お守りとは、どういう物なのでしょうか?
何となくはわかるけど、きちんとわからない・・・・。
日本でお守りと言うと巾着袋のなかに何かを入れてお守りにするようなことが多いみたいですね。
海外では、宗教の象徴をかたどったものや、動物などの骨や歯、爪などや植物、または金属や石などお守りにするなど さまざまなものがあります。
ここでは基本的に日本での「お守り」について説明していきます。
あなたは、お守りをお受けなったことがありますか、わたしは子供ころに親にお守りを授与してもらった記憶があります。
一部の人は 上の言葉に違和感を感じると思われるかたがおられるのではないでしょか?
私も先ほどまで気づかなかったのですが…。
神社は、お守りを売っているわけではないらしいのです。
お守りを授与しているというのが適切なのです。
そして 私たちはお守りを買ったのではなく お受けしたのが正しいんですね。
危うく、誰かに注意されるところでした。
では、なぜお守りを売ったではなく授与なのでしょうか?
お守りは、まず収益事業ではありません。
収益事業でないということは、お守りは非課税なのです。
売っているわけではないので非課税だというわけなんです。
私たちは、お守りをお金で買っているのではなく、お金を納めることによってお守りを貸していただいているというわけなんです。
通常、お守りとは、守札のことを指します。
守札は、何かよいことがあるように願ったり、健康を願ったりするもの、魔除けや厄除けなど さまざまなものがあります。
守札と同じで開運を願ったり、厄除けなどの効果があるとされる「おふだ」と「お守り」この二つの違いとはなんでしょうか?
お守りは、個人や動く物を加護するものであり、一般的に常に持ち歩くべきだとされます。
これに対して おふだは、固定空間の加護するものなのです。
そのため 基本的におふだは、もって歩くべきものでなく家に飾っておくものになるわけです。
お守りと言えば 神社やお寺など双方にありますが、さてどちらが最初に始めたのか?
私としては、お守りと言えば神社なような気がしていたため、神社がお守りの起源なのではないかと思っていましたが違いました。
諸説あるようですが、お守りの起源は陰陽道にあります。
陰陽道の護符と呼ばれていたものが、お守りの起源で お寺と神社がそれらを取り入れたようです。
さて お守りですが、皆さんはお守りを何年ぐらいもっているでしょうか?
お守りは、基本的に一年が期限です。
理由は1年たつと悪い気に触れて本来の効果がなくなってしまうらしいのです。
そうなったら新しいものを授与してもらわなければ意味がないという事になるんです。
しかし 期限には一部例外があります。
それは受験や安産などのお守りです。
このお守りは、受験が終わるまで子供が生まれるまでを期限としているお守りですので目的が終われば返還しないといけません。
お守りは、ゴミ箱に捨ててはいけませんよ。
理由としては、あくまでもお守りを授与していただいている立場でありますし、神様から預かったものなので 勝手に捨ててはいけないって事です。
だから お守りは、きちんと返還しましょう。
返還するときの注意点としては神社でもらったものは神社へ、お寺でもらったものはお寺に返しましょう。
また 神社は基本的にどこの神社に返していただいても良いようですが、お寺は宗派が違うと失礼に当たる場合がありますので注意しましょう。
お守りの中身は基本的におふだや木だそうです。
なぜ お守りの中身を見てはいけないのかと言うと中に入っているご利益が逃げることや、木や紙が入っていると信仰心がうすれるためだと言われています。
お守りの中には、神様の力が入っていると思って大切に扱うのが良いとされます。
信じるものは救われるっていいますよね。
最後になりましたが、お守りは神様から預かったものと思い、授与していただいたのであれば大切に扱ってください。