尿意を感じてトイレに行きたいけど行けないときがありますよね。
例えば、高速道路などの場合は、次のパーキングまでは、トイレに行くことができません。
また、車が渋滞しているときにもトイレに行きたいけど行けないことってありますよね。
私も何度もトイレに行けなくて漏れそうになりながらも耐えてきました。
漏らしていません。信じてください。ここまで言うと逆に怪しいですが、本当に我慢をして耐え抜いてきたのです。
そんなことを思っていると、一体どのぐらいまで尿を溜めることができるのかが気になったので調べることにしたのです。
人間が溜めることができる尿量のことが気になりませんか?
○どのぐらい尿が溜まると尿意を感じるの?
尿意は、膀胱に尿が溜まることによって感じるもので、150ml~200mlの尿が膀胱に溜まると少しずつ尿意を感じるようになるといわれています。
また、250ml~300mlほどになると強い尿意を感じるようになるため、200mlを少し超えるぐらいで排尿するのが一般的になります。
そして、一般的に尿は、1日に1.5L溜まるので、平均すると1時間当たり約60mlの尿が溜まることになります。
しかし、夜間は抗利尿ホルモンの働きでそこまで尿が溜まらないので、日中は70~80mlほど溜まるという感じです。
水分の摂取量によっては、1時間に溜まる尿量に違いがありますが、計算上は2時間と少しで、尿意を感じてトイレに行きたくなるのですね。
さらに、膀胱は緊張によって硬くなるとされ、緊張している場面で尿意を感じるのが早くなるのは、膀胱の柔軟性が失われるからだそうです。
そして、緊張すると神経が敏感になって、尿意を感じやすくなることもあります。
だから、緊張して尿意を感じるのが早くなっているときは、深呼吸をしてリラックスすることで通常の尿意に戻ることもあります。
○尿意には男女差がある?!個人差も
トイレは、2時間~3時間で行きたくなるのが一般的ですが、男性よりも女性の方が早くトイレに行きたくなるのです。
これは、男性よりも女性の膀胱が小さいことと、骨盤底筋の力が弱いことが挙げられます。
そして、溜めることができる尿量には個人差があり、最大500ml~700mlと言われています。
子どもは膀胱の容量が小さく、骨盤底筋も弱いのでトイレに行きたくなってから、限界に達して漏らすまでの時間は早いです。
また、成人男性では、最大で1L 溜めることができる人もいるようです
しかし、最大容量まで溜めると、膀胱が伸びて薄くなり、外部から圧力がかかると破裂することがあるので注意しましょう。
骨盤底筋が強く、尿意を相当我慢しないと1Lも尿が溜まることありません。
トイレに何度も行くから、もっとトイレに行かなくてもよくなりたいと思っている人もいますよね。
そんな人は、鍛えることでトイレを我慢することができるようになることを知っていますか?
○骨盤底筋を鍛えることで尿は多く溜められる?!
一般的に尿は200ml程度で排出したくなりますが、個人差はありますが倍ぐらいまでの尿量を溜めることができます。
しかし、尿を倍の量まで溜めることができるようになるためには、骨盤底筋を鍛えて尿が漏れないようにする必要性があります。
また、女性は骨盤底筋を鍛えることで、尿漏れを予防することもできます。
骨盤底筋は、おしりを引き締める運動をすることで鍛えることできるので、暇な時におしりを引き締めることをおすすめします。
また、トイレをできるだけ我慢するようにすることでも、骨盤底筋を鍛えることができるので、家で安心してトイレに行けるときは、少しトイレを我慢することで鍛えることができるのですね。
しかし、尿を溜めすぎると膀胱炎になることであるので、我慢のしすぎはいけません。
骨盤底筋を鍛えれば、尿意を感じてから1、2時間ほどトイレを我慢することができるようになるのです。
トイレが近くて気になる人やトイレのことが心配な人は、骨盤底筋を鍛えてみてはいかがでしょう。
頻尿が気になる方は、下記のページを参考にしてみてはいかがでしょう。
そして、尿と言えば、汚いといくイメージがあると思いますが、どれぐらい汚いのでしょうか?
そんなことも気になったので少しだけ説明しておきますね。
○尿ってどのぐらい汚いの?
尿は汚いイメージがあるかもしれませんが、尿は腎臓でろ過されて作られるものなので、なんと無菌であまり汚くないといわれています。
しかし、尿は外に排出されることで、細菌が侵入して尿酸を分解しアンモニアが発生するので、尿は排出されて時間がたつほど汚くなります。
尿は、あまり汚くないと言いましたが、臭いがありますし、すぐに菌が繁殖するのでキレイではありません。
ちなみに、尿の成分は、98%が水分で、尿素やナトリウム、カリウムなどのミネラルが含まれています。
個人的な意見としては、無菌だろうが尿は汚いと思いますけど・・・。尿は思っているほど汚くないのですね。