「おねしょ」は、ある年齢を超えると「夜尿症」と呼ばれる病気?!夜尿症の原因と予防

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この年になって「おねしょ」をする事は絶対に無い!ここまで強く言うと、逆に怪しいって思われるかもしれませんが、本当に「おねしょ」をする事は無いので信じて下さい。

もし信じてもらわなくても何も問題は無いのですが、ちょっとだけプライドがあるので、ちょっとムキになってしまいました。(*´∀`*)

私は頻尿です!別に断言する必要は無いかもしれませんが・・。

だから 頻尿が気になっていたので、いろいろと調べている途中に「おねしょ」についても少し気になりだしたんですね。

→ 私って「頻尿」かも?! ひとりで悩んでいませんか? 頻尿は治る?!

では、おねしょについてのお話 始まり始まり。

おねしょとは?

おねしょは、5、6歳迄の子供なら仕方がないので、6歳を過ぎるまでは別に気にする必要はありません。

そして 6歳を過ぎても子供によっては、時々おねしょをしてしまう子もいますが、そこまで気にする必要は無いんです。

ある子供に聞いた話では、トイレに行く夢を見た時におねしょをしてしまったそうです。

尿意を感じて、夢にトイレが出てしまったのでしょう。

こういった場合や夜に水分を飲み過ぎておねしょを起こす事は、子供ならあり得ることです。毎日または頻繁にでなければ心配は無いんですね。

6歳以上の子供で毎日おねしょをしてしまう子供は、注意が必要かもしれません。

なぜなら6歳以上の子供が毎日おねしょをする事を、病気を意味する「症」をつけて「夜尿症」と呼ぶんです。

夜尿症は、6歳では約10%の子供が患っているそうなんですよ。

とはいっても、6歳の子供であれば夜尿症を、それほど問題視する事はないといわれています。

夜尿症は、10歳では、約5%になると言われていて、大抵は年齢が大きくなるにつれて治るとされているからですね。

しかし 8歳ぐらいになっても夜尿症がつづく場合は、積極的に生活やお薬による治療など適切な対策をとったほうがよいとされています。

小学生で夜尿症に悩まされている子供は、男子に多いとされています。

逆に大人の場合は、女性の方が多いとされているんですね。

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〇夜尿症の薬での対処

夜尿症の治療方法として、夜にトイレに行きにくくする薬を飲むことで改善するといわれています。

この薬を飲む事で夜尿症が治まるのは本当ですが、問題があります。

薬を飲んで夜尿症が治まっているだけで、根本的な解決になっていないという意見もあるんです。

実際に薬を飲んで夜尿症が改善されたと思っていても、薬をやめた人の夜尿症の再発率が高く、薬で夜尿症が治るかは実際の所わかっていないんですね。

〇親は夜尿症は病気だと理解して!

夜尿症は、親と子の問題になることもあります。

夜尿症は、抗利尿ホルモンの分泌のバランスが悪いことやストレスなどの外的な要因によって起きるものと言われています。

つまり 夜尿症はホルモン異常や心因性の病気の一種なのです。

しかし 夜尿症は一般に知られている病気ではなく、親が病気だという認識がなく子供がダメな子だからだと思って酷く叱ってしまう事もあります。

夜尿症は、本人の意志とは関係なく「おねしょ」をしてしまうものなので本人が頑張っても克服出来ない場合もあり子供に非は無いのです。

6歳以上の子供になれば、本人も「おねしょ」の事は、悩んでいてコンプレックスを抱えているものです。

だから 適切な親の対処としては、親は子どもが夜尿症であることを理解して、叱ったりせずに家族で励ましサポートをすることが大切なんですね。

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〇夜尿症の原因

なぜ子供の方が、夜尿症が多いかというと、小さな子供は、膀胱の許容量が少ないので、どうしても膀胱にたまる尿量が少ないから、膀胱に尿がすぐに貯まってしまいおねしょをする可能性が高くなるからです。

そして 夜尿症の原因としては、抗利尿ホルモンの分泌が少ない場合があります。

抗利尿ホルモンによって、基本人間は、夜間は膀胱にたまる尿量が少ないため、トイレに行かなくてすむのですが、抗利尿ホルモンの異常により、夜間の尿量がふえて夜尿を起こしてしまうんですね。

心理的ストレスが原因で夜尿症が起きてしまう場合があります。

夜尿症でない大人の人が急に夜尿症になったりする場合は、こちらが当てはまることがあります。

強いストレスがかかることにより自律神経に異常がでて、夜尿症になる場合があるんですね。

そして 睡眠障害も夜尿症の原因になると言われています。

特に睡眠時無呼吸症候群の人は、夜間の尿量が増えるので、夜中に何回もトイレに起きたり、夜尿症になる場合もあるんです。

さらに 他の病気が原因で夜尿症になる場合もあるんです。

糖尿病や脳の疾患や脊髄の疾患などが原因で夜尿症になる事もあるんですね。

→ 糖尿病は初期症状がほとんど無いので注意が必要。見逃すな糖尿病のサイン!

〇子供の夜尿症の予防改善方法

夜尿症は、子供の頃であれば、膀胱のサイズが小さかったり、抗利尿ホルモンの分泌が少ない場合であれば、大人になるにつれて改善することが多いのですが、やはり早い段階から治した方がいいかもしれません。

膀胱のサイズや抗利尿ホルモンは、成長過程なのでどうにも出来ませんが、それを補うだけの膀胱の力を鍛える事で夜尿症を改善する事が出来る場合があります。

我慢できる範囲でいいので、子供が尿意を感じてから我慢する練習をする事で、膀胱が鍛えられて夜尿症が改善する事もあります。

しかし、無理にトイレを我慢させると膀胱炎などの病気なりますので、あまり無理はいけませんよ。

また 叱ったり、焦らせることでストレスを感じて夜尿症が酷くなる場合もありますので、焦らずにゆっくり改善することが大切です。

そして 特に夕方から塩分・水分に気を付ける事も大切です。

塩分を摂れば喉が渇くので、水分が欲しくなりますし、水分を摂れば、おしっこに行きたくなりますよね。

夕食は、塩分控えめの方がいいと思いますし、寝る前には、あまり水分を摂らない方がおねしょをする可能性を低くする事が出来るんですね。

夜尿症がどうしても治らない場合や速く治したい場合は、泌尿器科に受診して医師の指示を仰ぎましょう。

〇大人の夜尿症の予防改善方法

大人の夜尿症ですが、基本 原因があるので、その原因を取り除く事が大切です。

まずは、多くの大人の夜尿症の原因であるストレス解消をする事が大切です。

そして子供と同じで、夕方から塩分・水分に気を付ける事も大切です。

しかし 大人の場合は、睡眠障害や糖尿病や脳などの病気が原因である場合が多いと思いますので、病院を受診して医師の診断を受けた方がいいんですね。

もし夜尿症で悩んでいるのであれば、夜尿症を知って夜尿症を改善しちゃいましょう。

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