人類にとって最も近くでよく名前を聞く金属といえば「鉄」ですよね。
そんな鉄とはどういった物なのだろうか?きちんと理解しているでしょうか?
鉄は、さまざまな製品に使われ、私たちの生活に無くてはならない物であり、とても大きな恩恵をもたらしてくれている。
そんな鉄が気になったので、私は調べてみることにしました
鉄は、元素記号がFeで原子番号26番の元素です。
鉄は、英語ではiron(アイアン)といいます。
ちなみに 服のしわを伸ばすアイロンですが、英語の鉄であるironをローマ字読みしたのが由来なんです。
ちょっとだけ賢くなりましたね。雑学でしたが どこで使うねんって感じでしょうか・・。
鉄は、どれぐらいなのか想像が難しいですが、地球の地殻(地球の固体の表層部)の5%を占めています。
純粋な鉄の色は、白色で金属光沢があるんです。
鉄は湿った空気中では、すぐにに酸化するため 黒ずんだり、褐色した状態になるのんです。鉄は錆びやすいとイメージがありますね。
しかし、近年の製造された純度99.9999%の超高純度鉄は柔らかくて錆びにくいんです。
今まで 私たちが持っていたイメージは、あくまで鉄の合金であり、本来の鉄とは違っていたというわけです。
鉄は本来 錆びにくい金属だというのは驚きですね。
鉄は、ほかの金属に比べて 地球上に多いため安価ですし、比較的 加工しやすいため、人類が最も利用価値する金属だといえます。
そのため 私たちのすむ世界には、いたる所に鉄が使われているんです。
そして 鉄と言えば人体に必要な栄養素でもあります。
鉄と鉄分というのは、実はちょっと違うのです。
鉄分とは、金属の「鉄」の栄養学的表現ですが、鉄分は鉄をこれ以上 細かくできない状態にしたもので、原子やイオンという感じの状態の事です。
鉄鍋で調理すると、ごく僅かな鉄分が溶け出すようですが、鉄をそのまま栄養としてとる事は出来ません。
鉄を食べても消化できないので、鉄を食べても鉄分を栄養素としてとる事はできなんですね。
だから 鉄分をとる為には、基本は、鉄分を含む食材から接種する必要があるんです。
病院で 鉄分不足なのでレバーを食べてくださいとか言われたことはありませんか?
体内で鉄分が不足するとヘモグロビンの生産ができなくなり酸素が十分にいきわたらなくなるため、鉄欠乏性貧血を引き起こします。
女性の方が多く起こり、貧血の中で最も多い原因なんです。
鉄欠乏性貧血の症状としては、疲れやすくなったり、動悸などが起こり、ひどくなると起き上がることができなくなる場合もあるんです。
これらの症状は鉄分が少なくなるとおこる症状ですが、逆に鉄分を取りすぎるとおこる症状もあるんです。
鉄中毒と言い、肝臓が悪くなったり、心不全をおこしたりします。
鉄中毒がおき最悪の場合、死亡する可能性すらあります。
特に 子供がサプリメント摂取をすることによって鉄分が過剰になり鉄中毒をおこすようです。
体重1キログラム当たり20ミリグラムを超えれば鉄中毒になり、60ミリグラムを超えると死に至ります。体重50キロだとすると1000ミリグラムを超えて摂取すると鉄中毒になり、3000ミリグラムを超えると死亡する可能性もあるんです。
だから サプリメント等での鉄分の過剰摂取は控えるようにした方がいいんですね。
鉄は、人体にも世界にも重要な物質だというのがわかりましたね。