お金の貸し借りをすることがありますか?
お金の貸し借りは、絶対にしないという人もいるかもしれませんが、会社に行って、自動販売機で飲み物を購入しようと思ったときに、財布を忘れたと気づいた場合にどうしますか?
我慢をするという人もいるかもしれませんが、数百円であれば、ちょっと財布忘れたからお金を貸してと、同僚にお願いする人も多いのではないでしょうか?
数百円であってもお金の貸し借りはダメ!だと思う人もいるかもしれませんが、財布を忘れたと、同僚や友達、恋人に数百円貸してとお願いされた場合に断れば、逆に人間関係を壊しかねません。
だから、相手や金額によっては、貸し借りをした方が良いという場合もあるのですね。
しかし、お金の貸し借りは、あまりおススメできません。
なぜなら、お金の貸し借りは、人間関係を壊す可能性を秘めているからです。
○お金の貸し借りは人間関係を壊す?!
簡単にお金の貸し借りをするのは、あまりおすすめできません。
なぜなら、お金の貸し借りにはトラブルがつきものだからです。
借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔と昔から言われるように、お金を借りる時は優しいニコニコ顔をするのですが、お金を返すときには不機嫌な顔をすることがあるのです。
そうなると、お金を貸した方は、嫌な気分になりますよね。
そして、人間関係がギクシャクしてしまい、人間関係が壊れるということにもなるのです。
また、お金を借りた方は、お金を返すことが困難な場合は、お金を貸してくれた人を避けるようになる場合がありますので、人間関係が壊れるのです。
友人にお金を貸すと「お金と友人の両方を無くす」という言葉を聞いたことがありませんか?
だから、昔から言われるように、お金の貸し借りをすると、お金が返ってこない可能性もありますし、人間関係が壊れてしまう場合もあるのです。
○お金の貸し借りで信頼関係が築けることもあるかも?!
お金を貸す場合は、人間関係が壊れる可能性もありますが、お金の貸し借りで信頼関係が築ける場合もあります。
人をきちんと選んでお金を貸す必要がありますが、お金は誰にとっても大切なものであり、大切なものを貸し借りすることで信頼関係を築くこともできるのですね。
本当に困ったときにお金を貸してくれた人のことは信頼できるようになりますよね。
そして、困ったときにお金を貸してくれた人に、きちんと期日前にお金を返すことで、相手の信頼を得ることもできるのです。
お金の貸し借りは、きちんと返すことで信頼関係を築く手段にもなるのですね。
しかし、なぜかお金を貸した方が返して欲しいというときに気を使ってしまうということになります。
だから、もしお金を借りた場合は、金額の大小にかかわらずに、貸した相手のことを考えてすぐに返すことを忘れないでください。
そうしないと、信頼関係を築くどころか、人間関係を壊すことになるのですよ。
そして、やはりお金の貸し借りは、人間関係を壊す可能性を秘めているので、なるべくならお金の貸し借りはしない方がいいと思いますよ。
しかし、良好な人間関係を築くために、お金を貸したけど・・・。お金を貸したけど返してくれない場合はどうすればいいのか?
まずは、冷静にお金を返してもらえる方法を考えてみましょう。
○お金の返済を促す方法
返さない相手が悪いのだからと思い、高圧的にお金の返済を促すと、相手も気分を害して返してもらえるものも返してもらえなくなる可能性があります。
もちろん。返さない相手の方が悪いのですが、お金も返してもらえずに、人間関係も壊れることになれば、一番損をするのは、貸した方になるのですね。
だから、相手が返済しようと思えるように促すことが大切なのです。
例えば、「金銭的にピンチだから、貸したお金を返して欲しい。」逆に「お金を少し貸してもらえないか?」と、こんな風に言うと、相手がお金を返そうと思えるのではないでしょうか?
しかし、いろいろとお金を返してもらう方法を試しても、お金を返してくれない場合はどうすればいいのか?
お金をどうにかして返してもらいたい!もう人間関係なんて関係ないと思ってお金を返してもらおうとしても、友人にお金を貸すときには、多くの人は借用書などを使わずに口約束ですよね。
そんなときには、どうなるのか?
○借用書なしの口約束のお金はどうなる?
