確定申告なんて関係ないと 思っていませんか?
普通の会社員でも 年間20万円以上の副収入があると 確定申告をしなければなりません。
納税は国民の義務なので きちんと確定申告をして 納税しましょうって事です。
最近では、ネットで株式投資をしている方も多いのですが、特定口座の源泉徴収有りを選べば 自動で税金を証券会社が引いてくれるので 確定申告をしなくてもいいんです。
しかし 損失が出た場合は、確定申告した方が、損失を3年間繰り越す事ができて 翌年利益が出ても税金を払わなくてすむようになるんですね。
私自身も 少しですが副収入があり確定申告をしなくてはなりませんので この時期は ちょっと憂鬱になります。
そんなに大変ではないのですが、税金を支払う必要もありますし、年に一回の事なので 忘れてしまうから時間がかかるからですね。
確定申告について ちょっとだけ 説明しながら 役立つサイトを紹介します。
① まず確定申告をする必要がある人を説明します。
会社員の方であれば、本業の所得以外に 年間20万円以上の所得があれば確定申告が必要になります。
主婦の方であれば、年間38万円以上の所得があれば確定申告が必要になります。
しかし パートで働いて給料の合計が103万円以下であれば38万円以下の年間所得としてみなされるので確定申告は必要ありません。
主婦の方の場合は、投資や事業で 収入-費用=所得の所得が年間38万円以上あれば確定申告が必要になるって事ですね。
そして 年間の医療費をある程度しはらったら、医療費控除を受ける事が出来る場合もありますので、確定申告をした方がお得な場合もあるんです。
さらに 土地や建物を売ったとき時に利益がでれば 確定申告をする必要があります。
確定申告をしないといけなかった事を知らないではすみませんよ。
確定申告をしないでいると 後で 普通に支払う税金以外に追徴税まで支払う事になるんです。
② 確定申告には、2種類の方法があるんです。
青色申告と白色申告ですが、個人事業主で 年間ある程度 稼いでいる方で無ければ 白色申告になります。
青色申告の場合は、特別控除や税制面のメリットがありますが、帳簿をちゃんと付けなければなりません。
その手間を考えると 副業程度の収入であれば 白色申告で充分です。
③ 稼ぐと所得税と住民税を支払う必要がある。
所得が増えると所得税と住民税が増えます。
増えた所得税は、確定申告すると支払う金額が決まるので 自分で納税する必要があります。
住民税については、会社員の方であれば 通常は会社の給料から差し引いて 会社があなたに変わって支払ってくれます。
しかし 住民税が上がると 会社側は 給料以外の所得があることが解るんです。
会社で副業が禁じられている方の場合は、住民税が上がると 会社にばれてしまい大変な事になるかもしれません。
そんな方は、確定申告をする際に 給与所得以外の住民税の徴収方法の選択の欄で「普通徴収」を選びましょう。
そうすることで 増えた住民税を直接支払う事ができるので 会社に住民税が上がって副業がばれる事がないんですね。
さて確定申告について 少し説明しました 解ってもらえたでしょうか?
では 確定申告について 流れで説明します。
確定申告する為に まずは、収入を証明する物を用意します。支払い明細や通帳などですね。
そして 経費の証拠を用意します。領収書や通帳やクレジットカードの明細などですね。
後は 月ごとにまとめて エクセルなどで簡単な資料を作りましょう。
確定申告の用紙は、最寄りの税務署でもらえますし、インターネットで確定申告の用紙ダウンロードで探して もらえれば 印刷用の物が 簡単にダウンロードして使えます。
後は、確定申告の手引きがありますので それを読みながら作ればいいんです。
解らない場合は、確定申告の時期は 最寄りの役所でも相談会がありますし、税務署でも教えてもらえます。
☆確定申告に関連するサイト
国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。