をもっており、あまり騒がしい環境を得意としておらず、人が多くいる環境ではストレスを感じてしまう可能性が高いのです。
寂しがり屋と言われていますが、人がいると喜ぶどころかストレスを感じてしまうことになるのです。
また、ストレスを強く感じる生き物であるため、ストレスによって消化不良や健康異常をきたすことも多くありますので、できるだけストレスにならないように静かに飼育する必要性があります。
ある程度触るのは問題ありませんが、触りすぎるとストレスがかかってしまいウサギに悪影響を及ぼす可能性があるのです。
ウサギは、ストレスがかかりやすい動物なので、飼育する場合は、しっかりとウサギを飼うための知識を付けておく必要性があるのですね。
また、ウサギは本能的に身を隠すため、部屋の隅や壁際などにいることが多いですが、それは寂しいからではなく本能なのでそっとしてあげておきましょう。
では、なぜウサギが寂しがり屋で寂しいと死んでしまうと言われているのか?
〇ウサギが寂しいと死んでしまうと言われる理由
ウサギが寂しいと死んでしまうと言われるのは、ウサギはストレスを感じやすい動物であり、きちんと世話をしないと消化不良を起こすことが多いためです。
また、草食動物は基本的に他の動物に弱ったところを見せないようにするので、いつの間にかに弱り、気付いた時には、死ぬ寸前であることが多いからなのですね。
ウサギを飼育する場合は、早期に体調不良に気付かないといけない所から、寂しいと死んでしまうという話しができたようです。
また、テレビドラマでウサギは寂しいと死んでしまうということを言ったことから、多くの人に広まったと言われています。
ウサギは、寂しいと死んでしまうわけではありませんが、きちんと様子を見て世話をしないとストレスが原因で死んでしまう可能性が高いので、ウサギを飼育する場合には、きちんと様子を確認してあげましょう。
もし、ウサギを飼う場合は、一匹でも寂しがることは無いですが、ストレスで死ぬことも多いので、飼育する前には正しい情報を仕入れておきましょう。
そして、ウサギは可愛いというイメージが強く他のイメージがありませんが、意外な特徴があることを知っているでしょうか?
○ウサギの意外な事実?!
ウサギは、素早いというイメージがあるかもしれませんが、速いというイメージがあるでしょうか?
なんと、ウサギの種類にもよりますが、時速60km~80kmで走ることができると言われているのです。
現在の人類最速でも時速37~38キロほどですが、その倍の速さでウサギは走ることができるのですね。
そして、ウサギは、意外と凶暴なときもるので、噛みつく場合があり、鋭い前歯で噛みつかれると大怪我をしてしまうこともあるようです。
ちなみに、ウサギは1匹、2匹と数えることが多いですが、1羽、2羽と数えることもできます。
どちらの数え方であっても問題はありませんが、近年では他の動物と同様に「匹」で数えることが多いようです。
ウサギは、イメージと違うところがいろいろとあるのですね。