左利きの割合は、全体の10~12%と言われており、右利きよりもかなり割合が少ないから右利きの人が多いということになります。
男性の方が女性より左利きが多いとも言われています。
そして、左利きは遺伝する傾向があるとも言われています。
しかし 左利きが少数である理由は、まだ解明させていないようです。
多くの謎に包まれた利き手ですが、なんと生まれつき両利きの人もいるようで、割合としては1%程度と言われているのですね。
両利きであれば、不便はありませんが、左利きの場合、不便を感じることも多くあるのです。
では、少数派である左利きについて紹介していきます。
〇左利きは直すべきなのか?
多くの商品やサービスは、多数派の右利きのために存在しており、左利きの人はとても不便な現状と言えます。
だから 左利きを右利きに直した方がいいと昔は言われていましたが、実際のところ左利きは直すべきなのでしょうか?
難し問題ですが、不便なことを考えると右利きに直した方がいいとも言えますが、無理な矯正は子供にストレスを与えますし、言語障害などがでることもあるようです。
そして、利き手は使いやすいから利き手なのであって、機能的に優れている利き手を封印するということは、多くの可能性を潰すということにもなりかねません。
だから、無理に利き手を直すことは、あまり良くないということです。
しかし、生活をする上で左利きは不便なことが多いので、ある程度の年齢になってから、箸などは右手でも使えるようにすればいいのではないでしょうか?
〇左利きのデメリット
では、具体的に左利きが不便だと思われることを紹介します。
1.左利きだと右利きの人の隣で食事をするときにお互い邪魔になる。
2.ハサミやグローブなどは、右利き用が多く不便である。
3.電子機器のスイッチなどは、右側についていることが多く不便。
4.右利きように文字が作られているので文字が書きにくい。
※特に書道などは右で書く必要があるので不便。
多くの物が多数派の右利きように作られているので、左利きの人には使いにくいということになります。
さらに左利きでは、右利き用のものが使えないということもあるのです。
左利き用のものは、基本 少数派の商品になるので値段が高くなる傾向にあります。
だから、左利きの人は多くのデメリットを感じるということになります。
〇左利きの人の短命?!
なんと右利きの人より、左利きの人の方が、平均寿命が短いという結果があるようです。
理由として考えられるのは、ストレスだと言われています。
ストレスが健康に悪いということは、多くの人が知っていると思いますが、左利きは日常生活で日々ストレスを感じることが多く、ストレスにより平均寿命が短くなるという説があるのですね。
そして、左利きの人は事故死の確率が高いと言われています。
多くの場所や製品が右利きように作られているので、左利きの人は事故をする可能性が高くなるからではと言われています。
左利きの人が短命なのには、確実な根拠はないようですが、統計学的には左利きの人の方が短命だと言われているのですね。
左利きの短命を克服するには、やはり、ある程度は、自由に右手を使えるようにするのも大切かもしれませんね。
しかし、子供のころ無理矢理に右手に矯正するのは、逆効果になる可能性もあります。
〇左利きの可能性?!
左利きには、右利きとは違う特徴があると言われています。
と言うことは、左利きには、右利きにない可能性があると言うことになります。
なんと、左利きの人には、天才が多いと言われているのです。
手を使うときには、逆の脳を使うということを知っていますか?
だから、左利きの人は、右脳を使うことが多く右脳が発達すると言われており、右脳は感覚的に物事を捉える脳なので、左利きの人は感覚で物事をすることに優れていると言われています。
例えば、絵や音楽などの才能があったり、暗記がずば抜けて凄いなど、1つのことに対して異常な才能を発揮することがあると言われています。
誰もが知っている天才、モーツァルト、ピカソ、アインシュタイン、レオナルド・ダヴィンチは左利きだったようです。
しかし、左利きの人には、失読症、統合失調症、注意欠陥・多動性障害、アスペルガー症候群などが多いと言われていますし、左利きの人は、どこかしらに欠点があるとも言われています。
だから、左利きの人は、異常な才能を発揮する可能性も高いが欠点もあるということなのですね。
〇左利きはモテる?!
左利きの人はモテるということを聞いたことはありませんか?
理由はいろいろあるのですが、文字を書くときは、左利きは書きにくそうに見えますが、それが好印象を与えるとも言われています。
そして、左利きは、数が少ないので珍しく印象に残るからだとも言われています。
さらに、左利きの人は、創造性や芸術性が高く、スポーツ万能な人が多いと言われているので、モテるのではないでしょうか?
少数派の左利きの人は、多数派である右利き中心の世の中では不便なことも多いが、メリットも沢山あるということです。
左利きには、右利きの人には無い才能がある場合もありますし、左利きはモテる可能性も高いのです。
左利きを無理に矯正すれば、逆効果になる可能性もあるので、子供の頃は利き手は自由にして、もし不便なら左利きの人は、右も使えるようにして両利きを目指した方がいいかもしれませんね。