現在、タバコを吸っている人は、日本全体の2割と言われており、減少傾向にあります。
これは、タバコの値段が高騰したことと、タバコの有害性が叫ばれるようになったためだと思われます。
そして、タバコの値段が上がればもっと、タバコ人口が減ると思われます。
タバコを吸う人がいなくなる世界は近いかもしれませんね。
○海外と日本のタバコ事情
日本のタバコは高いという印象があるかもしれませんが、海外に行けばタバコがもっと高かったりします。
イギリスでは、タバコ1箱の値段が1000円以上で販売され、アメリカでも州によって違いますが、日本より高く1箱1000円以上することもあります。
多くのヨーロッパ諸国では、日本よりもタバコが高いようです。
それに対してアジアなどでは、タバコが安く売られており、先進国と発展途上国の間で値段に差があるのです。
日本は、先進国にしては、タバコは安い印象なので、もっとも高くても良いのではないかという意見も多くあり、日本のタバコの値段が徐々に上がっていくのではと言われています。
○日本のタバコは今後どうなる?!
日本でのタバコは、現在400円~500円ですが、これから徐々に値段が上昇していくと思われます。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、受動喫煙対策を強化する動きが活発化かしており、タバコ税を大幅にアップして1箱1000円という意見もあるようです。
タバコを吸っている人口が2割ということで、賛成意見の方が多いと思います。
しかし、タバコを吸っている人やタバコの製造会社などから反対の意見が出ることが予想されているので、どこまで値段が上昇するかはわかりません。
しかし、値段が上げないのは難しいと思われるので、タバコの値段が上がっていくと思われます。
タバコが増税されれば、タバコを吸う人数が減るので、タバコの販売数は落ち込むと予想されていますので日本の税収入が大丈夫なのかという意見もありました。
しかし、タバコの値段が2倍以上になるためタバコから得られる税収は減らないだろうと予想されており、タバコの値段が上がるといっても政府的には問題がないとされており、政府内でも賛成意見が多いようです。
反対の意見より、賛成の意見のほうが多いため、どちらの転ぶかはわかりませんが、タバコの値段が下がることはないでしょう。
〇タバコの健康被害
タバコを吸うことは、健康に害だと知っていると思います。
タバコというと、多くの人が肺ガンを真っ先に思い浮かべると思いますが、タバコは肺ガンだけでなく、多くの怖い病気を招く要因になるのです。
肺がんだけではなく、喉頭ガンのリスクも高くなると言われていますし、心筋梗塞や脳卒中なので、死に直結する病気のリスクも高くなります。
他にも高血圧、胃潰瘍などいろいろな病気のリスクを高くするとも言われているのです。
そして、タバコは、周りの人の健康まで害するのです。
周りでタバコを吸っている人がいれば、タバコの副流煙などによる健康被害を周りの人も受けるのです。
タバコを吸ってなくても、受動喫煙というかたちで、周りの人もタバコを吸っている人と同様に健康を害するのですよ。
だから、タバコを吸う人は、周りの人にも迷惑をかけているということを知っておきましょう。
○喫煙者の方へ
日本のタバコの値段が1箱1000円を超えない可能性も十分ありますが、タバコの喫煙人口は、さらに減少してタバコを吸う人は肩身が狭くなりますよ。
また、公共施設では、タバコの分煙、禁煙が徹底されおり、タバコを吸う場所が限られてきていますので、タバコを自由にどこでも吸えなくなります。
さらに、公共の喫煙が禁止されているタバコを吸った場合は、罰金が取られる可能性もあります。
だから、タバコの値段が上がらずとも、タバコが吸いにくくなる可能性はあります。
企業内でも喫煙が問題しされ、タバコの吸えない企業が多くなる可能性もあります。
タバコを吸っている人は、採用しないという企業が出てくる可能性もあり、タバコを吸っていることが転職や就職に不利になる可能性もあるのです。
非喫煙者のみの採用は、違法ではないと言われており、政府は2020年までに受動喫煙のない会社づくりを目標に掲げているため、タバコの吸えない企業はこれからもっと多くなると思われます。
企業や社会が完全分煙と全面禁煙を推し進めていく中で、喫煙者の肩身はどんどんと狭くなっていき、喫煙者の住みにくい世の中になっていくことが予想されますので、今のうちから禁煙をしてみてはいかがでしょう。
タバコの値段が倍以上に上がる可能性もあり、健康に悪く周りの人にも迷惑をかけていることを知れば、タバコを吸わないという結論がでるのではないでしょうか?
喫煙者の方は、そろそろ禁煙をした方がいいと思いますよ!!