誰もが仕事や生活、恋愛が上手くいかずに悩んだことがあると思います。
だから、仕事や生活、恋愛につかえる心理学のテクニックを知りたいですよね。
なかなか上手くいかないと悩んでいる人は、ちょっとした心理学のテクニックによって、良い結果を得ることができるかもしれませんよ。
しかし、悪用厳禁です。×(*^―゜)×
では、日常で使える心理学のテクニックを紹介していきます。
〇ダブルバインド
ダブルバインドとは、日本語で言うと「二重拘束」という意味で、二つの選択肢を相手に示して、どちらかひとつを選んでもらうように仕向ける方法なのですが、どちらを選んでも選択肢を示した人が得をする心理学のテクニックなのです。
例えば、気になる相手をデートに誘うときに、「食事にでも行きませんか?」と言うのでは無く、「食事に行くなら寿司がいい?それとも焼き肉がいい?」と聞くことで、断るという選択肢を与えないで、どちらを選んでもデートをするという選択肢というテクニックです。
だから、ダブルバインドを応用すれば、断られる可能性を低くすることができるので、いろいろな交渉が上手くいく可能性が高くなるのです。
〇ドア・イン・ザ・フェイス
ドア・イン・ザ・フェイスとは、日本では譲歩的要請法とも呼ばれ、まず断られるような大きな頼みごとをして一度してから、本来の目的である小さな頼みごとを承諾してもらうという心理学のテクニックです。
無理な頼みごとをされても断るときに、誰もが少しぐらいは罪悪感を持ちます。
そして、次にできそうな頼みごとをされると、断った罪悪感により、頼みごとを承諾してしまうことが多いのです。
だから、無理っぽい頼みごとを最初にしてから、それよりは出来そうな頼みごとをすれば、頼みごとを承諾してもらえる可能性があるのですね。
例えば、まず無理だと思う2万円のお小遣いアップの交渉をして、断られたら本来の目標である1万円のお小遣いアップの交渉をした方が、本来の目標であるお小遣いアップをしてもらえる可能性が高くなるということです。
上手くいかないかもしれませんが、お小遣いの交渉術としてドア・イン・ザ・フェイスを使えば、お小遣いのアップも夢じゃないかも?!
〇フット・イン・ザ・ドア
フット・イン・ザ・ドアとは、先ほど説明したドア・イン・ザ・フェイスの逆的な方法で、小さなことから進めて、本来の目的であることを達成するという心理学のテクニックです。
人は一度でも頼みごとを承諾すると、「一貫性の原理」があり、次の頼みごとも承諾する可能性が高くなるのです。
だから、簡単な頼みごとをして、少しずつ難しい頼みごとをしていくと、いきなり難しいことを頼むより、頼みごとを承諾してもらえる可能性が高くなるのですね。
例えば、仕事を頼むときに、「これを少し直してもらえる?」と簡単な仕事を頼んで、次に「印刷もしてもらえる?」と頼んで、最終的に「印刷した資料をここに送ってもらえる?」と段階的に仕事を頼むことで、いっぺんに頼むと忙しいからと頼みごとを断られる可能性があるけど、少しずつ簡単なことから頼むことで、断られる可能性が下がるということです。
だから、家庭で夫に皿洗いをしてもらいたいときは、フット・イン・ザ・ドアを利用することで、夫に皿洗いをして欲しいと普通に言うより、皿を下げてくれる?次に皿を水につけておいてくれる?さらに、できれば皿を洗ってくれる?と言った方が、家事を手伝ってくれる可能性が上がるということですね。
〇カリギュラ効果
カリギュラ効果とは、禁止されると、かえってその行為をやってみたくなる心理のことです。
誰もが見てはだめと言われると見たくなりますし、言っちゃダメだよっと、言われると言ってしまいたくなりますよね。
だから、子どもに「ゲームはダメ」と言うと逆にもっとゲームがしたくなるのです。
やってはダメなことを、あまりにもダメだと言い過ぎると逆効果になるのですね。
〇宣言効果
宣言効果とは、目標を周囲に宣言してしまうと目標達成するために頑張れるという心理のことです。
自分で心の中で目標を決めて頑張ろうとしても、ちょっとしたら頑張れなくなってしまいますよね。
そんな方は、自分の目標を人に宣言することで、頑張り続けることができるようになるのです。
だから、本気で目標を達成したいのであれば、宣言効果ですね。
例えば、禁煙をしたいのであれば、禁煙をすると周りの人に宣言してみてはいかがですか?
〇吊り橋効果
吊り橋効果とは、吊り橋を渡るときに恐怖によりドキドキすると思いますが、そのドキドキを一緒に吊り橋を渡った人への恋愛感情のドキドキだと勘違いするという効果のことです。
だから、お化け屋敷やジェットコースターなどのドキドキするようなことを好きな人と一緒に体験すれば、恋に落ちる可能性が高くなるということですね。
〇ゲインロス効果
ゲインロス効果とは、最初に好印象を与えるより、マイナスの印象を与えてから好印象を与えた方が、マイナスからプラスへの振り幅により、大きな好印象を与えることができるという心理効果のことです。
例えば、優しい見た目の人が優しければ少し好印象ですが、見た目が怖そうな人が、優しいことをすれば、かなり好印象を与えることができるという感じですね。
他にも、褒め続けるより、少しダメな部分を指摘してから褒めるとより相手はより嬉しく感じちゃうということでもあります。
プラスとプラスより、マイナスとプラスのギャップの方が大きいので、同じことをしても相手に与える印象が大きく違ってくるということです。
少しだけ日常でも使える心理学を紹介してみましたが、心理学をよって日常生活をより良くすることができると思いませんでしたか?
ちょっとした心理学のテクニックによって、仕事や生活、恋愛などが上手くいくかもしれませんね。