同じようで全然違う「親バカ」と「バカ親」?!そして毒親も?!子どものために親バカになろう!!


親バカという言葉を聞いたことがあると思いますが、どんなイメージがあるでしょうか?

そして、それと同じような言葉なのですが「バカ親」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「親バカ」と「バカ親」は似て非なるモノ・・・、親バカは微笑ましいのですが、バカ親は笑えませんし、周りの人や子供の未来に悪影響を及ぼすのです。

誰もがバカ親にはなりたくないのですが、知らず知らずのうちにバカ親になってしまう方がいるようですよ。

そんなバカ親にならないためにも、親バカとバカ親のことを知ってみませんか?

☆親バカとバカ親の違い?

親バカもバカ親も同じだと思っている方もいるかもしれませんが、全然違うのですよ。

親が前か、バカが前かで、意味が全然違うのです。

例えば、自分の子どもの写真を他人に見せて「可愛いでしょう」と、見せてまわるのが「親バカ」なのですが、可愛いと言わない人のことを悪く言うのが「バカ親」なのです。

自分の子ども可愛さに、周りの方に迷惑をかけてしまうのがバカ親なのですね。

では、親バカとバカ親の違いをもっと知るためにも、親バカとバカ親の特徴について知っていきましょう。

○親バカの特徴

・運動会で走っている子どもの姿を見て「将来はオリンピック選手!」だと勝手に思う親。
・テレビを見ながらダンスをする子を見て「この子はダンスの天才」だと思う親。
・無駄遣いはダメだといいながら「ママには内緒だよ」といいながら無駄な物を買ってしまう父親。
・どの子よりも自分の子が一番可愛いと思う主観的な親。
・お絵かきをする我が子の絵を見て「将来は天才画家or天才芸術家」だと思う親。
・自転車やおもちゃの車に乗る自分の子を見て「将来は天才レーサー」になれると思う親。
・我が子がちょっとした英語の単語を覚えただけで「将来は世界を駆け巡る大物になる」と思う親。

親バカの特徴は、親なら誰でも一度や二度は思ってしまう我が子への愛情による過大評価です。

だから、子どもへの親の愛情を感じ微笑ましいのが親バカであり、周りの誰にも迷惑をかけないのです。

しかし、親バカに似ているバカ親は違います。

○バカ親の特徴

・電車などで騒いでいる我が子が周りの人に怒られても謝らずに、逆に子どもに「怖いね。大丈夫」などと言う親。
・習い事をして上達しないのは先生が悪いと周りのせいにする親。
・子どもの喧嘩に介入して、内容も聞かずにうちの子は被害者だと言い張る親。
・子どもが勝手に店の物で遊んで壊してしまったのに「怪我はなかった?」店の人には謝らずに「子どもが怪我をしたらどうするの!!」と怒る親。
・運動会や文化祭などで、我が子の写真や動画を撮影するために周りの迷惑も考えずに入ってはいけない場所に入る親。
・公園などで他の子どもが遊んでいる遊具を自分の子どもが使って遊びたいと言ったら、他の子を押しのけてでも我が子に遊ばせようとする親。

このようにバカ親は、非常識で我が子しか見えていない親です。

信じられないかもしれませんが、実際にこのような親が存在するのですよ。

我が子可愛さのあまり、自覚症状なく周囲に迷惑をかけているのがバカ親なのです。

そして、そんな周りに迷惑をかけるバカ親になってしまえば、子どもに悪影響を与えるのですよ。

○バカ親の子どもはバカ息子・バカ娘になる可能性が高い?!

バカ親の子どもは、バカ親の行動を一番近くで見ることになるので、一番影響を受ける可能性が高いのです。

だから、バカ親の非常識な言動を身近で見て育った子どもは、他の周りの大人にもよりますが、非常識なことを常識だと思って育ち、常識を欠いた利己的な大人へと成長する可能性が高いということになります。

また、そんな常識を欠いた大人に成長した子どもは、社会という集団に馴染むことができずに孤立し、人生を台無しにする可能性すらあるのです。

そして、バカ親は、過剰な過保護によって、子どもがチャレンジして伸びようとする機会を奪ってしまう場合もあるのです。

バカ親によって、本来、子どもが育むはずたった能力が奪われてしまうのですよ。

だから、バカ親にならない方がいいのですね。

しかし、我が子しか見えなくなって、誰しもがバカ親になってしまう可能性があるのです。

では、そんなバカ親にならないためにはどうすればいいのか?

○バカ親にならないためにできること。

バカ親にならないためには、主観的にならず客観的に考えることを忘れてはいけません。

誰もが自分の子どもとなると、やはり主観的になってしまい、ひいき目で見てしまうのですが、そうなってしまうと、周りの人に迷惑をかけてしまう可能性が高くなるのですよ。

難しいのですが、普段から自分と子どもの行動を冷静に客観的にみるように心がけるだけでもバカ親になる可能性を低くします。

そして、客観的に悪いことは悪い、良いことは良いと判断して、子どもにもきちんと伝えましょう。

さらに、周りの方への感謝と気遣いも忘れてはいけません。

周りの方に感謝をして気遣うことで、周りの方に迷惑をかけるような行動をしないですむので、バカ親にならなくてすむのですね。

そして、バカ親の部類に入るのかもしれませんが、毒親と呼ばれる親が存在することを知っているでしょうか?

他人には、あまり迷惑をかけないのですが、我が子に迷惑をかけてしまうのが毒親なのです。

○毒親とは?

子煩悩や親の愛情を勘違いしている親、あるいは子どもに無関心で愛情が無い親が存在しています。

その勘違いや無関心によって子どもに迷惑をかけるのが「毒親」と呼ばれる親なのです。

愛情を勘違いしてしまう毒親は、子どもを自分の思い通りにしようとし過度な干渉をして、なかには暴力や虐待をしてしまうのです。

また、愛情を勘違いして、子どもに依存してしまう毒親もいます。

他にも、逆に子どもに過度に無関心な親も毒親といわれ、養育するべき親が食事や衣服などの世話をしないで放置するのです。いわゆる育児放棄状態ですね。

文字通り、子どもの「毒」となる親のことを毒親と呼ぶのですね。

いろいろな毒親が存在するのですが、毒親になれば、子どもに悪影響しか与えません。

だから、親である方は毒親にならないように気を付ける必要もあるのですよ。

もし、自分が毒親かも?と思ったら、自分一人で悩まずに相談することも大切です。

気になる方は、まずは、毒親になっていないか「機能不全家族(毒親)傾向度診断チェック」をしてみてはいかがでしょう。
機能不全家族(毒親)傾向度診断チェック | ココオル

間違った愛情がバカ親や毒親を生み出し、周りの人に迷惑をかけて、子どもの将来をダメにしてしまうのです。

だから、バカ親や毒親にならないためにも、きちんとした親バカになればいいのです。

○さあ!親バカになろう!

子どものためには、親は親バカになればいいのです。

子どものために、手伝ってあげることは大切ですが、全てをしてあげるバカ親になってはダメですよ。

親は、一歩引いて、時には客観的に子どものことを考えて行動するべきなのです。

他人の迷惑になっていないか、子どものプライバシーを侵害していないか、子どもの可能性を信じてあげられているか、子供と一緒に考え、泣き、笑い、心から喜べる親バカになっちゃいましょうってことですね。

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