誰もが成功したいと思い、努力し挑戦するのだと思いますが、成功したいと思うのは成功した人たちに憧れているからですよね。
そして、成功者になって、お金、名誉などが欲しいと思うから成功したいと努力するのだと思います。
また、成功に憧れて、成功者の本を読む人が多いと思います。
成功者の本には成功例があり参考になる部分もありますが、成功例は過去のことであり、また、本は現実ではありません。
本は本であり、事実だけだとは限りません。
本は、完全なフィクションではなく面白おかしくするために作られている部分もあるかもしれませんよ。
そして、成功例は過去の産物であり、成功例を真似たからといって成功できるということでは無いのです。
だから、成功したいのであれば、成功者の本を見るよりも失敗した方がいいかもしれませんよ。
だって、失敗は成功の元っていうからですね。
○失敗は成功の元?成功の元は失敗?!
失敗は成功の元という諺がありますが、それは、ただ失敗を多くすれば成功できるということではありません。
失敗しないために考えて挑戦しても、失敗することがありますが、その失敗の原因を追究して改善することで成功することができるということなのです。
だから、失敗しても失敗から学ばずにいては、失敗は成功の元になりません。
失敗から学ばずに失敗し続けていても、ただの、失敗になってしまうのですね。
そして、失敗を成功の元にするためには、失敗を認めることが大切なのです。
☆失敗を成功の元にするには失敗から学べ
失敗し続ける人は、失敗を認めずに誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりするのです。
「あれは失敗ではない」と、現実を認めたくないこともありまが、失敗から学ぶためには、失敗を失敗だと認識しなければなりません。
だから、失敗を成功の元にするためには、失敗を認めることが大切です。
失敗を認めることで、失敗の原因を考えて改善することができるので、失敗を成功の元にすることができるのです。
そして、失敗して反省することも大切ですが、反省しすぎて、落ち込みすぎたり、委縮しすぎたりするのもダメですよ。
○失敗を反省しすぎるのは問題?!
失敗して、反省することは大切ですが、反省しすぎると、失敗するのが怖くなり、挑戦や行動できなくなるのです。
挑戦や行動しなければ、失敗をしなくなるかもしれませんが、成功することもできなくなります。
だから、成功するためには、失敗して反省し改善して失敗を引きずらずに淡々と乗り越えることが大切なのですね。
○失敗をアウトプットすれば原因がわかる?!
失敗したことは、早く忘れたいと思いますが、折角、失敗したのなら、きちんと失敗の原因を知り、改善策を考えることが、成功するためには大切なのですよ。
失敗を書き出してアウトプットすることで、気持ちの整理もできますし、失敗を客観的に考えることができるので、失敗の原因がわかりやすくなり、同じ失敗をしないようにできるのですね。
だから、失敗を書き出してアウトプットすることが成功するためにも大切なのです。
このように失敗を成功の元にするためには、ただ失敗をすればいいというわけではないのです。
失敗を失敗だときちんと認めて、失敗した原因を追究して改善し、そして挑戦し続けることが大切なのですよ。
そして、失敗を成功の元にする方法を考察してみましたが、なるべく失敗しないための方法も知っておく必要がありますよね。
失敗するのは、人によって理由が違うと思いますが、力不足や失敗の原因をきちんと理解できていないからではないでしょうか?
○なるべく失敗しないためには?
なぜ、失敗するのかというと、失敗を認めない、失敗から学ぼうとしないなどの理由があります。
なぜ失敗を認められない?失敗から学ぶことができないのか?
それは、人は経験を積むことで自信を身に付けて、考え方が固執してしまい、過去の栄光に縋ってしまうからではないでしょうか?
しかし、世の中は、日々変化しているので、考え方を柔軟にする必要がありますし、過去の経験だけでは対処できない場合があります。
だから、失敗し続けないためにも、経験だけに頼らずに失敗から学び続ける姿勢が大切なのです。
そして、多くの人は、時間や労力をかけたら、引くに引けなくなるということがありますよね。
○失敗しないためにはサンクコスト効果に注意!
時間や労力をかけて引くに引けない状態のことをサンクコスト効果と呼びます。
サンクコスト効果とは、既に支払ってしまったコスト(費用・時間・労力)によって、その後の意思決定に悪い影響を及ぼし、合理的な判断ができなくなってしまう心理のことを指します。
しかし、今までコストをかけたからといって、成功するというものではありません。
成功するためには、今までのコストを気にするのではなく、失敗から学んで未来を予測して行動することが大切なのですね。
○失敗を成功の元にするまとめ
失敗のまま終われば、それは失敗になりますが、成功までたどり着けば、それは失敗ではなく成功までの過程になるのです。
どんな凄い成功者であろうと失敗をしているのです。
しかし、成功者は失敗で終わらせずに、失敗を糧に成功を勝ち取っているのですよ。
失敗を成功の元にするためにも、挑戦して失敗し、失敗を認めて原因を追究して改善することが大切なのです。
失敗から多くを学んで成功を掴みとりましょう。