口約束でも契約は成立しているので、借用書なしであっても、お金の貸し借りをした場合は、契約は成立してお金を返す必要性があります。
しかし、口約束の場合は、契約した証拠が無いので、相手が認めなければ、その契約をしたことを証明する方法が無いのです。
だから、口約束でのお金の貸し借りはするべきではないのです。
口約束での契約をしてしまった場合は、相手が返す気がなければ返してもらえない可能性が高くなります。
そんな人にお金を貸した自分が悪いと諦めるしかないのか?
諦める前に、そんなときには、契約した証拠を作るって返してもらうことを考えてみてはいかがでしょう。
口約束で証拠が無いから契約を証明できないので、お金を返してもらうことができないのです。
だから、契約を証明できる証拠があれば、お金を返してもらうことが可能になるのです。
でも、口約束の証拠って?契約書?相手がお金を返さないのに契約書を交わそうとしても無理ですよね。
だから、お金を貸した「日時」「金額」「返済の約束」ということを証明する証拠を集めましょう。
例えば、契約書は無理でも、お金の返済をするなどのメモ書きやメールでも証拠になります。
また、知人の証言、自分の預金通帳からの出金も日時や金額を証明する証拠になります。
そして、相手の通帳への振込記録などがあれば、かなり強い証拠になるのです。
だから、口約束だからと諦める前に、お金を貸した証拠を集めてお金を返してもらえる努力をしてみてはいかがでしょう。
このようなことを考えると、やはりお金の貸し借りはしない方がいいということになりますが・・。
でも、友人に困っているからお金を貸して欲しいと頼まれたら、断りづらいですよね。
しかし、お金を貸してトラブルになり、お金も返ってこない・・。友人関係も崩壊という最悪の状況を考えると、やはりお金は貸さない方がいいのです。
だから、お金を貸してと言われたときには、上手に断れるのであれば断った方がいいのです。
○お金を貸してと言われたときの上手な断り方
お金を貸してと頼まれて、すぐに嫌だと断れば、人間関係が悪くなる可能性が高いのです。
しかし、お金を貸しても、人間関係が悪くなり、お金と友人の両方共を無くす可能性もあります。
お金を貸して欲しいと頼まれたら、どうすればいいのか?と、多くの人は迷うと思いますが、なるべくなら断った方がいいと思います。
そして、相手が嫌な思いをしない上手な断り方をすることが大切です。
例えば、借金の返済でお金が無いなど、貸すことができるお金が無いことを理解してもらえば断ることができますね。
そして、申し訳ないという表情で、言葉でははっきり貸せないということを伝えることも大切です。
また、人によってかなりの覚悟でお金を貸して欲しいと頼む場合があり、どうしてもお金を貸す必要があると思う場合は、基本、親友を失い、お金が返ってこないと思って貸すという覚悟が必要です。
お金を貸す場合は、それほどの覚悟が必要なのですね。
そして、お金の貸し借りは、もっと悲惨なことになる場合があります。
○お金の貸し借りは身を滅ぼす可能性がある?!
人によっては、少額であれば、簡単にお金の貸し借りをする人もいると思います。
しかし、少額であっても、きちんと返済しなければ、人間関係が壊れる可能性があることを理解しているでしょうか?
たとえ、お金を返す気があっても、お金を借りたことを忘れて返さないでいれば、貸した方が忘れていなければ、人間関係が壊れてしまうこともあるのです。
そして、大きな金額になれば、人間関係が崩壊するどころかもっと怖い現実がまっているかもしれません。
テレビや新聞で多くの事件が報道されますが、お金の貸し借りが原因の事件もあります。
金銭関係のトラブルが殺人事件になるということもあるのですよ。
そこまでのトラブルにならなくても、親友や恋人を失ったり、家族を失ったりと、お金の貸し借りのトラブルで大きなものを失う可能性があるのです。
だから、どんなに親しい人であっても、お金が絡むとトラブルになる可能性が高くなりますので、お金の貸し借りはなるべくしない方がいいのですね。
そして、もしお金を貸す必要があると判断した場合でも、トラブルにならないためにも借用書を作成することは大切だと思います。
どんなに親しい関係でもお金が絡むとトラブルにつながりやすいので、なるべく貸し借りをしない、貸す場合でもなるべく借用書を作成することをお勧めします。