爪は、タンパク質の一種のケラチンから構成されています。
爪に水なんて含まれてないようにおもえますが、爪にも水が含まれています。
標準的な人で 水分量が12パーセント~16パーセントで脂肪量は0.15パーセント~0.75パーセントです。
そして 場合によっては、爪の水分量は変動します。
爪の水分量は、5パーセント~24パーセントになることもあるんです。
爪は、乾燥すると硬くなって脆くなってしまいます。
こ
のため ある程度の水分量が必要なのです。
乾燥する冬などに爪がよく割れるのは、爪の水分量が減少するからなんです。
だから 乾燥する冬は、特に爪を大切にした方がいいんですね。
人間の手の爪が欠損した場合、完全に治る(復活)するまでに3か月~6か月を要します。
そして 足のつめの場合は、さらに時間がかかるようです。
人間の爪は一日に約0.1ミリ伸びます。これは年齢よっても少し伸びる速度変わってきます。若い人ほど良く爪は伸びます。冬より夏の方が伸びるのが速いといわれています。
高齢者でも伸びる速度はおそくなりますが、伸びなくなることはありません。
基本的に手の爪の伸びる速度は、左右同じといわれていますが、利き腕の方が若干伸びるのが速いようです。
これは利き腕の方が手をよく使うため新陳代謝が高いからだと言われています。
健康な爪はピンク色をしています。
また表面も滑らかなさわり心地です。
あなたの爪は健康そうですか?
体調が悪かったりすると爪の下の血色が悪くなり赤みが消えて青白く見える事があります。
爪は健康管理のバロメーターとしても使えるって事なんです。
爪の色によって、病気の可能性を見抜く事が出来るんです。
例えば 白色の爪は、貧血・肝臓病の可能性がありますし、黄色の爪は、心臓病や肺の病気の可能性があります。爪が黒色になれば何らかの病気の前兆として捉えられるようです。
爪を押して白色からピンクにすぐに戻るようであれば健康だとも言われています。
では、そろそろ本題の爪の役割について話していきたいと思います。
爪とはどんな役割をもっているのでしょうか?
人間の爪は物をつかむためにあります。
人間の手の骨は指先まで発達していません。
だから 爪が無いと指先がグニャグニャして安定せず物を掴みにくくなるんです。
爪が無いと 指先に力が入らないので、箸が持ちにくくなって困るという事です。
足の指先に力を入れるのにも爪がないと踏ん張れずに力が入りません。
人は、足の爪によって踏ん張れるので、速く走る事が出来るんですよ。
そして爪には、もう一つの役割があります。
それは 指先の保護です。
あなたは指先を怪我したことがありますか?
私はあります。とても痛かったのを覚えています。
手には神経が集中していますので、怪我をすると他の部位より痛みを感じてしまいます。
神経の集中している指先を保護するためにも爪があり、だから爪が硬いんですよ。
爪の役割をわかっていただけたでしょうか?
爪がいらないって思う人がいるかは、疑問ですが爪なんていらないと思っていた方も 爪は重要だということがわかっていただけたのではないでしょうか?
生活する上でとても大切な役割を持っている 爪をもっと大切にしていきましょう。