大トロの様に美味しい魚だけど消化することができないので食べられない魚が存在する?!

生き物


美味しい魚と言えば、私の場合はアジですが、多くの日本人が好きな魚と言えばマグロではないでしょうか?

そんな魚の中で最も人気があるマグロですが、その中でも美味しいと言われるのが大トロの部分ですよね。

しかし、マグロの大トロを食べたくても、財布の中身と相談して、諦めるしかないという人もいると思いますが・・・。

私も、マグロの大トロが好きなので、安く大トロが食べたい所です。

 

そんな方に朗報?!深海魚の中には、大トロの様に脂がのっていて美味であるといわれるバラムツとアブラソコムツという魚が存在しています。

しかし、バラムツとアブラソコムツという魚は美味しいのに大きな問題を抱えているのです!

なんと、バラムツとアブラソコムツは、食べると美味しいのですが、食べるとお腹を下してしまうという諸刃の剣的な魚なのです。

 

 

では、そんな諸刃の剣的な魚であるバラムツとアブラソコムツについて紹介していきます。

〇バラムツとアブラソコムツってどんな魚?

バラムツとアブラソコムツは、非常に脂がのっている深海魚であり、大トロに良くにた味がする美味な魚として知られています

しかし、バラムツとアブラソコムツは食用魚ではなく、食べると人体に悪影響を及ぼす魚であるため、食べられることはほとんどありません。

そのため、バラムツとアブラソコムツは食用として釣るのではなく、スポーツフィッシングなどで釣られることが多い魚なのです。

 

そして、バラムツとアブラソコムツともに深海魚ではありますが、深海魚のイメージとは少し違って、見た目はさほど気持ち悪くありません。

また、大きくなると体長は1mほどになる魚であり、硬い鱗があるため素手で持つと怪我をします。

バラムツとアブラソコムツは、本来、食用魚ではありませんが、味が非常に美味しいので、食べるために釣って食べる人もいるようです。

ただし、バラムツとアブラソコムツは、食べるとお腹を下す可能性が高いので、食べるのは自己責任になりますが、それでも食べたいと思う人がいるのですね。

 

 

では、なぜバラムツとアブラソコムツは、美味しいのに食用でなく、食べるとお腹を下すのでしょうか?

〇バラムツとアブラソコムツの脂を消化することができない!

バラムツとアブラソコムツを食べてはいけない理由は、体に含まれるワックスエステル(蝋)という脂を人間が消化することができないためです。

脂が豊富に含まれているから、大トロの様に美味しいと言われているのですが、バラムツとアブラソコムツに含まれている脂のほとんどが、消化することができないワックスエステルなのです。

だから、バラムツとアブラソコムツを食べると消化することができないので、お腹を下すことになるのですね。

また症状には個人差はありますがので、どの程度食べれば酷い症状がでるかわからない所も食べるのが難しいところなのです。

 

さらにバラムツとアブラソコムツを食べ過ぎると、最悪死亡する可能性もあると言われています。

〇死亡する可能性もある!?

バラムツとアブラソコムツは、毒キノコの様に毒性があるわけではありませんので、現在でも食用にするために釣って食べる人もいます。

ただし、食べる量を間違えると、お腹を下すだけではなく、皮膚から脂がでたり、最悪の場合は死亡する可能性もあるようです。

 

バラムツとアブラソコムツは、食べる人もいる魚であるため滅多に死ぬことはありませんが、食べたいと思った人は死なない程度ですよ。

しかし、バラムツとアブラソコムツは、食品衛生法によって市場で販売することが禁止されている魚なので、簡単に入手することはできません。

バラムツとアブラソコムツは、自分で釣るか、釣った人にわけてもらうという方法でしか入手することができないということですね。

 

バラムツとアブラソコムツを食べようと考えている場合には、自己責任であることを忘れないようにしてください。

そして、腹痛で大変なことになるかもしれないことを忘れて、美味しいからといって食べ過ぎていけませんよ。

 

大トロによく似た味がするバラムツとアブラソコムツは、一体どんな味がするのでしょうか?かなり気になりますが、私はお腹が痛くなるのが嫌なので食べません。

あなたは、バラムツとアブラソコムツを食べてみたいですか?

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