最近のロボットを見ると、だいぶ人間に似てきたと思いますが、未だに人間と同等のロボットは存在しているとはいえません。
しかし、日々、技術は進歩しており、ロボットたちが人間の知能や技術力を超えるのは時間の問題であるとされており、人間である私たちよりも優秀なロボットが存在するようになると思われます。
私はそんなに優秀ではないので、すでにロボットに抜かされているかもしれませんが・・・。(>_<)
技術が進歩して、今度、ロボットはどのようになってしまうのでしょうか?
○技術は着実に進歩している!
皆さんは、技術の進歩を感じているでしょうか?
私が技術の進化の指標に勝手にしているのは、なんとあの有名なUSBメモリです。
今、私が愛用しているUSBメモリの容量は32GBですが、2000年に発売されていたUSBメモリの最大容量は128MBでした。
今では、2000年に発売されたUSBメモリの1000倍以上の容量があるUSBメモリが販売されており、しかも当時の128MBのUSBメモリよりも安い値段で販売されているのです。
価格は高くなりますが、なんと1TBのUSBメモリもあり技術の進歩が伺えます。
そして、ニュースでも話題になりましたが、まだまだ先だと思われていた複雑なボードゲームである囲碁や将棋で、人工知能がプロに勝ったのです。
もうそこまで、技術が進歩しているのですね。
そして、ロボット技術やパソコンの処理能力は確実に進化しており、数年前のパソコンと今のパソコンを比べても全く能力が違うものとなっているのです。
この技術的の進化が進んでいけば、いずれ、コンピュータの能力は人間を超えることになるとされ、人間を超えるコンピュータ(人工知能)が生まれた時に起きる出来事を技術的特異点というのです。
○技術特異点とはいったんなんのなのか?!
今までの技術の進歩は、コンピュータなどを使いながらも、すべてが人間の管理によって行ってきました。
それは、コンピュータが人間よりも優れていないためであり、コンピュータでは新しい技術を自分で作リ出すことができないためでした。
もし、コンピュータが人間の能力を超えたとなると、新しい技術は人間ではなくコンピュータが作れるようになります。
それが技術的特異点であり、人間が直面する人間の限界といえるのです。
関係ない話ですが、技術的特異点は「シンギュラリティ」ともいわれます。
日本語よりも、シンギュラリティの方がかっこいいですね。
人間の限界がきたらコンピュータが技術の進歩を作り始めるわけですが、コンピュータが作るコンピュータは、今まで私たち人間が創造することができない速度で急速に発展していくと予想されます。
だから、技術的特異点にたどり着くと後戻りできないほど、人間の生活が変容するとされています。
○技術的特異点が発生すると急速に進歩する理由は?
現在の人間の能力を100と仮定したとき、今のコンピュータの知能を50だとします。
人間の能力は100で固定なので、どんなに頑張っても技術力の向上速度には限界というものが存在しているのです。
技術的特異点は、コンピュータの能力が101になった時であり、人間の技術向上速度を超えることになります。
そうなると、また進歩により能力が120のコンピュータを開発しますね。(たぶん)。
そして、この120の能力を持ったコンピュータは、もっと早く、新しい技術を開発できる能力を持っているので、技術開発が加速することになります。
能力100しかない私たちは、100以下のことしか予想することはできませんし、対処することもできません。
技術的特異点を超えた先は、人知を超えているため、予想は不可能であり、対処も不可能なので、人間の生活が変容しても、後戻りはできないのです。
はて、技術的特異点を超えてしまったら、どんな世界になっていくのでしょうか?
地獄か、天国かは、技術特異点のその先には、人間には予測不可能な未来しか存在しないのですね。
○未知の世界は2045年に到来するかも?!
地獄かもしれないし、天国かもしれない技術的特異点が来ると予想される場所は2045年といわれ、そう遠くない未来に技術的特異点が来るのです。
実際は、もっと時間がかかるという意見もありますが、いつかは技術的特異点に到達すると考えられます。
そして、そこから先は、コンピュータが神となり人間を支配する、人間がコンピュータを奴隷にする世界が来るかもしれません。
まあ、実際、技術的特異点を超えた先は、人間には予想ができないわけですから、コンピュータを作った我々人間をコンピュータが神に祭り上げて、一生裕福な暮らしができる天国が待っているのかもいるかもしれません。
ただ、コンピュータによって管理される世界を天国ととらえるかは、人によって違うと思います。
楽な暮らしができているようで、結局はコンピュータに支配されているだけかもしれませんからね。
こんな人間が予想できない技術的特異点を恐怖と感じる人も多いと思いますが、私は見てみたいと思っています。
技術的特異点を見るためには、健康で長生きをするしかありませんから、健康管理をして頑張って長生きできるように頑張るしかありません。
さて、あなたは技術的特異点見たいですか?それとも技術的特異点を阻止しますか?