疑い深いから絶対に騙されないと自信を持っている人もいるのではないでしょうか?
しかし 多くの人が詐欺に引っかかるのは、どうしてでしょう?
詐欺師は、本気で騙そうとして入念な計画を立てて、いろいろなパターンを想定し、巧妙に騙すのです。詐欺師は、騙すプロなのですよ。
だから 素人である一般の人が騙されるのはしかたがないのかもしれません。
しかし 誰もが騙されたくないですよね。
だから 騙されない為には、詐欺についてもっと知る事が大切なんですよ。
騙されないから大丈夫だと思っていても、あなたの想定外の事をして騙されるかもしれませんよ。
詐欺師は、家族を装ったり、上手く誘導して冷静な判断が出来ないようにしたり、慌てさせたりして騙すかもしれません。
今この文章を読んでいる人も、実は騙されている事に気づいていないのかもしれませんよ。
あまり詐欺の事を考え過ぎて、疑心暗鬼になり 誰も信じられないようになってもいけませんが、騙されない為には、少しは何事も疑ってみるのも大切ではないでしょうか?
詐欺に引っかからない為には、日頃から気を付けるべきなんですね。
では、詐欺に引っかからない為にも、詐欺師の手口を知る事が大切になりますので紹介しますね。
☆詐欺師の手口を知る
・職員を装って料金を騙し取る詐欺
作業服を着て、電力会社や水道局の職員を装って料金を騙し取る詐欺があるんです。
基本 電力会社や水道局の職員が直接料金を徴収しに来る事はありません。
・お金を預かるふりをして騙し取る詐欺
銀行などの金融機関の職員を装いお金を預かるふりをして騙し取る詐欺もあります。
基本 銀行などの金融機関の人は、お金を預かる時には預かり証を出しますので、もし預かり証を出そうとしなければ詐欺だと思って下さい。
そして なるべくなら銀行に自分で行ってお金を預けた方がいいと思います。
・還付金詐欺
区市町村の職員を装い還付金があるといって、還付金を返す為の手続費用などといってお金を騙し取ったり、還付金の支払いだと偽って現金自動受け払い機(ATM)に誘導して、言葉巧みに騙して逆にお金を振り込ませてしまうような詐欺もあるんです。
・検査するふりして騙し取る詐欺
NTTや電力会社、水道局から依頼されたと偽り、検査をするふりをして問題があるといって、効果の無い賞品を高額で売り付けたりしてお金を騙しとるという詐欺もあるんですね。
・融資詐欺
低金利の融資をしますよって広告を出しておいて、手続費用や登録費用などといってお金を騙し取る詐欺もあるんです。
もちろん詐欺なので、手続費用や登録費用などといってお金を取られるだけで、お金を融資してくれません。
・義援金詐欺
災害や貧困などの為に義援金を募るなどがありますが、それを悪用した詐欺もあるんです。
詐欺師が儲ける為に嘘の義援金を募るという事もあるようです。
だから もし寄付などをする場合は、きちんとした団体を通して寄付をした方がいいんですね。
・架空請求詐欺
全然 知らないサービスなどを利用したと偽って、請求書を送りつけて、裁判にするなどと脅してお金を請求してくる詐欺もあるんです。
そんな請求書は無視か警察に連絡をしましょう。
・当選詐欺
「当選」当たりましたよ!って メールやDMなどで連絡がきて、喜んで言われた通りに手続をして手数料を騙し取られると言う詐欺があるんです。
懸賞で当たったと思って手数料がかかるなんておかしいですよね。
もし何らかの懸賞に応募していても、もしかしたら詐欺かもしれませんので、きちんと応募した物なのかを確認する事が大切なんですね。
・家族を装う詐欺
「オレオレ詐欺」「母さん助けて詐欺」と呼ばれる類いの詐欺です。
交通事故や会社のお金を使い込んだと家族を装って、お金を騙し取る詐欺なんです。
「オレオレ詐欺」「母さん助けて詐欺」は、知っているから大丈夫だと思わないでください。どんどん進化して巧妙になってきているので、騙されている人が多くいるんですよ。
「オレオレ詐欺」「母さん助けて詐欺」のパターンとしては、
娘や息子を装った詐欺師から事前に電話番号が変わったと連絡してきて、数日後に事故をしてしまったと連絡があり、その後に警察や弁護士を装った仲間が電話をしてきて、銀行にお金を振り込ませたり、実際に代理人としてお金を取りにくる詐欺師までいるんですよ。
もし家族が事故などの不測の事態だと聞いて、冷静に判断できますか?
そして 詐欺だと断定できないが、詐欺じゃないの?って 思うようなものもあるんです。
☆詐欺まがいな手口を知る
絶対に稼げるといって、金融商品をすすめるのは、詐欺まがいです!
株式や債券などの金融商品は、リスクがあり絶対に稼げるものではありません。
詐欺とはいえないかもしれないが詐欺まがい、雑誌や新聞などに自分の作品を掲載しないかという勧誘をして、無料だと思っていたら高額な掲載料を請求されたなどもあるんですね。
家の無料の検査といって、いきなり訪問してきて問題があると騙して、高額な商品を売りつけたり、高額な工賃を請求したり、不必要なリフォームなどの契約をするような詐欺まがいな業者もいるようです。
〇詐欺師に騙されない為のまとめ
詐欺に引っかからない為には、まずは、詐欺の手口を知る事です。
そして 詐欺師に騙されない為には、いろいろな事を確認をする癖を付ける事が大切です。
聞いた事のある会社や区市町村の職員だといっても、職員などを装っているかもしれないので、きちんと自分で電話帳をみて調べて電話をして確認してみればいいんです。
もし詐欺師であれば、慌てて逃げて行きますね。
そして 電話で家族だと言われても確認をする事も大切です。
携帯だけではなく家や会社に電話して確認するなどの確認をする癖を付けた方が騙されない為には大切なんですね。
そして 知らない会社などから請求が来た場合は、その請求に記載されている電話に電話すると、言葉巧みに嘘をならべて脅される可能性があるので、全然身に覚えがなければ、無視をしてもいいですし、気になれば消費生活センターや警察に電話して相談をしてみましょう。
そして 何事も金額を確認して、証拠となるものを用意してもらうようにする事も大切です。
言った言わないの水掛け論になって、高額な請求をする詐欺まがいの業者もいるからですね。
騙されない為には、ちょっとでも不安や疑問に思うのであれば、誰か信用の出来る人に相談したり、警察などに相談するという事も大切になります。