様々な物がインターネットにつながるIoT社会になる?!とても便利になるけどデメリットもある!?

インターネットに接続する物といえば、パソコンやスマートフォンなどが知られていますが、これからの時代は、自宅にある様々な機器がインターネットに接続される時代が来ています。

「OK、Google 電気をつけて、電気を消して」というような感じでのCMを見たことがないでしょうか?あのような感じで家電とインターネットが接続されて便利になっているのです。

このように物とインターネットが接続され相互に情報交換が行われることをIoT(Internet of Things)と言います。

様々な物がインターネットと接続する事によって一体どのようになるのでしょう?

またどんなメリットが生まれるでしょうか?メリットだけなのでしょうか?

○IoT社会になると物が状況を判断して勝手に判断して行動する

IoT社会になり物がインターネットに接続されると、物がインターネットから情報を収集して分析して自動的に判断して行動し、人にアドバイスをくれるようになるのです。

例えば、急いでいて今日の天気を気にしていなくても、ネットに接続された玄関ドアが本日の天気情報を収集して、傘を持っていくべきだと教えてくれるのです。

さらに、玄関をでると車が自動で玄関前にきて、自動運転で会社まで運んでくれるということにもなるのですね。

その他には、冷蔵庫が賞味期限や消費期限が近い食品を把握して、無駄のないメニューを提案、健康面を考えたメニューを提案してくれるようにもなるのです。

さらに、物がインターネットに接続されるようになると、人が指示しなくても物同士が情報交換して勝手に動いてくれるようにもなるようです。

例えば、車が家に近づくと、エアコンが自動的に家までの到着時間を計算して家に人が到着した時には、部屋が快適な温度なるように調整してくれるようになります。

これは、車とエアコンの両方がインターネットに接続され、情報を交換しあうことによって実現しますね。

IoT社会が進むと、このように、人の趣味や嗜好や、行動、気温、湿度、天気など様々な状況を判断して、物が勝手に判断して行動していくようになるのです。

〇IoTで外出先から簡単に遠隔操作できる

皆さんは、外に出てから家の電気やエアコン、テレビの切り忘れなどが気になったことはありませんか?

すぐに気づけば戻れるけど、急いでいたり、既に遠くに移動していたりする場合には諦めるしかありませんよね。

それが、IoTでスマートフォンなどから、自宅のエアコンやテレビを遠隔操作して消す事が可能になるのです。

また、外出先から家族の様子を把握することもでき、ペットのエサをあげたりすることも可能になります。

さらに自宅以外にもホテル予約や交通状況の把握、タクシーの予約といった様々な情報にアクセスして操作できるようになります。

IoTが進めば、何処にいてもいろいろなことを簡単に操作することができるようになるのですね。

○IoTで滅茶苦茶便利になる

IoT化が進めば、スーパーのレジなども無くなっていくといわれ、手に取った商品を自動で判別して、店を出たときに、自動で計算してクレジットで支払ってくれるようになるなど、様々な物が自動で判断して行動し便利になります。

私としては少し便利すぎるような気がしないでもないですが、これからの社会はあらゆる物がインターネットに接続することで、自動で行動していく時代になっていくと言われているのです。

また、IoTに次ぐ技術して、人とインターネットに接続されるIoHの研究も進んで行っているようです。

※IoHとは、「Internet of Human」の略称で、デジタル機器や物だけでなく人までもがインターネットに接続される概念。

〇IoTが進めばスマートフォンが無くなる!?

IoTが進めばスマートフォンでいろいろな物が操作できるようになると説明しましたが、IoTが進んでいくとスマートフォンはいずれ無くなるかもしれません。

ほとんどの物がインターネットに接続されることで、スマートフォンを持っていなくても簡単に欲しい情報を入手できるようになることや、直感的な操作と持ち運びしやすさなどから、スマートフォンからスマートグラスと呼ばれるメガネ型のデバイスに移行すると言われているのです。

また、メガネに関しては抵抗がある人もいるため、時計が次の携帯になるという説もあります。

いずれにしても、スマートフォンの時代は終わっていくのかもしれません。

〇IoTの問題点について

IoTは現在、急激に進化しており多くのメリットが知られるようになってきましたが、もちろん問題点デメリットもあります。

まず、物がインターネットに接続されることで、物がサイバー攻撃を受けるようになるので、外部からの攻撃で家の様々な物が壊されてしまう可能性があります。

さらに、不正アクセスによって、家が留守であるとか、家族構成などといった、プライバシーにかかわる部分が外部に流失してしまうリスクもあります。

また、不正アクセスで玄関の鍵を開けられてしまうといった可能性もあるかもしれません。

もちろん。セキュリティ対策は進められているのですが、インターネットに接続して遠隔操作できるということは、危険性が0にはできません。難しい問題ですね。

そして、インターネットに接続するためには、電気の供給が必要不可欠です。多くのIoT機器を利用すれば電気消費量が多くなります。

もし、停電などによって電気の供給が止まってしまえば、今まで以上に生活にも大きな影響が出てしまうことも考えられます。

さらに、電気が供給されていてもネットの接続が不安定になると、誤作動を起こしてしまう可能性もあります。

IoTは生活を便利にしてくれる反面、リスクもあるということも覚えておくといいでしょう。

便利も大切ですが、人間は不便を楽しむことも大切かもしれませんね。

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