私って「頻尿」かも?! ひとりで悩んでいませんか? 頻尿は治る?!

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私は幼い頃からトイレに行く迄の時間が短く、いわゆる頻尿に悩まされていました。

小学校の修学旅行の時は、トイレを我慢できずにバスを止めてもらい、大人になってからも高速バスで休憩ではないパーキングに入ってもらったことも、団体旅行の際に、バスを止めてもらいコンビニに駆け込んだこともありました。

私は、頻尿のせいで団体旅行が嫌いです。

バス旅行では、休憩のたびに必ずトイレに行くし、水分をとることも控えてもいます。それでもトイレに行きたくなるのです。

普段はそうでもないのですが、簡単にはトイレにいけない状況に置かれると、「トイレに行きたくなったらどうしよう?」と、とても不安になってしまうのです。

頻尿とはどのような症状をいうのでしょうか?

頻尿とは「尿が近い、尿の回数が多い」という症状をいいますが、いったい1日に何回くらいトイレに行く状態が頻尿なのかというと、成人の一日の平均的な排尿回数は、日中5回、睡眠中0〜1回です。

もちろん、個人差がありますので、平均値を上回ったからといって直ちに頻尿というわけではありません。

しかし、朝起きてから就寝までに8回以上排尿する又は寝ている間に1~2回以上の排尿のために起きるのが頻尿の目安とされています。

とはいえ、1日の排尿回数は人によって様々ですので、回数が少なくても、自分で排尿回数が多いと感じる場合には、頻尿であると判断される場合もあります。

どうして頻尿になるの?

頻尿とストレスとは関係がなさそうですが、実は関係があるのです。

人は極度に緊張したり、不安になるとトイレが近くなってしまうのです。

心因性のものが原因になって、頻尿になることがあるのです。これは、私にも当てはまる症状です。

また、体の冷えやコーヒーやお茶などの利尿作用が多いものを飲むことが原因の頻尿もあります。

コーヒーですが、とても健康に良い飲み物なので、コーヒーの効果を気になる方はご覧下さい。

→ コーヒーの効果は絶大?!コーヒーは万能薬にもなる飲み物?!

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私はこれにも当てはまりますが、私には毎朝コーヒーを飲む習慣があります。

出勤前にトイレに行くのですが、数十分後の出社時には既にトイレに行きたくて仕方ないのです。

不思議なことに、これは朝だけにおきる症状で、午後からはコーヒーを飲んでもトイレが近いってことはないのです。心因性のものが原因で、朝はトイレに行きたくなるのではないかと思われます。

また、膀胱炎から頻尿へ繋がるケースもあります。

膀胱炎とは、細菌により膀胱が炎症を起こしている状態です。

排尿には、膀胱に存在する細菌を尿で排出する役割がありますが、尿意を我慢することで膀胱に入った細菌が繁殖し膀胱炎になる場合があります。

そうすると膀胱の働きの一つである、排尿することに支障をきたし、頻尿へ繋がるのです。

他にも病気が原因で頻尿になるケースがあります。

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頻尿は病気が原因かも?

頻尿になる可能性のある病気は、糖尿病、高血圧、前立腺炎、前立腺肥大、前立腺がん、過活動膀胱、膀胱炎などがあります。

そして脳や脊髄の病気によっても頻尿になるケースがあるんです。

→ 糖尿病は初期症状がほとんど無いので注意が必要。

前立腺肥大は、男性だけがなる病気で、男性ホルモンが強い高齢の男性に多い病気です。

その中でも過活動膀胱による頻尿は、多くの人を悩ませているのです。

「過活動膀胱」って言葉を聞いた事ありませんか?

過活動膀胱とは、実際には膀胱に尿が十分に溜まっていないのに、膀胱が自分の意思とは関係なく勝手に収縮し、尿意をコントロールできなくなるという病気です。

その症状として、トイレが近い、我慢できないような尿意を突然感じる(尿意切迫感)などがあります。

この症状がひどくなると、尿意切迫感からトイレに行くまで我慢できず、尿が漏れてしまう(切迫性尿失禁)ことがあります。

そしてこの過活動膀胱に悩んでいる人は意外に多く、日本では800万人以上もいると推定されています。

しかし、多くの人が誰にも相談せずに、我慢し続けているのです。

過活動膀胱は、生命の危険的状況に置かれることはありませんが、生活の質を著しく低下させてしまう、当事者にとってはとても重要な健康問題です。

頻尿を改善するには

私のように心因性であれば、排尿のことを気にし過ぎないことが一番なのですが、それができないのが現実です。

少しでも改善できる方法はないのでしょうか。

日常生活の中で、気をつけることで、尿のトラブルを軽減させることができるポイントがあります。

〇 身体(特に下半身)を冷やさないようする。夏場の冷房には要注意!ひざ掛けなどで対処しましょう!

〇 お茶やコーヒーなどのカフェインを含む飲料を控える。

〇 水分のとり過ぎに注意する。

〇 外出時などは、早めにトイレに行くようする。

〇 骨盤底筋を鍛える運動をする

骨盤底筋は、年齢とともに緩んでしまう筋肉です。尿道を締める骨盤底筋を鍛えることで、尿もれを予防、改善することが出来るのです。

まず、あお向けに寝て、脚を肩幅に開き、膝を立てます。身体の力を抜き、息を吸いながら肛門と膣をキュッと締め、締めたままゆっくり5つ数えます。そして、ゆっくりと力を抜きます。これを数回繰り返します。

これなら就寝前にふとんの上やテレビを見ながらでも簡単にできますね。

頻尿を自覚していても、周囲の人に恥ずかしくて相談できない人はたくさんいると思います。

そして病院にいくことにも抵抗がある人が多いのではないでしょうか?

私も病院に行けない一人です。

尿が近いといっても、原因は多彩で、また病気に関わることもあります。

病気に関わるような場合は、原因を明らかにして、原因に応じた適切な治療や対処をする必要がありますので、自分で判断せずに、病院を受診することは必要です。

トイレのことを気にせずに、どこにでもバスや電車に乗って旅行を楽しめるようになりたいと思いませんか?

人生をずっと楽しく過ごすためにも、自分の症状を理解し、早めの対処をしましょう。

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