ティッシュペーパー(tissue paper)は、薄くて柔らかい紙で鼻をかんだり、拭いたりと多種多様に使えるとても便利な商品です。
さて ティッシュペーパーの名前の由来は何なのでしょうか?
まず ティッシュとは織物のことを言うそうです。
そして、金の糸で縫った布のようなものを「ゴールドティシュ」と呼び、これを重ねる際に間にいれた薄い紙をティッシュペーパーと呼ばれた事から、ティッシュペーパーと呼ばれるようになったんです。
ティッシュペーパーが開発されたのは、第一次世界大戦中で最初は脱脂綿の代用品として開発されたんです。
そして吸収力を高めたティッシュペーパーをガスマスクのフィルターとしても使用していたんです。
ティッシュペーパーは、軍事用として開発されたという事なんですね。
そして 第一次大戦が終了した事により、ティッシュペーパーは過剰に在庫が余ったので、その在庫をアメリカのキンバリー・クラーク社がメイク落とし用として「クリネックスティシュー」として発売して、ティッシュペーパーは世界に広まったのです。
そして ポケットティッシュ、実は日本生まれなのです。
アメリカでは、基本 ティッシュペーパーは家で使うものとして広まりましたが、持ち歩けるようにポケットティッシュという形を 日本人が考えたという事なんです。
ティッシュペーパーは、発祥のアメリカにならい、箱には、ティシューと しばしば書かれていることがあるが、日本ではティッシュと基本的に呼ばれています。
間にちっちゃい「ツ」がある方が私もいい感じだと思います。
ちょっとだけ注意事項!!ティッシュペーパーは、トイレットペーパーと似ている製品であるため、トイレに流してしまう人がいるが、トイレットペーパーとは違い水の中でも ほぐれにくい加工がしてあるため、トイレに流すと詰まる原因になりますので、基本ティッシュペーパーをトイレに流してはいけません。
ちょっと補足。ヨーロッパでは、ティッシュは、分厚くて使い捨てではなく、鼻をかんだ後にポケットに入れて使いまわすようです。
ティッシュペーパーの使用目的は、人によって様々ですが、主に鼻をかむためや、化粧をぬぐう、ちょっとした汚れを取るなどで使われる事が多いと思います。
私の場合は、ティッシュペーパーは、鼻水をかむために使う事がもっとも多い。
しかし、ティッシュペーパーで鼻をかみ続けていると鼻の下が赤くなることがあります。
これは ティッシュペーパーにより鼻の下がこすれて、接触性皮膚炎になるからなんです。
そして、風を引いている時の鼻水の中には、白血球の死骸が含まれています。
これが鼻の下をヒリヒリさせる原因となります。
白血球の死骸の中には蛋白分解酵素が含まれているからなんですね。
蛋白分解酵素によって鼻の下の皮膚を溶かしてしまい、鼻の下がヒリヒリしてしまう現象が起きてしまうわけなんです。
鼻の下がヒリヒリしたときには、ワセリンを塗るといいんです。
ワセリンには、外部からの攻撃を防ぎ、皮膚を守る作用がありますので、皮膚を守って、鼻の下のヒリヒリを抑えてくれるんですね。
他の方法としては、炎症を抑える塗り薬や、保湿クリームもおすすめです。
また、最近では、水分を含んでいたり、より柔らくなっている。ティッシュペーパーがあり、鼻の下のヒリヒリをより起こしにくい商品も出てきています。
鼻の下が赤くなるぐらいに 鼻水が止まらない場合は、使ってみてください。
しかし ちょっと値が張りますけど。
別の話しになりますが、鼻水をかんだ手をきれいなのでしょうか?
正解は、汚いことが多いです。
鼻水はきたないイメージがあり、触らないようにしていると思いますが、ティッシュは薄いので、水などを簡単に通してしまいます。
だから汚れていないつもりでも、鼻水をかんだ手は汚れているものです。
鼻水をかんだ後は、なるべく手を洗った方がいいんです。
そして 何か他人が振れてしまう可能性があるものを触る前は、手を洗うことをおすすめします。