山に住んでおられる方でしたら、毒を持っている蛇や凶暴な熊を恐れるのではないでしょうか?
海で仕事をしている人であればクラゲやサメが怖いと思われる方がいるとおもいます。
しかし 実は人間を死に至らしめる恐ろしい生物は、調べた結果 基本2つと言っていいのではないかという事実が判明したのです。
2大勢力があるっていうことなんですね。
1位を知りたいという方もおられるかもしれませんが、まず 最初に2位を知ってもらいましょう。
人間を2番目に死に至らしめているのは人間です。共殺しです。
恐ろしい事実ですね。
第2次世界大戦を知っていますか。
勉強をしている皆さんなら知っていると思いますが、70年ほど前にあった世界を巻き込んだ戦争です。
第2次世界大戦での民間人の被害者は3800万人から5500万人と言われているんです。
そして 軍人の死傷者は2200万人から2500万人と言われています。
一部、捕虜として亡くなった方や病気で亡くなった方もおられるようですが、これだけの人を人間が殺しているわけです。
第2次世界大戦は、あくまで一つの戦争です。
今でも小さな紛争がいたる所で起きています。今、この時も人間は殺しあっているのです。
また日本では2002年の統計では1871人の殺人事件が発生しています。
私的には、多くの人が殺されていると思ったのですが、これは世界的に見ても少ない数で、他国ではもっと多くの殺人事件が起きているようです。
日本の殺人件数が1871人だったのに対して年間、日本で蛇が人を殺している人数は10人程度のようです。
圧倒的に人間が人間を殺しているのがわかりますよね。
蛇よりも人間を恐れた方が良いような気がしてきました。
またテロによって年間1万人以上の方が殺されています。
人間とは、とても恐ろしい生き物です。
そして、日本では年間、10万人程度の行方不明者がでます。
大半は見つかっていますが、一部見つかっていない方もおられます。
隠れた殺人事件が起きている可能性が十分あるという事ではないでしょうか。
そして、皆さんが知りたがっているであろう 第一位について発表したいと思います。
人間を1番目に死に至らしめているのは「蚊」です。
あの プ~ンて音をたてて 人の周りを飛び回り、いつの間にか血を吸って、血を吸われた事が痒くなる あの「蚊」が世界で一番 人を死に至らしめる生物なのです。
蚊は、人間以上に人間を死に至らしめる恐ろしい生き物です。
蚊は、超危険生物なのです。毒蛇やハチをなんて蚊に比べてたら人間に優しい方ですよ。
蚊が危険な理由については…
蚊は、直接的に人間を殺すわけではありませんが、感染症を動物や人から人へと伝染させて行き、そして人間を死に至らしめるんです。
感染症として危険なのはアフリカなどではやっているマラリアである。2012年には、推計で627,000人の人間を殺したと言われています。
627,000人という数字は推計で少し変動もあるようですが、マラリアは年間、人間が人間を殺す数以上の人間を殺しているわけです。なんか人間ということばがいっぱいでてきてわかりにくくなりましたね。
そして、蚊の脅威は日本にも確実に迫ってきています。日本では2014年に蚊によって伝染するデング熱がはやりそうになりました。マラリアよりは危険性は低いものの死の危険性はあります。
デング熱が日本にきて、次に来るのはマラリアかもしれません、マラリアが日本にくるとどれだけ被害にあうか想像しただけでも恐ろしいです。
蚊が年間に殺す人間の量は725,000人と発表されています。
この数は、蚊以外の人間を殺したすべての生き物を足しても蚊を上回ることができないと言われています。
蚊は一見、危険生物ではないようですが、世界で一番危険な生物と言えるのです。
蚊は、雌しか血を吸うことはないため危険なのはメスの蚊のみであるが、飛んでいる蚊をこれは雄でこれは雌など簡単に見分けることができないので、全ての蚊を危険だと思った方がいいんです。
☆蚊の痒みを軽減させる為の知識を少し紹介しておきます。
蚊に刺されると痒いのは、蚊の唾液によってアレルギー反応が起こるためであり、蚊は初めに人体に唾液を注入し、血と一緒に唾液を吸い出すため、血を吸わずに逃がすより完全に吸わせて殺した方が 痒みが少なくて済む。
そして 吸っている蚊を たたく場合も上からたたくのでなく、横から弾くと体に唾液が入らずにかゆみが減少するようです。