日本では、1日に自動販売機を見ない日がないといえるぐらいに、歩いていれば至る所で自動販売機を見かけますよね。
だから、ほとんどの方が自動販売機を利用したことがあると思います。
便利で何処にでもある自動販売機ですが、自動販売機の起源を知っていますか?
そんなこと知ってなくても「別に困らないし・・」と思う方が多くいると思いますが、いつも自動販売機にお世話になっている方は、自動販売機の起源を知ってみてはいかが?
もし、自動販売機の起源に興味がある方は、読み進んでみてください。(*^▽^*)
○自動販売機の起源
自動販売機という機械がいつできたか知っていますか?
自動販売機は機械だから、そんなに昔ではないと思う人が多いのではないでしょうか?
しかし、自動販売機の歴史は意外と古いのです。
自動販売機と言われると電気で動いているイメージがあると思いますが、もっとも古い自動販売機は電気で動いていませんでした。
最初の自動販売機は、なんと紀元前215年に作られたと言われています。
つまり、いまから2200年以上も前には、自動販売機がどこかに存在していたというわけなのです。
紀元前215年に、エジプトで最初の自動販売機が生まれたとされています。
その自動販売機は、聖水を販売するもので、お金を入れることによって重みで内部の受け皿が傾いて、それがもとにもどるまでの間、蛇口から聖水が出るというものでした。
今の自動販売機とは違いますが、こんなにも昔に自動で販売することができる仕組みを考えた人がいたのですね。
この最初の自動販売機を考案して製作した人は誰なのかわかっていません。
○日本での自動販売機
日本で、自動販売機が置かれるようになるのが、エジプトで最初に自動販売機ができてから、2000年後です。
つまり、日本で自動販売機ができたのは1800年代です。
日本で最初の自動販売機は、1888年のタバコの自動販売機が最初だと言われています。
そんな最初にできた自動販売機は、硬貨を入れると勝手にタバコがでてくるもので、今のようにボタンで商品を選ぶことはできませんでした。
そのため、お金を入れる場所によって商品が違うという自動販売機だったようです。
そして、現在のようにお金を投入して、ボタンを押すことによって商品を選べる自動販売機ができたのは、1925年なのですが、日本ではなくアメリカによって開発されました。
これが、今現在の自動販売機の原型で、ボタン式の自動販売機が誕生したのは90年前だったのです。
そして、ボタン式の自動販売機が日本に普及するのは、1960年代です。
○自動販売機と治安
日本では、多くの自動販売機を見かけますが、それは日本が治安の良い国だからだと言われています。
治安の悪い他の国では、お金が入った箱(自動販売機)などが町中にあれば、すぐに強盗に狙われて奪われるということですね。
つまり、治安の悪い国では、自動販売機は、すぐに壊されて盗まれる可能性があるので、簡単には設置できないということです。
だから、日本のように至る所に自動販売機がある国は、治安の良い国だと誇れるといってもいいと思います。
近くの自動販売機で、ジュースなどを簡単に買うことができるのは、日本の治安維持力のたまものだといえますね。
そして、自動販売機と言えば、当たりつきの自動販売機の方が、ワクワク・ドキドキしませんか?
自動販売機が複数並んでいて、その中に当たりつきの自動販売機があれば、そちらを選んでしまうという人は、私です!
なので、当たりつきの自動販売機についても少し紹介しておきますね。
〇当たりつき自動販売機
当たりつきの自動販売機は、1970年代の後半に誕生しました。
当たりつきの自動販売機で当たったことがありますか?
全然、当たったことがないという方もいると思いますが、どれぐらいの確率で、当たりつきの自動販売機で当たるのかと知りたいと思いますよね。
当たりつきの自動販売機では、設置者が確率を変更できるようで、メーカーにもよりますが、1/50~1/990のようです。
だから、2%~0.1%の確率で当たるということになります。
設定によっても違いますが、かなり当たる可能性は低いということですね。
そして、都市伝説的な感じですがが、当たりつきの自動販売機の当たる確率を上げる方法として、売れていないジュースを買えば、当たる確率が上がると言われています。
信じるか信じないかは、あなた次第ですが、試しに売れていない自分が飲みたくない飲み物を購入することにチャレンジしてみてはいかが?
※当たる確率が上がるのかは定かでありませんので、自己責任でお願いします。<(_ _)>