夏といえば、〇〇・・・。どんなワードが思い浮かぶでしょう。
やはり夏といえば、「花火」ですよね。大人も子どもも、心がワクワク・ドキドキ。
そして、花火ってキレイですよね。花火を嫌いな人もいるかもしれませんが、私は花火が好きです。
花火というと花火大会で夜空に大きく「ドカ~ン」という花火を想像する方が多いと思いますが、手に持ったり、仲間や家族で楽しむオモチャ花火も捨てた物ではありません。
花火大会で花火を見ているとなぜか心が躍りますよね。
家庭用のオモチャ花火もみんなでワイワイと楽しい物です。
なんだか急に花火が見たいやりたい気分になってきました。
そんなこんなで花火について調べたいと思い花火に関する情報を収集してみましたので、ご紹介していきます。
☆花火を楽しむ為に花火を知ろう!
〇花火の色は、なぜ変わるのか?
花火は、いろいろな色があっていいですよね。
花火の色の変化が花火の楽しみでもありますが、花火の色はなぜ変わるのか?
もちろん花火の色は、絵の具などの着色料で色を変えているわけではありません。
花火の色は、金属の炎色反応を利用して変えているんです。
金属によって燃える時の炎の色が違うんです。
だから 花火は、いろいろな色に変化させる事が出来るんです。
例えば赤色の花火を作るなら炭酸ストロンチウムという物を原料にしますし、緑色の花火なら硝酸バリウムという物を原料にするんですね。
最近の花火は、いろいろな金属を混ぜることによって微妙な色合いに変えられるようになったので、花火で多彩な色を実現することが出来るようになったんです。
花火職人さん達がいろいろな金属を配合し実験して、いろいろな色の花火を開発しているって事なんです。
〇花火のかけ声「たまや~」って何?
花火大会などで大きな花火が上がった時に、「たまや~」って、かけ声をしている人を見かけた事はありませんか?
なぜ花火が上がると「たまや~」というかけ声をするのかというと、江戸時代の有名な花火屋の屋号が「玉屋」だったから、キレイな花火が上がると花火屋をたたえて屋号を叫んだと言われているんですね。
そして 江戸時代には、もう一つ有名な花火屋があり、その屋号は「鍵屋」でした。
だから 花火が上がると「かぎや~」というかけ声をする人もいるようです。
是非 花火を楽しむ為にも 花火大会の時に「たまや~」「かぎや~」と叫んでみてください。
〇花火はいつ頃からあったのか?
花火の起源は、ギリシャ・ローマ時代にさかのぼるという説もありますが、現在のような花火になったのは、13世紀頃のイタリアと言う説があります。
きちんとした花火の起源はわからないって事ですね。
花火は日本へ15世紀に鉄砲などとともに一緒に伝わり、徳川家康が花火作りを命じて娯楽用の花火が作られたと言われています。
だから 日本で初めて打ち上げ花火を見た人物は徳川家康と言われているんです。
その後 花火が江戸中で流行ったそうです。めでたしめでたし。
〇花火には、慰霊・悪病退散の意味合いがある?!
徳川吉宗は、飢饉と悪病払いの為に幕府公認の花火大会をしたと言われています。
そして 有名な隅田川の花火大会は、1732年に起きた大飢饉と疫病で亡くなった人々の慰霊と悪病退散を祈って行われたと言われています。
花火は、娯楽だと思っていましたが、慰霊・悪病退散などの意味合いもあるんですね。
花火について、いろいろと説明してきましたが、やはり我々が簡単に花火を楽しむ為には、オモチャ花火ですね。
〇色々なオモチャ花火!
ネズミ花火で遊んだ記憶はないだろうか?
ネズミ花火は、いろいろな方向に移動していきますが、なぜか人のいる方に移動するような感じがしてしまい「ドキドキ」「ワクワク」して楽しいです。
たぶん偶々ですが、またそれが面白いところでもありますよね。
ネズミ花火も進化しているんです。
ネズミ花火の進化系には、コマ花火と言うもがあります。
コマ花火は、本体がコマ上になっているためネズミ花火以上に回転する花火なんです。
なんだか想像するだけでワクワクしてきませんか?
そして そのコマ花火の進化系がUFO花火です。
コマ花火に扇風機のようなフィンをつける事によって、回転した力で飛び上がるという花火です。
ネズミ花火が飛び上がる時代が来たようです。
しかし UFO花火をやる場合は、平な広い場所でやらないと思わぬ場所に飛ぶことがありますので、特に注意が必要です。
そして 家庭用のロケット花火もキレイで楽しいといえます。
ロケット花火は、その名の通り火をつけるとロケットのように飛んでいく花火ですね。
しかし ロケット花火は、かなり広い場所でする必要もありますし、撃った後のゴミを回収する事も大変になるので、そこがネックといえます。
ロケット花火をする場合は、広い迷惑のかからない場所でして、きちんとゴミを回収する事を忘れずに!
最後にオモチャ花火と言えば やっぱり線香花火ではないでしょうか?
子供の頃は線香花火の良さが、いまいちわからなかったので、一番面白くない線香花火を、なぜ一番最後にやって、なんだか面白くない終り方だと思っていました。
しかし 大人になったからでしょうか、線香花火で花火を終わらせると落ち着いた気持ちで花火を終わらせる事ができるので、いい感じに思えている今日この頃です。
線香花火は、牡丹、松葉、柳、散菊と四段階に火がうつり変わるとされています。
線香花火の火のうつり変わりを植物にたとえて楽しめるんです。
・牡丹は、火を付けて最初に「玉」ができる時。
・松葉は、「玉」から火花が飛び散る美しい時。
・柳は、火花が下に伸びる時。
・散菊は、火花がほとんど無くなった時。
こんな感じで、線香花火は、四段階楽しめるんですね。
線香花火をすることがあれば、四段階変化を楽しんでみてください。
もっと花火を楽しんでみませんか?