誰もが意識せずに気にすることなくしている自然にでる仕草には、いろいろな意味が隠されている場合があるのです。
人によって少しの違いはあるのですが、仕草にはそれなりに意味があることが多く、仕草によって相手の心理を知ることができるということなのですね。
本当なの?って、思っている人も恥ずかしいときに頭を掻く人が多いと聞いたことがありませんか?
緊張するとまばたきが多くなるということを聞いたことがある人もいますよね。
このように仕草には意味があることがあり、多くの人が少しは知っていると思いますが、多くの仕草には意味があるので意味を知りたいと思いませんか?
仕草に隠されている意味を知れば、今後の人生にいろいろと役立つかもしれませんよ。
では、そんな仕草の意味をいろいろと紹介しちゃいますね。
☆何気にしてしまう仕草には意味がある?!
誰もが気にせずにしている仕草には、意味がある場合があるのです。
では、多くの人が何気にしている仕草の意味について紹介していきます。
○頭に関係する仕草
頭をかく仕草には、恥ずかしい・緊張などの意味があると言われています。
また、髪を頻繁にさわる人は、人の視線が気になるタイプといわれており、髪をさわる仕草は緊張しているときに特に出やすい仕草だと言われています。
そして、髪が長い人は、相手の話をしっかりと聞きたいときに髪を耳にかける仕草をすることが多いのです。
○顔に関係する仕草
目をこする仕草には、本心を読み取られたくないという心理が隠されていると言われています。
だから、話しているときに頻繁に目をこする場合は、何か隠し事がある可能性が高いのですね。
しかし、単なる恥ずかしがり屋さんも目をこする仕草をすることが多いようです。
また、話をしているときに、目が左上を向いているときには、過去のことを思い出していて、想像しているときには右上を向くと言われていますので、目が右上に向いているときには、嘘や作り話をしている可能性が高いのです。
しかし、左利きの人だと逆になるケースがあると言われています。
だから、目の向きで嘘を見抜くときには、右利きなのか左利きなのかを知ることも大切なのですね。
そして、鼻をさわる仕草には、本心を読み取られたくないという心理が隠されていると言われています。
また、まばたきが増えるのは、「緊張・不満・怖れ・驚き」などの感情を口に出せないときの仕草だと言われています。
他にも唇をさわる仕草は、緊張しているときや心が不安定なときにでることの多い仕草です。
そして、手で口を押さえる仕草には、何か大切なことを隠している可能性があるようです。
○体に関係する仕草
腕を組む仕草には、基本的に自己防衛などの意味がありますが、腕を組む位置によっても意味が違うことがあります。
お腹のあたりで腕を組む場合は、心を開いていないという自己防衛の心理のあらわれであるのですが、胸のあたりで腕を組む場合は、相手より優位にいるという強気の心理のあらわれになり、俗にいう偉そうな態度ということになります。
そして、手元にあるペンや紙など、目の前にある物を弄ぶ人というのは、現状に不満を感じていたり、批判的な考えを持っていることが多いようです。
また、首の後ろをさわる仕草には、焦りや困っているなど動揺しているという意味が隠されています。
そして、手を見えない位置に隠すという仕草には、疑いや何かを隠そうとしている意味があると言われています。
仕草について少し紹介してみましたが、逆に意味から仕草を紹介してみますね。
○隠し事がある場合や嘘をつくときにする仕草
・鼻をさわる仕草には、本心を読まれたくないという心理があり、嘘を隠している場合があるのです。
・首の後ろをさわる仕草には、焦りの心理があり、嘘を隠そうとしている場合があるのです。
・手を見えない位置に隠す仕草には、何かを隠している可能性があるのですね。
・手で口を押さえる仕草には、何か大事なことを隠している可能性があるのです。
・眉毛をさわる仕草には、本心を見抜かれたくないという心理があり、嘘を隠しているかもしれません。
○緊張しているときの仕草
・髪をさわる仕草は、緊張しているときに出やすい仕草なのです。
・頭をかく仕草には、恥ずかしい・緊張しているなどの心理があるのです。
・まばたきが多くなる場合は、緊張している可能性があります。
○怒っているときの仕草
・唇を噛む仕草には、不満を我慢しているという心理があり、怒りを感じているときにでることが多いのです。
・こぶしを強く握っているときは、怒りの感情の表れであり、怒っている可能性があります。
○ストレスがたまっている、感じているときの仕草
・爪や鉛筆を噛むのは、ストレスを解消するための仕草であり、ストレスを感じている可能性があるのです。
・のど元を触る仕草は、不快感、ストレスを感じているときの仕草の可能性があります。
・貧乏ゆすりには、本能的にストレスを解消させようとする意味があり、ストレスを感じている可能性があります。
○信用しているときの仕草
・話しているときに、つま先があなたに向いている人は、親しくしたいという心理の表れだと言われており、信用している可能性が高いのですね。
・手のひらを開いて話す人は、隠しごとをしていない開放的な人であり、心を開いている可能性が高いのです。
このように意味によって仕草が変わるのですね。
また性格によっても仕草に特徴がありますので紹介しておきますね。
○寂しがり屋な人の仕草
・寂しがり屋さんほど、ボディータッチが多くなり、よく人の体にさわる人は寂しがり屋。
しかし、相手が嫌だと思えば、セクハラになるので、寂しがり屋の人は注意が必要ですよ。
・耳たぶを頻繁にさわる人は、甘えん坊で寂しがり屋な人が多いのです。
○自信家な人の仕草
・顎をさする仕草は、自信家の人に多いのです。
・胸のあたりで腕を組む人は、威張りたいという心理があり、自信家の人に多いです。
・髪をかきあげる仕草は、ナルシストの人に多く、自信家の傾向が高いのです。
○神経質な人の仕草
・爪を噛むのは、神経質な人に多い仕草です。
・唇をさわるのも、神経質な人に多い仕草です。
○開放的な人の仕草
・手のひらを開いて話す人は、隠しごとをしない傾向が高く、開放的な人に多い仕草です。
○疑い深い人の仕草
・眉毛をさわることの多い人は、疑り深い人に多い仕草です。
○真面目で正直者の仕草
・まばたきが多い方は、嘘が下手なので真面目で正直者の可能性が高いのです。
このように仕草によって、いろいろなことを知ることができるのです。
しかし、仕草には、いろいろな意味が隠れている可能性があるのは確かですが、可能性があるだけであって必ずしもそうだとは限りません。
だから、あまりにも相手の仕草の意味ばかりに気を取られるのは問題なのです。
仕草の意味は可能性があるだけであって、意味が違う場合もありますので、仕草の意味は参考までにするのがいいと思います。
仕草に騙されてしまい、本質的なことを見逃してしまえば、逆に仕草の意味を知っていることの意味が逆効果になる可能性もあるかもしれません。
仕草の意味を参考にして、きちんと相手の言葉や態度から意味を感じとるという感じですね。
仕草で全てを知ることはできませんが、仕草の意味を知っていると、いろいろと役立つかもしれませんよ。