あまり意識した事がないかもしれませんが、色々な物にロゴがついています。
さて ロゴには、どんな役割があるのでしょうか?
ロゴとは、図になったり、装飾された文字や文字列のことで団体名や商品名、商号などを示したりする際に使われるマークの事です。
ロゴは略語で、本当はロゴタイプと言ってロゴは言葉でタイプは活字と言う意味なんです。
ロゴとは、図案化・装飾化された文字・文字列の事をいうんですね。
だから 文字でなければ、ロゴではないという事になります。
イメージのイラストなどは、ロゴではなくマークという事になるんですよ。
そして ロゴとマークを組み合わせたものをロゴマークと言うことがありますが、これは和製英語なんです。
日本では、いつからどのようにロゴは使われてきたのでしょう?
日本のロゴの起源は、家紋という説があります。
家紋とは、家系、血統、家柄・地位を表すために用いられてきた紋章の事で、その始まりは平安時代にさかのぼるといわれています。
家紋は、身分の高い家や武家などが、家の象徴として使っていたものですが、江戸時代には庶民にも広まっていったんです。
私の家には、現在 家紋がないのである家をかっこよく思ってしまいます。
では、日本の家紋がどのような意味をなしていたのでしょうか?
それは外に向けての勢力のアピールと身内に向けては連帯感を持たせるために使っていたんですね。
これは現在の企業にも言えることではないでしょうか?
企業のロゴの付いた人が集団でいると一致団結して、勢力がありそうな気がしますよね。
またロゴがあると企業の宣伝、アピールになることは間違いないでしょう。
私はサッカーなどを歓声している時にサッカーチームのロゴの入ったものを身につけると私もチームの一員になった気分になります。これが連帯感なのでしょう。
これがロゴの役割として最も重点を置いているところなのではないでしょうか?
企業にとってロゴは家紋のようなもので、社員のアイデンティティを確立させるための物となっているのではないでしょうか?
ロゴには、どの企業も基本に意味を持たせています。
ただカーブを描えているわけでもなく、可愛くしているわけではないのです。
企業のロゴは、その会社の顔です。
顔であるからこそ、企業をイメージさせる図柄になっているのです。
宇宙と言えJAXAですよね。
NASAだという方がいるかもしれませんが、今回はJXSAでおねがいします。
JAXSのロゴを見たことがあるだろうか?
JAXAのロゴは、真ん中のAの文字に星のマークが隠れている。
これは宇宙をイメージしているようです。
企業は、このように自社のイメージしたものをロゴの中に表している事が多いんです。
そして 検索エンジン最大手のGoogleのロゴは、単純明快にする事で「なんでもできる」というのを強調して、色の3原色で遊び心を追加しているんだそうです。
ただし、Googleの「l」の文字だけ3原色に無い色を使う事で、ルールに縛られない会社というのを明確にしているようです。
ロゴには、深い意味から、単純明快な意味まで いろいろな意味があり面白い!
皆さんもぜひ、機会があれば いろいろな企業のロゴの意味を調べて見て下さい。