むずかしさが違うという意見をよく耳にするがが本当にそうなのだろうか?
私は算数と数学の違いが全くわからないので、数学と算数の違いについて調べてみることにしました。
まずは算数について
算数とは小学生がならう、時計や長さなどの日常の具体的な計算のこと。
では、数学とはどういうものなのでしょうか?
数学の中で普通に言われている定義は「数および図形についての学問」。
詳しく説明すると順序(大小、高低、長短などを順番を表す概念)と量(大きさがあって、計ったり、大小が比較できるもの)と物の形を書いたもの(三角形や四角形またはそれらなどの集合体)のことについて学ぶという事です。
では、算数で学ぶのも丸・三角・四角形や物の速さであったり、物の大きさや高さなどなので、上で書いてあることに当てはまるような気がするが算数は数学の定義に含まれるのではないのでしょうか?
調べてみたところ、算数は数学の一部であると言えるんです。
しかし、算数は数学の一部であると同時に、教科としては小学生と中学生以上でならうものと言う違いがあるため、一般には別ものとして分けることがあるんです。
算数は、基本的に小学生が習う数学であり、日常で使うものや、四則演算に特化しています。
一般的に数学は、算数の延長線上だと言われていますが、算数は数学の中の一部だということです。
また英語で、小学校で習う算数の授業のことをmathといいます。
中学生以上で習う数学のこともmathといいます。
このことからもわかるように海外では数学も算数も どちらも同じように扱われていることがわかります。
だから 算数は数学なのです。
算数は数学の基礎であり、算数が理解できないと数学も理解する事が難しいので、数学の基礎を算数といっていいのではないでしょうか。
算数と数学の教科としての違いを述べるなら、計算式を使うとき負の数を使うか、使わないかの違いにあります。
この負の数を使うことによってどのような違いが生じてくるのでしょうか?
それは負の数が出てくることによって方程式を本格的に使うようになってくることです。
こうなると小学生では難しくなってくるため、数学の基礎である算数が身についてきた中学生から数学を習っていくことになるわけです。
皆さんは数学と算数についてわかっていただけただろうか。